J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

チャリティー活動の実施について

2017-09-20 00:47:03 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日の九州ダービーで上位福岡さんとドローに持ち込んだ熊本さんですが、残留争いし烈な事になってますね。当ブログとしてはどこも残って欲しいし、頑張って欲しいです。特に熊本さんは被災地のクラブとして、県民の大きな期待を背負った存在です。そんな熊本さんの2つの事例を紹介します。まずはチャリティーTシャツ。以下、引用して紹介。
           
【ロアッソ熊本選手会オリジナルTシャツ】
「選手会オリジナルTシャツ」は、9月3日(日)ファン感謝祭~10月1日(日)ホームゲーム(愛媛戦)までの予約販売のみとなります。「ロアッソ熊本選手会オリジナルTシャツ」の売上金の一部は、復興支援などの活動に利用させていただく予定です。予約受付方法は下記の通りです。」
「『ロアッソ熊本選手会オリジナルTシャツ』
【販売価格】3,000円(税込)
【商品仕様】
【カラー】ホワイト、ブラック、グレー 全3色
【素材】綿100%
【サイズ】S、M、L、XL、2XL 全5サイズ 」
引用:J2熊本公式HP

予約方法としては以下の4つ。
①9/3ロアッソ熊本ファン感謝祭・選手会Tシャツブース
②ロアッソ熊本オフィシャルショップ(9/6~9/30まで)
③オンラインショップ(9/4~10/1まで)
④スタジアム(ホームゲーム開催日)

 商品渡しについては、予約後からの発注となり、商品の渡し準備が出来次第、公式サイトなどで告知するとか。チャリティーグッズの話はいつ、どこで観てもいい話ですね。地域の公共財としての務めであり、Jクラブがよく似合います。まだ、未だかつてチャリティーグッズを作って売った事の無いところも、ぜひ今後そういう意識を高め努力をして参考にして欲しい話です。選手会というのがいいですね。よく出る話ですが、選手会があるのか無いのかわからないところ、毎年チャリティー活動を実施しているところ(某黄色いチームのように)といろいろありますが、そういう部分でもクラブの品格が出ているのではないでしょうか。ちなみに読者の皆さんの地元のクラブの選手会長が誰かご存じでしょうか?
 次は電力自由化で実現した共同企画です。以下、引用して紹介。 
             
【熊本電力による「ロアッソ電気」】
「この度、ロアッソ熊本ユニフォームスポンサーであります熊本電力株式会社様が、ロアッソ熊本との共同企画「ロアッソ電気」の運用を開始されます。ご契約いただきますと、今より電気代が安くなり、さらに電気代の一部がロアッソ熊本の活動資金となります。電気代が安くなり、ロアッソの支援にも繋がる「ロアッソ電気」、ぜひ、皆様のご契約をよろしくお願いいたします。
お問い合わせ先
・社名:熊本電力株式会社」
引用:J2熊本公式HP
熊本電力公式HP:https://kumamoto-energy.co.jp/

 熊本電気さんは昨年4月からの電力自由化で「九州電力よりも安い!」と話題の熊本の電力会社。公式HPを見ると、「ヴォルターズ電気」という商品もありました。調べてみると、今年7月に共同企画サービスをしてスタートされています。電気代は最大50%安くなるそうです。そして、熊本電力さんは昨年の熊本地震で復興支援活動をされていたそうです。そんな流れをくむ企画サービスですね。
 こういう「電気」は他に、湘南さんの「湘南電力」。何と会社になっていて、クラブの一つの収入源になっています。こちらにちゃんと記事にしてあります。あとは札幌さんの「エゾデン」。こちらも会社を設立。社長はJ1札幌の野々村社長です。電気の売上の一部を、道内のスポーツ振興や、クラブの若手選手の育成費用などに充当していくそうです。あとは地元の「水戸電力」に出資した水戸さん(また紹介しましょう)、他はちょっと覚えがないですが、J2クラブを中心に今後も増えてくるのでしょうか。プロ野球広島も中国電力と提携し、電力利用で溜まるポイントを入場券等に交換できるサービスがあるとか。中電ねぇ・・・
 熊本さんは、昨季の地震までは上位の方にいたのですが、再開後は順位が低迷し、今季は同じ流れで残留争いするまでに成績が下降気味です。頑張って欲しいですね。
 J2熊本関連⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160529
   〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140928
   〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130725
   〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120209
   〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090420
   〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071107

   〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060608
   〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051003 

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地域に溶け込む川崎フロンターレ72

2017-09-19 00:01:57 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 当ブログで考える付加価値の高いJクラブの二卿の一つ(もう1つは湘南さん)、川崎さんの久しぶりの事例です。紹介すべき記事が何も無かった訳ではなく、新しい事業が無かっただけで、今まで紹介させていただいた事業は、更にパワーアップされて継続事業として実施されています。一見いい事業でもいつの間にかやらなくなる単発事業を普段何度も見ている分、川崎さんの素晴らしさを実感します。記事も70って・・・改めて当ブログでの存在感の高さを実感しています。
 今回の新しい「ブルーパーク」という新規事業ですが、Jクラブがいかに地域を信頼してアウトソーシングできるかというお手本のような事例です。まずは地元神奈川新聞(カナロコ)の記事。以下、引用して紹介。
   
「サッカーJリーグ1部(J1)の川崎フロンターレ応援イベント「コスギブルーパーク」が16日、東急線武蔵小杉駅南口のこすぎコアパーク(神奈川県川崎市中原区)で初めて開催される。チームに関連したステージや模擬店で初タイトルを目指す同チームを盛り上げる。 チームのサポートカンパニーやサポートショップの有志でつくる実行委員会(宮田一信代表、約20人)の主催。ホームの等々力陸上競技場周辺で試合当日に行われるイベント「川崎フロンパーク」を駅前に移動したような催しで15店が出店。地元の和菓子店はチームマスコットのイルカと優勝をイメージした星をデザインしたようかん「イルカに星を」、印刷店はチーム公認の美少女キャラクター「カワサキまるこ」のグッズなど、それぞれチームに関連した商品を販売する。ステージでは、洗足学園音楽大学の声優アニメソングコースの学生によるアニソンライブや、声優の貝原怜奈さんらのトーク&ライブショーなどが行われ、フロンターレの応援歌も演奏される。宮田代表は「フロンターレは地域の一部になっている。地域の活性がクラブの力になるのでぜひ成功させたい」と話している。入場無料で、午前10時〜午後4時。小雨決行。」
引用:神奈川新聞(カナロコ)
コスギブルーパーク公式HP:https://www.shippo.co.jp/kosugi/

 サポーターによる応援イベントではなく、スポンサーやサポショ(有志)による応援イベントというのは25年のJリーグの歴史でも無いでしょう。実行委員会形式というのもいいですね。まさにお手本どおりのJクラブによる地域活性化イベントだと思います。イベント内容も脱線する事なく、チームに関連した内容を貫いているので、来る方もわかりやすい。代表さんの「(クラブは)地域の一部になっている。地域の活性がクラブの力になる」というセリフは、こういう部分で劣っているところにぜひ聞いて欲しいですね。クラブ公式HPに更に詳細が出ていました。フロンターレ日記と続いて引用して紹介。
   
「武蔵小杉周辺で川崎フロンターレを日頃から熱く応援してくれているサポートカンパニー、サポートショップの有志が集まり、9月16日(土)に東急東横線武蔵小杉駅南口そばにあるこすぎコアパークにて、川崎をより元気にするためのお祭りを初めて開催します。その名も「コスギブルーパーク」。川崎フロンターレも実行委員の一員として参加し、川崎のお店・企業と共に地域を盛り上げます!!
 当日は、サポートカンパニー、サポートショップがそれぞれで考えた川崎フロンターレに関連した飲食を楽しめたり、川崎フロンターレと関わりのある洗足学園音楽大学さんのアニソンライブや、カワサキまるこの声でお馴染み声優の貝原怜奈さんのトーク&ライブショーがあったりと、ステージイベントも盛りだくさん! サポーターにはたまらない、地域のお祭りだからこそできるイベント内容になっております!」
「イベント名 コスギブルーパーク 
主催 ブルーパーク実行委員会 
共催 コアパーク管理運営協議会 
後援 川崎市中原区」
引用:J1川崎公式HP

「川崎フロンターレを日頃からアツく応援してくれているサポートカンパニー、サポートショップ有志の熱い想いで実現することになった、中原区で初の記念すべきお祭りを開催します!!!」
「今年の冬に新丸子のサポートカンパニー「azzurro private salon」の宮田さんから「サポートカンパニー、サポートショップ同士が川崎フロンターレを通して繋がって、地域をもっと盛り上げていきたい。フロンパークのようなお祭りをしたい」とご連絡をいただきました。」
「これまでサポートカンパニー、サポートショップの方からこういったお話をいただいたことはなかったので正直、初めはイベントのイメージが湧かず、わくわく感よりも不安の方が多くありました。そして不安よりも「フロンターレと一緒に盛り上げたい」とフロンターレ愛と地元愛と熱意をもって話をもってきてくれた宮田さんはじめ、今後「ブルーパーク実行委員会」となるメンバーに感謝の思いが強くありました。また、フロンターレが地域の方々に認めてもらえている、と少し自信を持つこともできました。関わるサポートカンパニー、サポートショップ、サポーター、会場近くに住む方々を幸せにして地域活性化に繋がるイベントにしようと決めて、川崎フロンターレもブルーパーク実行委員会の一員となって、約半年間ミーティングを積み重ねてきました。
 今回出店される方々へのオファーは他の実行委員会のメンバーにお任せしました。自分たちの仕事もあるなか、空き時間をみつけては駆け回っていたそうで、見事に同じ熱意を持ったメンバーが集まっています(笑)イベントの内容も全て自分たちで考え、地元有志の方々の手作り感満載のイベントになっていますよ。場所は武蔵小杉駅近くにある「こすぎコアパーク」、時間は10時から16時。」
「15時から「ビンゴ抽選会」を実施! コスギブルーパークに携わるサポートカンパニ、サポートショップから集まった景品のビンゴ抽選会をします。フロンターレからは選手の直筆サイン入りスパイクをご提供させていただきました。
 当日、各お店でスタンプラリーカードをお配りしています。スタンプをすべて集めた方は、フロンターレブースにお越しください。そこでスタンプラリーカードと引き換えにビンゴカードをお渡しします。」
引用:J1川崎「フロンターレ日記」

 いいですねー チームを応援してもらうイベントなのに、クラブはあくまで実行委員の一員。まさに地域を信じてアウトソーシングする先進的な事例。以前にどのカテゴリのどこだったか忘れましたが、地域からいろいろとコラボ企画を提案されても、その都度却下している事例を見かけた事があります。「アウトソーシングできない人達」と陰で言われていたっけ・・・今は少しは運営体質が改善されているのだろか。地域や支援者を信じれなかったら、逆に信頼もしてくれないし、馴染みもどんどん薄れてしまうという事でしょう。まさに百年続かずに消えていくところか。Jクラブにはまさかそのレベルのところは無いと信じていますが、川崎さんのはそれとは真逆に最先端を突っ走っていて、加速している気がしますね。いつも眩しい存在です。

 代表さんのお店の公式HPを観てみました。素晴らしい。まるでクラブ直営店のような内容でした。まさに身も心もクラブと一体化していました。
 今回のイベントの細かいレポはサポーターが主催するFBのグループページにあります。どんなグループかというと、サポーターとサポショやサポートカンパニーが一緒になって盛り上げるページで、詳しくはFBグループページから引用して紹介。

「川崎フロンターレのサポーターとサポートショップ・サポートカンパニーが一緒になって、チームはもちろん、川崎を盛り上げていくためのグループです。フロンターレLOVEな方やお店はもちろん、フロンターレをあまり知らなくても、サッカーで盛り上がるまちが大好きな方も是非ご参加ください。サポーターだから出来ること、サポートショップだから出来ること、一緒に力を合わせたら出来ること、自由にコミュニケーションをとりながら盛り上がっていきましょう!」
引用:FBグループ「フロンターレ サポ♡サポショ

 単なるサポーターサイトではなく、チームを応援する店舗や企業とともに盛り上げようという画期的な試みです。実際よく読んでみると、宣伝PR色は少なく、サポーター個人レベルでの書き込みが多かったかな。それでもサポショに登録すれば、こういう交流サイトでもPRできるメリットを提供できる訳ですから、クラブ運営に協力しています。
 サポショについては、当ブログでも大昔から取り上げているテーマ。こちらの記事をご覧下さい。残念ながら地元のJ2岡山にはありません。今やサポショを導入していないクラブを探す方が難しい状況ですが、いつか岡山のホームタウンも川崎のような街になって欲しいですね。
J1川崎関連:717069686766656463626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221

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次に向けて頑張りましょう162

2017-09-18 00:01:48 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、EVER№12で開催された、ファジのアウェー徳島戦のPVに参加してきました。試合の後の時間に市内近くで用事があったために、EVERさんにお邪魔しました。台風の雨という事で、ずっと歩いて足元がずぶ濡れになるのも面倒臭かったので、初めて岡電で大雲寺付近まで行きました。いいですねー 前にもめぐりんという利用しましたが、便利です。元々歩くのは好きですが、この便利さを知ってしまうと、運動不足が増えそうです。
 マスター曰く、いつもの10人くらいの常連さんがみんな現地へ行って、この日は空いていると。それでもカウンターは埋り、テーブル席にも少しお客さんがいました。隣に来たのが岡山サポ歴は3年くらいという若いマリノスサポB氏。そういえば、夜に柏対マリノス戦ありますねと盛り上がりました(結果は苦しいドローでした)。今季の岡山はどうかという話になった時に、マスターは開幕前の予想が残留争いなので、上出来ですと。当ブログは選手層の薄さから現実的には1ケタと2ケタを言ったりきたりと思っていましたが、マスター結構辛いなと。
   
 試合ですが、ざっくり言った試合の感想は、前半(途中まで)は勝ち試合で、後半(正確には前半終盤から)は負け試合。でも見応えのある試合でした。B氏もスコアはともかく、両チームとも90分休まずに力を出し切った試合は観ていて楽しかったと。この日は赤嶺選手が先発で、ほぼ調子が良かった時期に戻ったような布陣。言い訳が効かない負けられない試合でした。前半にいぶし銀の澤口選手が見事なボレーシュートを決めて1-0。いつもなら後半に追いつかれてドロー。勝つためにはもう1点取れば決まると言っていたら、赤嶺選手もナイスなシュートを決めて2-0になって、この試合は決まったと誰もが思っていたのでは。
 後半に入ってPKを献上しても、まあ1点返されただけだと思っていましたが、前半修了間際に追いつかれてから嫌な流れになっていました。2点取れば勝てたはずなのにこんなはずじゃ・・・と。そして逆転弾を入れられると、一気に負けモードになってしまう。でも、追いつくという形で不敗パワーを発揮しました。3点目を取って追い付けた事を評価すべきなのか、3失点を食らった事を批判すべきなのか、昨日の試合は難しい。個人的には赤嶺選手が先発してもこうなってしまう。やはり、赤嶺選手頼みの流れを早く脱却して、トータルで強くなるべきと思います。加地選手も出場しました。あとはパク選手か。石毛選手のベンチ外がちょっと気になる。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「死力を尽くした激戦は、両者ともに痛い引き分けという結果に終わった。立て続けに失点を喫して2点ビハインドの状況に追い込まれた徳島。それでも、馬渡、島屋がキレのある動きを見せて両サイドで主導権を握ると、前半のうちにスコアを振り出しに戻す。後半に入っても相手を押し込んだまま、後半17分には絶好調の山崎がネットを揺らしてついに逆転。だが、関戸に同点弾を沈められて終了となり、自動昇格圏内へ詰め寄るチャンスを逃した。対する岡山は赤嶺が巧みなシュートを決めるも、後半は沈黙。3試合連続でドローに終わった」 引用:スポーツナビ
J2採点
 チーム:6、一森:5.5、久木田:5.5、篠原:5、喜山:5.5、澤口:5.5、塚川:6、関戸:6.5、三村:6、片山:6、赤嶺:6.5、豊川:6
伊藤:6、大竹:5.5、加地:6、長澤監督:6

     
 今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ執念ドロー」というタイトルの記事の戦評です。
 相手の背後を巧みに突きながら奪った2点のリードをひっくり返され、敗色濃厚となっても、岡山は決してあきらめなかった。後半39分、片山選手の折り返しに、関戸選手が鋭く右足を振り抜き、執念の同点弾を突き刺して土壇場で持ち前の粘り強さを発揮。抜群の破壊力を誇る徳島さん相手にひるむことなく、真っ向勝負を挑んだ。2-2からの後半、「打ち勝て」の指示を受けて、赤嶺選手を軸に攻撃を展開。MF陣はセカンドボールを拾い、DF陣も攻撃参加し、堅守のチームが見せたアグレッシブさは新鮮。
 澤口選手の今季初ゴールなどで早々に2点を先制しながら、3連続失点したのは確かにもったいない。不用意に与えたPKで徳島さんを勢いづかせてしまった。ただし、今は昇格争いに踏みとどまれるかどうかの瀬戸際。極度の重圧の中でも硬くなることなく最後まで貫いた積極性は、長澤監督にとっては極めてポジティブな評価。
   
 山陽新聞さんは3点目を取って追い付いた事を評価しているようです。順位は変わらずに10位のまま。6位までは勝ち点差4点と広がった様子。次節勝てば最良で8位上昇だが、負けても最悪で11位に下がるだけか。次の相手は讃岐さん。当初の22位から連勝で降格圏を抜け出し、暫定18位まで上がってきました。首位湘南さん相手に0-1と健闘してるし。
 徳島さん強かったですね。後半の途中から、足元の技術では負けと思いました。お店でも今季、監督が替わってから徳島さんは別のチームになってパワーアップしていると話が出ていました。それでも1順目は岡山が勝っている。よくわかりません。相性もあるのかな。

 岩政選手のコラム「オン・ザ・ピッチ」に面白い事が書かれてありました。「ほんのわずかのチーム以外は6位ばかりを意識して一年を過ごしているように感じます」「多くのチームが6位を意識してリーグを戦うことによって6位前後で混戦になっているように思うのです」と。当ブログは大昔から一貫しています。「J1昇格はJ2優勝であるべき」と。プレーオフで上がっても、ボコられて連敗記録を作って恥をかいて帰ってきて、その後停滞。長い目でJ1に定着できるクラブになるためには、J2をぶっちぎりで優勝するくらい力を付けてからであるべきだと思っています。降格1年目でJ3に落ちた大分さんをいつも思い出します。
 長崎さんスゴイです。何と福岡さんを抜いて自動昇格圏の2位になってます。J1未経験クラブの快進撃なので、うらやましく思っているJ1未経験クラブたくさんあるでしょ。山雅さんもしっかり4位につけています。18位の金沢さん、名古屋さんを粉砕しましたね。ずっとDAZNで観てました。途中、元岡山の押谷選手登場。矢島選手(J1浦和)も中林選手(J1広島)もすっかりJ1の先発に定着してきてるし、昨季までの元岡山勢頑張ってますね。

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草の根運動36

2017-09-17 00:59:16 | 草の根運動

リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今年6月に山陽新聞朝刊に「岡山サッカーの歩み」という特集記事が連載されました。岡山サッカー界の本当の創世記から現代まで詳しく書かれていました。当ブログとしては、'05年頃の「岡山からJリーグを」運動が本格化した頃から覚えています。最近の情報は読者の皆さんもよくご存知だと思うので、今回はその中の「第2部 ファジアーノ編」のJリーグへ昇格までの記事を順番に引用して紹介していきたいと思います。第2回の今回は「② 誕生へ」から。以下、抜粋して引用させていただきました。
            
「岡山にJリーグをつくろう会」の活動は、チームの母体に見込んだ川崎製鉄(倉敷市)の神戸移転(1995年)が痛手となり終息をみる。だが、サッカー関係者の気持ちは枯れていなかった。新世紀を迎えた2001年ごろ、Jチーム創設に向けて再び動きだす。
 つくろう会のアプローチが「草の根」なら、今度は「国体」がキーワードだった。43年ぶりとなる岡山国体が05年に迫り、スポーツ環境の整備が各方面で進んでいた。
 サッカーとの関わりでは、県陸上競技場(岡山市)が大規模改修されることになり、Jリーグ公式戦を開催できるめどが立った。国体強化選手として優秀な人材を県外から集める方針も早々に打ち出されていた。
 さらに、一足早く開かれる日韓ワールドカップ(02年)でサッカーブーム再来の気配。世間の理解も得られやすい。条件はそろっていた。「地元国体に向けて強豪チームをつくり、将来的にJ入りを狙おう。このタイミングを逃してはいけない」
「岡山県サッカー協会の面々が立ち上がった。まず核となるチームが必要だった。真っ先に候補に挙がったのが中国リーグの古豪・三菱自動車水島。ただ当時監督の熊代正志(61)=倉敷市三田=は「企業チームでやっているのをいきなりやめてJを目指すというのは思い描けなかった」。チーム名から「三菱」がなくなることへの抵抗も少なくなかった。
 県リーグ1部にいた複数のチームには「趣味でやりたい」などと断られた。ゼロからの立ち上げでは国体に間に合わない。教会関係者が次の手を模索する中、神戸へ去った川鉄のOBらでつくるクラブチーム「RFK(リバーフリーキッカーズ)」が手を挙げた。チームには川鉄から移行した「ヴィッセル神戸」に在籍した選手もおり、高みを目指すにはうってつけだった。」
「メンバー約40人も大半が賛成意見だった。遠征費などの活動資金がネックとなり、「チームの維持が難しくなっていた」(柴岡)という事情もあった。Jチームの監督ができる資格を持つ就実大の山下立次(現・岡山県協会会長)が初代監督を引き受け、03年9月にチームの運営母体を設立した。RFKは翌04年から「ファジアーノ岡山」と名前を変更。Jを目指す新たなチームの誕生が決まった。
 チーム名は、桃太郎にも登場する県鳥のキジが由来。英語やフランス語をヒントに「フィーサント」「ファイサン」も候補に挙がったが、一番呼びやすいイタリア語に落ち着いたという。
 キジとともに三つの星が描かれているエンブレムは、チーム最年長でデザインが得意だった丸野勝一郎(48)=同市連島町新田=が考案した。「Jリーグ入り、地域密着、岡山のレベル向上という三つの目標に向かって羽ばたいていこう」と込めた思いを説明する。」
引用:山陽新聞(上左画像参照)

 今回の記事に名前が出ていたMさん(現某市議)には、NPO法人ヒューマンスポーツクラブ時代に、同志として本当にお世話になりました。当時は某市役所職員なのに、本職と掛け持ちで事務局長として尽力され、「岡山からJリーグを運動」について、運動を生活を犠牲にして取り組まれていた事を思い出します。SさんはRFKの監督だったのですね。当時役員会やグッズ委員会でご一緒しましたが、本当の草創期の功労者だったのですね。
 「岡山からJリーグを」運動は、つくろう会の終焉で一旦はリセットされましたが、その後岡山国体を機に再び気運が盛り上がっていきました。つくろう会の影響は大きかったと思います。つくろう会は確か「カモンJ」という呼び名だったと思いますが、今回の山陽新聞さんの記事には出てきませんでしたね。 
 あと、岡山国体に向けて、メイン競技場をどう整備するかという議論がまず起こった事を記憶しています。別の場所に新スタジアムを建設する考え方もあったようですが、建設費の縮小のために、県陸上競技場の改修に至ったと聞いています。これがもし新スタジアムとして郊外にできていたらどうなっていたでしょうか。チャレンジ1どころか、平均6千人目標とかのレベルだったかもしれません。お金が無くて改修した事が、結果的に駅前スタジアムになってしまったという事で運がありましたねぇ。
 RFKは1975年の設立と実は古豪でした。受け皿チームとして、水島さんに声をかけたが断られたという事ですが、例えば少し経ってから水島さんが「やはりJを目指す」という事になっていたら、県内に2つJリーグを目指すチームができていました。前にも書きましたが、ひょっとしたらファジアーノ岡山になった後に、合併という流れで岡山ユナイテッドになって消えていたかもしれません。あくまで超極端な空想ばなしですが。名前もフィーサント岡山とか、ファイサン岡山になっていたかもしれないのですね。
 エンブレムのデザインは丸野選手だったのですね。何となく聞いていましたが、思い出しました。3つの星は「Jリーグ入り」「地域密着」「岡山のレベル向上」という三つの目標だったようですが、他にも羽の数や尾っぽの数、チームカラーのワインレッドは確かキジが威嚇する時の目の色と聞いたような、いろいろといわれがあるようですが、ぜひ調べていつか紹介したいと思います。
 一つ思うのは、当時3つの目標に向かって尽力された県協会の方々は、今のクラブ(運営会社)がどう映っているのか聞いてみたい点。成績や経営数値だけでなく、地域密着度やJリーグ百年構想の達成度など幅広い分野で。山下初代監督(現県協会会長)とは、ごくたまにセミナー等でお会いしていましたが、当ブログと価値観はほとんど同じ印象です。O前会長(元専務理事)も同様。③に続く。
岡山サッカーの歩み①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170910

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日本代表のこと・・・374

2017-09-16 01:59:48 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 ロシアW杯出場が決まり、今度は組み合わせと、本番に向けての強化試合でどんな相手と戦うのかに注目が移っています。先日、10月の国内での国際親善試合の相手が決まりました。そして、11月は海外に遠征するとか。昔から国内の国際親善試合の相手が格下ばかりで批判が出ており、当ブログでも昔、日本代表の一番の強化策は強豪相手といかに試合するかと書いた事があります。ただ、実際は制約もあるようで、今後も理想的なマッチメイクはそれ程望めない様子。そんな中でTHE PAGEで面白い記事を見つけました。以下、引用しながら紹介。
   
【なぜNZとハイチ?ハリルJ格下チームと親善試合マッチメイクの賛否】
「国際親善試合の相手がニュージーランド及びハイチ両代表に決まり、前者が10月6日に豊田スタジアム、後者が同10日に日産スタジアムと、ともに日本国内で行われることが物議を醸している」
「しかし、国際親善試合をマッチメークするうえで、10月の国際Aマッチデーウイークに関しては強豪国の胸を借りるのも、日本国外で戦うのも、いずれも極めて難しい状況となっている」
「国際Aマッチデーウイークは最大で2試合しか行えず、しかも10月はすべての大陸でワールドカップ予選がたけなわであることが第一としてあげられる。ヨーロッパおよび南米の予選、そして北中米カリブ海の最終予選のラスト2試合が組まれている。 強豪国で対戦可能なのはワールドカップ開催国のロシアと、10月は最終予選を各国がそれぞれ1試合しか行わないアフリカ勢となる」
「国際サッカー連盟(FIFA)は2014年から規約を改正し、ひとつの国際Aマッチデーウイークで国際Aマッチを連続して行う場合は、同一大陸内で開催することを義務づけている。
 直近の日本を例にあげれば、6月7日にシリア代表との国際親善試合を味の素スタジアムで、イラク代表とのワールドカップ・アジア最終予選第8戦を中立地テヘランと、ともにアジア大陸で戦っている。このときも「なぜシリアなのか」という声があがった。しかし、FIFAの規約では日本がアジア以外の地で親善試合をしてからテヘラン入りすることはできないし、強豪国を日本へ呼ぼうにも、その国が6月に続けてアジアで戦いわない限りは不可能となる。ゆえに中国代表とのアジア最終予選を13日に中立地マレーシアで控え、体格や戦い方などがイラク代表に似ているシリアに白羽の矢が立てられた経緯がある。
 6月の段階でワールドカップ出場を決めていたイラン代表は、開催国ロシアに乗り込んでの国際親善試合が内定しているという。ただ、10月にもう1試合行うには、場所はヨーロッパでなければいけない。5日の最終戦で辛うじて9大会連続の出場を決めた韓国代表は、10月10日にフランス・カンヌでチュニジア代表戦を行うことが決まった。同7日に予定しているもう1試合の相手は現在調整中だが、やはり会場はヨーロッパに限定される。おそらくイランも韓国も2日に最終予選10試合がいっせいに行われ、10月はその後の予定がないアフリカ勢をヨーロッパに招く形となるはずだが、そこまで無理をしてアフリカ勢と戦うメリットもない。」
「新戦力のチェックをはじめとする明確な目標があれば、日本国内で腰を落ち着けて2試合に臨んでも決してデメリットは生じない。しかも、ネームバリューこそないが、ニュージーランドもハイチも一概に格が落ちるとは言い難い。」
「10月シリーズでチームの層を厚くしたうえで、11月シリーズで満を持して強豪国に挑む。ターゲットはヨーロッパの9グループを1位で突破する9ヶ国のいずれかになるだろう。現時点ではグループHのベルギー代表以外は、ヨーロッパ予選の大勢はまだ決していない。1位通過を前提としてすでに水面下で始まっている下交渉を含めて、11月シリーズでは日本サッカー協会のマッチメーク力も問われてくる。」
引用:THE PAGE

 なるほどという内容でした。国際Aマッチデーで2試合開催する場合は同一大陸内で行わなければならなく、10月で対戦可能なのはロシアとアフリカ勢のみといろいろ条件が絡んでくるのですね。それで11月は海外遠征予定となり、この時にどこまで海外の強豪国とマッチメイクできるかですね。
 当ブログでは以前に日本代表の強化策は、どれだけ強い国と強化試合ができるかと書いています。ただ、過去のマッチメイクはスポンサーを喜ばすために、国内で格下とやって快勝する試合ばかりで、強化とはいえなかったとも書いています。ハリル監督の希望がどれだけ通り、どれだけ強豪国と対戦できるか、お手並み拝見です。
 10月の相手のFIFAランクでは、44位の日本に対してニュージーランドは123位、ハイチは55位となっており、確かに格下ですが、11月の海外遠征に期待して、この時は新しい選手の台頭を期待して観ましょう。

 と、昨日書いていたら日刊スポーツに、日本協会が、11月6~14日の間にブラジル、フランスと欧州で国際親善試合をする方向で最終調整中であることが15日、分かったとありました。いい流れで良かったです。

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研修会・勉強会14

2017-09-15 00:01:39 | ファジアーノ岡山

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今朝の山陽新聞を読んでいたら、地元J2岡山の地域貢献の記事が出ていました。こういうテーマでは、普段当ブログではそれほど取り上げる事が多くないため、地元の貴重な事例として注目しました。ざっくり言うと、チームスポンサー企業主催で、ファジをテーマに地元学生と若手社会人に呼びかけて、ビジネスに役立つ研修会を開催したという事でしょうか。最初知った時は地域性が高いものかと思ったのですが、どちらかといえば学生色が強い印象を受けました。引用して紹介。
         
【ファジ新規事業“提案” 地域活性化テーマ 学生、社会人が研修 総社】
「サッカーJ2ファジアーノ岡山を応援する大学生とスポンサー企業の若手社員らがリーダーシップや組織づくりを学ぶ研修会が12、13の両日、総社市で開かれ、「Jリーグを通じた地域活性化」をテーマに新規事業の企画・立案やプレゼンテーションに挑戦した。
 学生サークル「ファジピスタ」に所属する岡山、岡山理科、就実大の学生や県内12社の若手社員、J1ガンバ大阪でインターシップ(就業体験)を行う大手門学院大(大阪)の学生ら約100人が1泊2日で参加した。
 学生と社会人による7つの混成チームに分かれ、観客動員の実情や地域の特性を分析。13日の成果発表で、ファジアーノと学生が共同で新ブランドを開発▽選手参加のイベント開催▽学生と企業が共同で新商品を販売-といった新規事業を“提案”した。」
引用:山陽新聞朝刊(9/14)
   
 この「学生と社会をつなぐイノベーターズ・アカデミーin 岡山」という事業の主催は、学生塾の能開センター等を展開するスポンサー企業の、㈱ワオ・コーポレーションで、この会の前に第1回として3月に、閑谷学校で実施されていますね。こちらの事業概要を見ると、会場はサントピア岡山総社。対象は大学生および次期リーダー層の社会人で、特に「Jリーグに関わる地域の活性化に貢献したい方」とありました。協力として、J2岡山と大手門学院大、J1・G大阪の名前が入っていました。Jクラブのバックアップの元に開催されていていいですね。もう少し情報を追ってみましょう。

【今回の開催内容】
「株式会社ワオ・コーポレーションは、2017年9月12日(火)~13日(水)の2日間、Jリーグを盛り上げ、地域を活性化できるリーダーを育成する課題解決型のワークショップ『イノベーターズ・アカデミー・イン岡山』を総社市の「サントピア岡山総社」にて開催しました。」
「プログラムの最後には、社会人と学生の混成7チームに分かれて、“地域活性を目的に、Jリーグを絡めた新規事業の提案”をテーマにプレゼンテーションを実施。「岡山デニムを全国へ」をテーマに発表したチーム2班が、「地場の産業を活かした具体的で実現可能性の高いアイデア」と高評価を受け、見事優勝!」
引用:プレジデントオンライン

【イノベーターズ・アカデミー」について】
「株式会社ワオ・コーポレーションが、Jリーグの繁栄・地域活性化を目的に、独自開発した研修プログラム。学生にとっては、就職後に求められる企画提案力・コミュニケーション能力を高められる良い機会となり、若手社会人の方にとっては部下育成のスキルを身につけられる内容となっています。」
引用:プレジデントオンライン

【大手門学院大について】
「追手門学院大学は2010年にガンバ大阪とパートナーシップ協定を締結。昨年からはJ1チームとしては最大級のインターンシップを実施しており、延べ600人の学生がホームゲーム20試合の会場整理を行っている。」
引用:大学プレスセンター

 こういう企業であれば、こういう事業も納得です。岡山の地元スポンサーと今まで思い込んでいましたが、実は大阪の会社だったのですね。それでもいい取り組みだと思います。当然クラブも協力者なので、今季はすでに無理としても来季は今回の優勝企画である「岡山デニムを全国へ」の新規事業をCスタで観れそうですね。デニムといえば倉敷。国産デニムの発祥の地として、伊東市長を筆頭にジーンズを着用した「ジーンズ議会」を開催するくらいに、倉敷市は地域資源として推進しています。J2岡山でも2つ目のホームタウンとして存在しており、倉敷デー(おっとそういえば23日ですね)を開催。若い人達が一所懸命に考えて提案してくれた新規事業案。当ブログとしては、そのうちにその「デニム」を取り入れてくれる事を楽しみに待ってみましょうかね。

 ちなみにこういう「シンポジウム」的にクラブを上げて取り組んでいるところとして、山雅さん(山雅ドリームサミット)の名前がまず出ます。新潟さん(サッカー楽会)もそう。本来ならば後援会を中心にこういう事業を取り組むべきなのですが、岡山にはありません。また、三位一体の支援としては、「企業」「行政」「市民」ですが、今回の研修会は「企業」の色が突出していますね。理想はきれいな三角形でしょうから、今後はぜひ行政や市民も巻き込んで、こういう取組をやって欲しいですね。当ブログでも、Jクラブの独自評価「Jクラブの付加価値」の中の一つ、「ホームタウンミーティング」として取り上げています。

 あと、こういう提案を受けた後のクラブの反応ですが、「あくまで参考とさせていただきます」「人員的に余裕がないのですぐにはできません」とやんわりスルーする場合と、「いいアイディアをありがとう」と事業化をスタートさせる場合の2パターンがあります。J2岡山は前者ではなく、後者になってくれると信じて、来季?楽しみにして待ってみようと思います。
さんデジ該当記事:http://www.sanyonews.jp/article/596209/1/

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スポーツ文化の素晴らしさ90

2017-09-14 00:01:24 | スポーツ文化・その他

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 サッカー以外のニュースなので、どうしようかと思ったのですが、結局書くことにしました。伊達公子選手が昨日、二度目の引退となりました。この方については昔から言いたい事があったので。いいタイミングだと思います。当ブログとテニスも無関係ではありません。過去に記事もあるし、2005年岡山国体のテニス競技決勝を観に、備前へ行っています。適度に汗を流せるちょうどいいスポーツですね。まずは今朝の山陽新聞の1面記事です。引用して抜粋します。
   
【46歳伊達 現役に分かれ】
「女子テニスの元世界ランキング4位で引退表明していた伊達公子(46)=エステティックTBC=が12日、東京・有明テニスの森公園で行われたジャパン女子オープンに現役最後の大会として臨み、シングルス1回戦で世界67位のアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)に0-6、0-6で敗れた」
「1990年代半ばに四大大会のシングルスで3度の4強入りと躍進した。96年に引退したが、2008年4月に37歳で現役復帰。09年に13年ぶりのツアー大会優勝を果たしたが、近年はけがに悩まされた。昨年に2度手術した左膝に加え、古傷の右肩に痛みが出たことで8月に入って引退を決断した」
引用:山陽新聞朝刊(9/13)

 伊達選手が'08年にカムバック宣言した時に、巷では激励などポジティブな意見が多かった事を記憶しています。「世界と戦うためではなく、若い選手へ刺激を与えるため」といったのがカムバックの理由。逆に引退した時の理由は「テニスが嫌だったから」であり、エキジビションマッチに出場してみて、結構プレーできたので、現役復帰する気になったと聞いてます。そして、(元)旦那さん(クルム氏)の存在もあると言っていた覚えがあります。子どもさんは無く、旦那さんに自分の良い姿を見せたかった事もあると口にしていたのをはっきり覚えています。でも今日、いろいろと情報を探った時に、昨年離婚されたのを知りました。人生いろいろです。それも再引退の後押しになったのかも。

 てな具合で、いろいろと情報を探すうちに、一つ発見しました。DAZNでその引退試合をやっていたのです。ダイジェスト版でしたが、しっかり観れました。遠目に見たら伊達選手は46歳には見えませんね。でも、プレー自体は精度が低く、よくネットにかかっていました。全盛期のプレー(ライジングショットとか)を覚えていますが、どうしても違いはあります。スコアもそんな数字ですね。試合後は満足したような満面の笑みでコートを離れました。DAZNありがとうという感じですね。サッカー以外の他のスポーツでも、こうした記憶に残る試合を時々観れます。
                  
 で、ここからが当ブログの論調です。
 カムバック宣言された時に、当ブログでは正直ネガティブな感情を抱きました。それよりも子どもを教えに全国を回るべきでしょと。同じ世代の松岡修造氏は「修造チャレンジ」で全国をコーチングで回り、その中にあの錦織選手もいたそうです。五輪世代、未来の伊達公子を育成するために、「教える」べきだと実感していました。私の背中を見てもいいですが、夢は与えられても、技術は伝わらない。その点、松岡氏は頑張りましたね。
 昨日引退された訳ですが、今後はぜひ育成に尽力して欲しいと思います。大阪選手という期待の星が登場していますが、ちょっと違うルートから出てきた逸材だと思っています。杉山愛選手以降、大阪選手の他に世界で十分戦える女子選手が出ていません。もし、'08年に現役復帰せずに、この9年間女子の育成に力を貸してくれていれば、大阪選手のような逸材がもっと活躍していた事でしょう。
 伊達選手はサッカー界とは無関係のように思われるかもしれませんが、そうでもありません。サッカー界にも少し関わっていました。確かそうだったよなぁと思って調べると、やはり出てきました。順番にいってみましょう。

【レッズランドアドバイザー就任】
「地域密着型のサッカークラブを確立してきた浦和レッズ。総合型スポーツクラブを展開し地域スポーツ文化を育むという取り組みに、これまでのテニスやスポーツの経験を通じて同じ思いを共有してきた私は、その趣旨に強く共感しました。このたび、レッズランドのアドバイザーを務め、またテニス部門のプロデュースも行うことになりました。スポーツを日常の一部にするため、地域の方々を含めて一緒につくりあげていきたいと思います」
引用:J1浦和公式HP

 まず思い出したのは、レッズランドのオープン当初(2005年)、テニススクールの講師を務めていたと記憶していましたが、実際はプロデュースするアドバイザーでした。Jリーグ百年構想を実現した施設で、伊達選手も関わっていたのです。その時のコメントでした。この時の思いは立派でしたが、その後の行動は現役復帰という形になってしまいました。

【日本サッカー協会就任】
「日本サッカー協会の役員改選で、ラグビー元日本代表監督の平尾誠二氏(45)と、今年現役に復帰した女子テニスのクルム伊達公子(37)の新理事就任が確実となっていることが10日、明らかになった。任期満了で退任する川淵三郎キャプテン(71)の後任として新会長となることが事実上決まっている犬飼基昭常務理事(66)が推薦した。日本サッカー協会理事に他競技の出身者が入るのは極めて異例。国際経験豊富なサッカー以外の人材を登用して幅広く意見を求めることで、協会の発展を図る狙いがある」
引用:日刊スポーツ

 個人的に記憶に残っていますが、JFA新理事就任早々、いきなり理事会を欠席したと話題になっていました。その年が実は2008年。つまり現役復帰に伴って、プロツアーに出場するために会議を欠席された訳です。この当時、やはりサッカー以外のスポーツからの理事は好ましくないような空気が漂っていましたね。そういえば、こんな話題もありましたね。いろんな意味で話題を提供してくれた選手でした。
 伊達さん、ぜひいつかJリーグ理事として力を発揮して欲しいですね。あなたが2005年に目にした総合型地域スポーツクラブは、今やJ1からJ3まで一部のクラブ(サッカーのみか、例えばチアスクールくらいだけとか)を除いてどこも何かしら取り組んでいます。ぜひ、そういうスポーツ文化の優れたクラブを回って、テニスの育成に尽力ください。もちろん、修造チャレンジのように独自でもお願いしたいです。 そして、世界で戦える女子選手を生み出して下さい。
伊達公子公式HP:http://kimiko-date.thetennisdaily.jp/
  〃   公式ブログ:https://lineblog.me/datekimiko/
    〃  公式FBページ:https://www.facebook.com/kimiko.krummdate

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海外サッカー事情について21     

2017-09-13 00:01:37 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 先日、時事通信で元日本代表で、J1磐田で活躍した藤田俊哉氏の記事が出ていました。当ブログでは、日本代表の究極の強化策は、監督の海外組を作る事という持論を持っており、極論として例えば、ヒデ中田氏が欧州で指導者としての道を歩めばいいのにと書いた事があります。そんな中で、ちょっとタイムリーな情報を知りました。以下、部分的に引用しながら紹介していきたいと思います。
   
【藤田俊哉の日欧蹴球比較論「日本のS級は欧州では無価値なのか。藤田俊哉が考えるライセンス問題」】
「FIFAの傘下にある6大陸、211の国・地域で取得したライセンスは、全てにおいて共通の価値があるのではないか? 指導者はそこから本人が考える方向へ進み、出した結果によって評価されればいい。多くの指導者もそのように感じているのではないかと思う。」
「そして近い将来、JFA(日本サッカー協会)の指導者ライセンスも“書き換え”をするだけで海外でも通用するようになれば、日本人指導者のヨーロッパ進出の可能性が大きく広がることになる。私は強くそれを願っているが、現時点でまだはっきりしたものはない。」

〔日本でS級を取っても、欧州では意味がない?〕
「私がコーチライセンスについての確認を始めたのは2013年。オランダに来る前からだから、もう4年以上経つ。名古屋グランパス時代のセフ・フェルフォーセン監督(セフさんはVVVフェンロの監督も経験)にも相談した。KNVB(オランダサッカー協会)とはVVVフェンロのディレクターが交渉中で、そのKNVBはUEFA(欧州サッカー連盟)とも交渉してくれている。しかし、なかなか色よい返事はもらえていない。
 理由としては、各大陸間のサッカーレベルの違いや各国のライセンス講習の内容、カリキュラムの違いなどがあるという。なので、それらを統一して考えることは難しいとの見解なのである。しかし各国のサッカーレベルはFIFAランキングでも示されているわけだし、W杯の出場回数などから計る方法もある。だからライセンスの書き換えに関して、最低限のガイドラインは作ってもらいたい。」

〔互換性がなければ、最初から欧州へ行くしかなくなる〕
「日本で時間をかけてS級ライセンスを取得しても、海外ではまた最初(一番下のカテゴリー)からライセンスを取り直さなければならないとなれば、トータルで20年は必要になる。ブンデスリーガで20代の指揮官が誕生するなど若い監督が増えている時代に、この状況が続けば、若いうちにプロコーチとしてヨーロッパに挑戦できる日本人など皆無となってしまう。
 もしライセンスが一切の互換性を持たないと決まれば、指導者として海外挑戦するならスタート時から海外でライセンス取得を目指す方がいい。その方が圧倒的に効率がよくなってしまうのだ。」

〔日本のS級は、UEFA Proと同等だと主張したい〕
「ヨーロッパに来て3年半、オランダが中心ではあるが各国で試合やトレーニングを見てきた。オランダコーチ協会に登録して研修にも参加した。VVVフェンロで行われたライセンス講習のサポートもした。ファン・ニステルローイによる「UEFA Pro」(UEFAの最高位)ライセンス講習での最終試験を見ることもできた。VVVフェンロの選手が参加しているライセンス講習(日本の「C級」ライセンスに相当)も見学した。それらを見た率直な感想は「日本との特別な違いは見当たらない」というものだった。」
「総合的に判断しても、日本のS級ライセンス講習のレベルは決してヨーロッパのライセンス講習に引けを取らない。
 これからも私は自信を持って、日本のS級ライセンスは「UEFA Pro」と同等だと主張していく。多くの指導者仲間が議論を重ねて今後の方向性を決定することが重要だし、ドイツやオランダにあるようなコーチ協会の存在も、今後は必要になってくるのかなと考えている。」

〔U-23監督のオファーも、ライセンス問題で不可能に〕
「今日まで4年間、ライセンス書き換えのスムーズに進まない交渉は続いている。」
「「S級」と互換性のある「AFC Pro」ライセンスから「UEFA Pro」への書き換えだけは実現に至っていない。ただ近々、VVVフェンロのサポートで再度交渉することになっており、その際には日本サッカー協会から書面でのサポートも頂いている。今回はオランダでの3年半のコーチ実績の証明を加えての交渉となる。」「この先どのようなジャッジが下るか全く想像もつかないが、これからもいろんな方法でトライしていきたい。必ず道は開けるはずである。もしそれがなければ、自分達でその道を作るという方法もある。これからも少しずつでも前へ進んでいくつもりだ。」
引用:Number Web

 藤田氏、オランダで頑張ってくれているのですね。何とか日本のS級ライセンスを欧州の「UEFA Pro」へ書き換え(同列)ができるように尽力されていますが、実現に至っていないようです。もし、これが実現すれば、日本のS級ライセンスを持った元J1の監督が欧州へ渡り、すぐに欧州のリーグの監督ができるというもの。個人的には、いつかそういう風に欧州のリーグから、その国の代表監督まで経験した人材が、日本代表監督に就任すると。無茶苦茶飛躍して例えると、いつかセリエAやラ・リーガのメガクラブでの監督経験を持つ日本人指導者が、大手を振って日本代表の指揮を執る日が来るという事です。そうすれば、もう少し日本代表も強くなるかもしれないと。上のコラムでは、まだ兌換性がないため、同じ土俵に載れずにもがいている状況です。でも、近い将来垣根が取っ払われる日は来そうですね。
 
 藤田氏について調べてみました。現役引退後、欧州クラブで監督をしたい気持ちがあったため、'13年にS級ライセンスを取得。その後オランダへ渡欧し、VVVフェンロのコーチに就任する予定だったが、オランダの就労ビザ取得条件が厳しく、ビザ申請が保留されてしまい叶わず。それでもVVVフェンロとオランダサッカー協会の協力を経て、'14年に単年のコーチに就任。'17年にオランダ2部で優勝を達成。'17年からイングランドのリーズ・ユナイテッドの強化部に移ったようです。藤田氏のように今度も一人でも多く、指導者の海外組が表れ、今のJリーグひいては日本代表に喝を入れて欲しいです。
藤田俊哉氏公式ツイッター:https://twitter.com/toshiyafujita28
  〃    公式FBページ:https://www.facebook.com/fujita.toshiya28/

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次に向けて頑張りましょう161

2017-09-12 00:01:39 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポです。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム町田戦の観戦に行ってきました。今回は浅口グループがみんな不参加。忙しいのか、それとも観戦よりも他の用事を優先されたのかは不明。移動中でいわゆるファジアーノロードを歩く。先日報道されたファジとシーガルズがデザインされたというマンホールを探す。でも、出てくるのは桃太郎、桃太郎・・・ 割合が少ないので、宝さがしかと思いました。まぁいいんじゃないかな。今回はシマカズ氏と久しぶりの登場の熊氏と観戦。
   
 入場前にシマカズ氏とスタジアム前広場を散策。レーシングカーの展示と、ファジステージでそれ関連のトークショーがあった模様。他に何か何度も見渡しましたが、やはり見当たらず。今回はそんなところか。
 チケット入場ゲートが混み合っていたAゲートから入場。TEAM AS ONE募金箱くんも元気そうでした。そのままバックスタンドのいつもの場所へ向かうが、混んでいて、結局かなりアウェー側に着席。町田さんのチャントがよく聞こえます。ドラムと指笛が特徴ありますね。特にドラムの音は入場前の外からよく聞こえていました。指笛もスタジアムいっぱいに音が響いていました。チャントもオリジナル?が多い印象。
   
 試合前に可愛いチアスクールの子ども達がピッチ横で並んで踊り、試合を盛り上げていました。選手整列後にFIFAデーという事で、両主将がリスペクト宣言していました。そういえば前日にタニ主将もやっていたので、全クラブ統一なんでしょう。その後、月間MVPを受賞した赤嶺選手の表彰。赤嶺選手は待望のベンチ入り。

 メインの方から「ファージアーノ!」という可愛い声のチャントが聞こえてくる。そうでした。あの位置は団体観戦エリアで、確か松ちゃん君もスポ少で来ているらしいので、あそこにいるんだと。子どもの声は通りやすいのか、向かい側に座っていたからか、本当によくチャントが聞こえました。みんなありがとう。未来のファジサポ達で、期待大です。
   
 イベント情報です。
 2009年SUPER GT 300クラスシリーズで優勝を飾ったLEXUS IS350を展示。運転席に乗車、写真撮影も可能。ファジステージで、レーシングプロジェクトバンドウの坂東監督権代表のトークショー。この日はJFAフットボールデーという事で、U-15チームが試合前にエキシビションマッチを実施。サッカー教室&試合観戦イベントという事で、補助陸で選手も参加するサッカー教室が開催されたとか。レーシングカーいいですね。どういう部分で岡山と絡むのか気になったので、調べてみました。SUPER GTのレースで2009年の第1戦が岡山国際サーキットで開催されたようです。そういう絡みでした。馴染みが今一つですが、これから馴染ませて欲しいですね。川崎さんみたいに車を滑走させたら立派なものですが。とそんなところか。

 試合の方ですが、キックオフ後に町田さんは一斉に前に押し出し、ラインをかなり前まで上げたので驚く。すごい、究極の前掛かりフォーメーションだと。とにかく、岡山側のエリアに町田さんが全員入り、前半はずっと岡山エリアでプレーしていました。今まで、パスミスなど正直上手くない相手だったら、「こんな相手に負けちゃあいけんぞ」と思ったものでしたが、昨日の町田さんは強かったです。やられるかと思いましたが、やはり最後の精度が足りていないようす。岡山も負けずに吹かしたりとか、プレーの精度は高くない状況。
 オルシーニ選手も相変わらず、プレーが安定せず。ところが待望の赤嶺選手が途中出場すると流れが変わりました。それまでみんな前掛かりだったのが、2人赤嶺選手にマークが付く。
 そんな中で、替わって入った大竹選手が、関戸選手のクロスからヘッドで先制。「クワシン化」ではないと、背番号10番活躍して欲しいですね。とここまでは良かったが、出てくる言葉が「魔の時間帯」。それでも、まぁ今日は逃げれるかと思っていたら、ロスタイムにCKから失点。やはり魔の時間帯にやられたかと。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「連動性の高い攻撃を展開する町田に対し、ホームチームはオルシーニを起点とした切れ味鋭いカウンターで応戦。互いのスタイルを押し出した前半は両GKの奮闘もあり、スコアレスで折り返す。後半はスペースが生まれ、途中出場の選手の活躍が目立ち始める。赤嶺が絡んだ決定機は高原のファインセーブに阻まれるも、後半38分に大竹が値千金の先制点を挙げる。これが決勝点になるかと思われたが、終了間際にCKから大谷にゴールを奪われてしまい、ドローで終戦。岡山はまたしても勝点2を失う結果となった」引用:スポーツナビ
J2採点
 チーム:6、一森:6、片山:5.5、篠原:6、喜山:6、澤口:5.5、塚川:6、関戸:6、三村:6、伊藤:5.5、オルシーニ:6、豊川:5.5
赤嶺:6,大竹:6.5

 山陽新聞朝刊の戦評です。
 前半は相手の高いDFラインの裏をシンプルに突き、効果的に攻撃。後半に赤嶺選手が入ると、ポストプレーからサイドが生き始めて先制。勝利目前の後半ロスタイムの失点。今季何度も繰り返された悪夢のような展開にフラストレーションばかりが募った。町ださんの交代策から長澤監督はセットプレー狙いを読んでいたとか。先制に成功し、着実に進んでいるように見えた勝利のシナリオは、最も警戒していたはずのCKで狂わされる。1点リードしての最終盤。細かい戦術、理屈を抜きに絶対に失点は許されないケース。万全の対策を講じてもやられてしまう現状。
   
 岡山は順位は変わらず10位。この節は周りがどこも勝てなかったので、運がありました。でも、こんな事はめったにない。本来ならばすこーんと抜かれている状況。次節勝っても9位に一つ上がるだけ。負ければ最悪でも1つ下がった11位。徐々にプレーオフ圏内と差が出てきましたね。そりゃ引き分けばかりではこうなるでしょ。山雅さん、強いですね。もう5位まで上がっていて、自動昇格圏内2位の福岡さんまで勝ち点5点差。前にJ1に昇格した年と似てきました。群馬さん勝ちました。スポーツニュースに大きく出ていましたね。山口さんも負けましたが、湘南さん相手に3点取ってます。
   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし    2位: 大竹選手

松ちゃん君: 一森選手。危ない場面も体を張って守った!!
雉人・F原氏: 該当者なし。同じ事の繰り返し成長求む。
issan: 該当者なし。スタジアムがアディショナルタイムになると、失点するという空気に満ちる現状を打破しないとどうにもなりません。
シマカズ氏: 大竹選手。先制点を取ったことが大きいですね。
雉楽・シンジ氏: 該当者なし。昔は追いついてドローが、今は追い付かれてドロー。勝ちきれるところが見たいです。
oketsu氏: 大竹選手。入って早々の得点は気持ちが表れていました。
つかっち氏: 該当者なし。

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カリスマの存在225

2017-09-11 00:01:43 | カリスマの存在

 PV観戦レポです。
 昨日、ウルトラスステーションスタジアムであった、J1柏のアウェー浦和戦のPVに参加してきました、というか帰り道に寄りました。この日は倉敷市内で用事があり、電車で帰宅移動の途中に駅=お店があり、時間もちょうど19時前に通過予定とあって、T森店長に聞いたら「やりますよー」との返事。岡山戦以外で初めてのリーグ戦PVです。
 入店してみると、Uの字の向こう側エリアが何とも賑やか。聞くと、貸切だそうです。いつもはつながっているUの字の丸い部分がクローズされていました。なるほど、こういう構造なのかと。向こう側は今回60人くらい入っているとか。また、何かの貸切で利用する時もあるかもしれない。
 今回、思いつく浦和サポに声掛けしたのですが、参戦せず。篤氏は「今シーズンはもう終了してます」とあきらめモード。つかっち氏はもちろん現地組。カウンターにも誰も座っていなかったのですが、開始直前に1人の女性サポAさん(仮名)が着席。聞くと、4年前から岡山サポで、矢島選手絡みで最近浦和さんの試合も観ているが、浦和サポかどうかは「どうでしょうか・・・」と微妙な言い方をされていましたが、試合が始まるとやっぱ浦和サポでした(笑)。どうやら、つかっち氏の浦和サポ仲間の様子。DAZNに加入せず、よくここに観に来られているとか。Aさん、このブログを観ていると思いますが、スマホ版よりもパソコン版の方が絶対いいです。画像もしっかり観れるし。スマホ版の一番下にパソコン版との切り替えボタンがあるので、そこをクリックして下さい。
   
 PACO倉敷店から移ったという女性スタッフさんが、余りサッカーに詳しくないという事だったので、オフサイドから黄色サポの特徴までレクチャーしてあげました。通常はゴル裏でもチームカラー以外の服を来たサポがどこでも多いけど、柏ゴル裏はほとんど100%真っ黄色。黄色以外の服を見たら、黄色ビブスを進呈しているという話、柏の外人FWは一番の走行距離で、守備も含めてとにかくよく走るという話、ポゼッションサッカーに魅せられる(この日は戦術を変えていましたが)という話をすると、感心していました。正直、DAZN自宅観戦でも良かったのですが、来てみるとやはりPVが楽しい。雰囲気といい、自宅観戦とは全く違う楽しさですね。また来るとしよう。
 この日は元岡山の矢島選手が先発。よく躍動し、よく画面に登場していました。堀監督になってからよく出場させてもらっているようですね。この日も何度もシュートを打ち、このままフル出場かと思っていましたが、最後に交代。でも、この調子でいけば来季も浦和さんでプレーできそうな感じです。元岡山の川又選手(磐田)も得点数を伸ばしているし、このまま頑張って欲しいですね。
     
 試合の方ですが、浦和さん強かったですね。いつもの柏のハイプレス、ポゼッションが効かず、ずっと浦和さんに攻められていました。柏はブラジル人FW揃い踏みでした。それでもハモン選手の今季初ゴールで先制。続いてハモン選手のアシストで武富選手が押し込んで2点目。守備でボールが手に当たってPKを与えて、1点を返されましたが、何とか2-1で勝利。スタッツを見ると、ボール保持率、走行距離数、シュート数、枠内シュート数などすべての数値で浦和さんの完勝でしたが、それでも柏が勝ちました。枠内シュート3だったのに2得点取りました。これが3位に浮上した強さなのか。
 浦和さんはミシャ前監督時代から採用していた「3-4-2-1」ではなく「4-1-4-1」を採用。浦和が4バックを採用したことが意外だったのか、柏は受けに回る時間帯が多かったです。浦和さんは5試合ぶりの黒星を喫し、連勝は3でストップ。一方の柏は7戦負けなしでマリノスさんを抜いて、ACL出場圏内の3位浮上。
     
ネットの戦評です。
「前向きに変革を求めたが、裏目に出てしまった。ルヴァンカップでの敗退を経て、堀監督は4バックのシステムを採用。イレブンは連動性を見せ、多様なパターンで相手ゴールを脅かす。しかし、サイドバックが高い位置を取った結果、ブラジル国籍トリオの個の力に対して数的有利を作れずに失点。攻撃においても、フィニッシュが合わない、ラファエルシルバがスペースを生かせないなど、負の部分が目立った。ただ、槙野や森脇のオーバーラップからチャンスが生まれていたのも事実であり、反省を元に戦術を成熟させたい」
引用:スポーツナビ
   
 いろいろ読んだら、下平監督はピッチ状態が悪く散水がないということで、いつものポゼッションサッカーを諦め、ブラジル人トリオなど速いFW4選手を並べた布陣に切り替え、カウンター主体の戦術に変えたそうです。確かにポゼッションが少ないサッカーでしたね。
 これでマリノスさんを抜いて3位に浮上。2位の川崎さんとは同じ勝ち点。ACL出場圏に浮上しました。ただ、首位の鹿島さんとは勝ち点差が6とまだほど遠い状況。2位から5位までが目まぐるしく入れ替わっています。あと9試合、取りこぼしたところが負けですね。できたら、11/26のアウェー鹿島戦は優勝争いの一騎打ちといきたいものです。鹿島さんを倒さなければJ1優勝はありません。戦いは続く。

 話は変わり、今日Cスタで開催されたファジのホーム町田戦に行ってきました。その模様は明日。

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