読者の皆さま 謹賀新年です! 本年もよろしくお願いします。
まだコロナが収束していません。コロナイヤー4年目に突入しました。現在第8波が広がっていますが、行動制限は無くなり、今日も多くの人が初詣に行かれている事でしょう。スポーツ界もまだコロナ前には届きませんが、すっかり試合会場に人が戻ってきました。今年は読者の皆さんにとってどんな年になるのでしょうか。今年は行動制限が更に緩和され、イベント等がやりやすくなるでしょう。早くコロナ禍前の景色が戻ってくるよう、新しい1年に期待しながら、一つ一つ触れてみましょう。
まずは地元J2岡山(ファジアーノ岡山)。昨季は頑張りましたね。大型補強でジャンプアップの3位です。昨日、デューク選手の町田さんへの移籍発表がありましたが、それ以外は契約更新が確認でき、強さを継続して今季再びJ1昇格にチャレンジします。ただ、個人的には少し物足りなさも感じます。同じ戦力イコール昨季と同じ成績(プレーオフ止まり)にならないかと。
他のチームにも注目しています。岡山シーガルズはいつもの順位で相変わらず苦戦しています。明るい話題としては先日開催されたオールスターゲームで、宮下選手と佐伯選手(リーグ推薦)が出場し、佐伯選手が活躍してVOM(MOM)に選出された事。昨季、全日本に3選手(宮下、金田、宇賀神)が代表候補に選出されましたが、壮行試合の岡山大会前に揃って落選してガックリ来ましたが、これで佐伯選手が注目されたと密かに喜んでいます。全日本への選出も遠くないでしょう。
トライフープ岡山は現在、けが人の多さが影響して首位と5ゲーム差の5位。今季からB3の上位8位でプレーオフが行われ、上位2位がB2昇格できますが、今のままではプレーオフに入るのがやっとか。うーむやはり強化不足だったのかもしれませんね。
岡山リベッツは例年になく今季は期待できます。昨季まで1強だった東京さんが今季は低迷。群雄割拠状態になっており、岡山もチャンスがあると思われますが、今日順位を確認したら岡山は4位でした。最近負けが続いていましたからね。丹羽選手の国際試合引退宣言もあったし。
あと、うれしいニュースが流れました。倉敷アブレイズが今年秋に開幕するV3リーグに参戦するのです。倉敷市民としてはうれしい限り。秋から観戦がもう1チーム増えるからまた忙しくなりますね。全くうれしい悲鳴。
今回もJ2岡山が進んでいる部分、もう少し頑張って欲しい部分として「Jクラブの付加価値」項目に沿って紹介していきますが、他の3クラブも絡めてリスペクトしていきたいと思います。
①後援会(動き無し)
毎年同じ話になります。これはJ2岡山だけに限らず、どのクラブにも言える項目だと思います。クラブ主催のファン・サポーターの集まりはオフィシャルファンクラブで、クラブ主導の運営になりますが、後援会組織は地域の支援者の集合体で、支援者が独自性を持って自主運営し、選任された会長をトップにヒトとカネの両面でサポートできる独立組織です。よそのクラブの後援会状況は下のリンク先どおりです。他の主要クラブのサポに言うと、「えっ、岡山無いの?」といつも不思議がられます。後援会ができて初めて、J1にふさわしいクラブになると個人的には思っています。
また、他の3クラブについても、シーガルズには産官学連携の後援組織(だからシーガルズアリーナが先なのか)がありますが、あとの2クラブには何もありません。特にB3岡山には地域に根差すためにも早く作って欲しいですね。この記事にあるようにB1にふさわしいクラブにはしっかりあります。あと、B3岡山については試合応援も含めて組織づくりが課題だと思っています。B2に昇格しても他のクラブと見劣りしない組織に早くなって欲しいです。いい機会があったので、倉敷アブレイズには提案させていただきました。こういうコラム見つけました。
後援会関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140607
②情報開示及び情報発信(公式HPのレベルアップ、見える化)
J2岡山については、公式HPの事が発表になりましたが、システム基盤の移管だそうです。内容面でのレベルアップもお願いしたいところ。あとは見える化ですか。経営面では、株主名簿や役員名簿を掲載しているところがほとんどです。一昨年、クラブから減資及び増資の発表がありましたが、内容がよくわかりません。木村氏個人が公共財であるJクラブの筆頭株主というのも、「個人商店」としてネガティブに映っています。他の3クラブもそうですが、岡山のクラブは情報開示が少ないですね。長年の共通課題だと思います。
経営情報関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140716
③異競技交流及び他のスポーツチームとの連携(少しあり)
J2岡山とB3岡山のダブルヘッダー的企画の3回目が開催されましたが、ますますトーンが落ちてきました。相変わらずJ2岡山側の反応がもう一つに感じました。今度はZIPアリーナにファジ丸君の友情出演(これは他の2クラブも)から始まって、もっと合同事業をやって欲しいですね。前に出したアイディアですが、お互いのハーフタイムに、PRコーナーを設けてはどうでしょうか。あと、J2岡山は、今回契約したテニスの岡村選手をぜひCスタでお披露目して欲しいですね。「テニスの日」でも何かイベントして欲しいですね。
異競技交流(Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」)関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190315
④サポートショップ(協賛店)制度(動き無し)
FC会員証の提示で、何かしらのサービスを受けられるサービスで、サポショ(サポートショップ)はクラブの情報発信基地の一つになり、商店街との連携で街そのものがサポートタウンとなります。当ブログでは、三位一体の支援に続く第4極が、商店・商店街と認識しています。どのクラブも現在、奉還町商店街と連携事業を行っていますが、駅前や表町など岡山市内の他の商店街とも連携されてはいかがでしょうか。J2岡山でもすぐに川崎さんのレベルには達する事ができなくても、サポショ自体を始めたらいいと思います。J1、J2を通して何もやった事がないのは岡山くらいになってきましたね。
他県ではあれほど実施されているのに、岡山はなぜ?と不思議に思いました。この辺りも「J1にふさわしい」部分ではないかと個人的には思っています。Jに限らず、どんな競技でも実施はありだと思うので、これもアブレイズに提案させてもらっています。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190826
⑤サポーターカンファレンス(今のところ、J2岡山:2015年、B3岡山は2020年の1回のみ)
多くのJクラブでもやっている「義務」のような事業です。2015年にやって、それっきりです。まぁコロナ禍なので、収束するまでリアル開催は難しいかもしれませんが、他のクラブではよくオンラインでされています。つまりやろうと思えばいくらでもやり方はあるという事。この辺も当ブログで考える「J1にふさわしいクラブ」の条件です。
B3岡山で3年前にファンミーティングをやりましたが、それっきり。まるでJ2岡山のリプレイのよう。もっともコロナ禍なのでやりにくいでしょうが。コロナ収束後はぜひ積極的にファンと対話して欲しいです。シーガルズやリベッツも同様です。オンラインでもいいじゃないですか。ファン・サポーターと対話できないクラブは100年続くとはちょっと思えません。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/e/904dde01359f08bb808b7bba9dfa74c4
⑥選手による地域・社会貢献活動(更に頑張って欲しいです)
J2岡山の「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」ですが、昨年やっとリアル開催しました。ただ、Jクラブの小学校は今や当たり前で、やっていないところを探す方が難しい。最近は支援学校や障がい者施設への訪問にスタンダードが移りつつあります。シーガルズは相変わらずしっかりやっており、公式SNSできちんとレポを発信されています。
関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171022
あとは一昨日にアップしたJ2岡山の事も期待したいですね。今後は倉敷アブレイズが参戦する事になりますが、実は元々地域貢献活動を普段からしっかりやっているクラブ。だからV3に行けたのでしょう。当ブログでは今年も地元岡山のスポーツチームを応援していきたいと思います。
新年早々、次の週末(3連休ですね)に試合があります。7日(土)、8日(日)にトライフープのホーム埼玉戦2戦、9日(月祝)はリベッツがシンフォニーホールでホーム東京戦があります。みんなで岡山を応援しに行きましょう。本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers