偉大なる失敗 著:マリオ・リヴィオ
面白かったけども、凄い難しかった
偉大なる科学者たちの失敗をとりあげて、
なぜその失敗が発生したか、
そういったことを考えながら、科学者たちの生き方、
なによりも偉大な発見とその歴史について
詳しく解説した本でありました
とんでもなく難しい本だったけど、よく読んだ俺
進化論、DNAの発見、一般相対性理論など、
生物から宇宙にいたる非常に大きな問題について、
果敢に挑んだ偉大な科学者たちの
その功績を学びつつ、その傍らで間違いも犯していた
その間違いがどういったものだったかと
これまた、長い長い説明で見せるという
まぁ、なんだろうかな、私も含めた
なんちゃって理系学部出身者には、大変よい勉強となる
そんな内容でありました
ダーウィンやアインシュタインという
偉大すぎてぐうの音も出ないような
素晴らしい科学者が、実際にどう考えて、
その偉大な発見をしたのか、
そもそも偉大な発見ってなんなのかについて
大変丁寧に説明されていて、
この年齢にして、ようやっと一般相対性理論について
知ることができました
恥ずかしながら、これ読むまでは、
アインシュタインは特殊相対性理論を提唱した人だと思ってたんだが
それを発展させたというか、宇宙の真理に近いのは、
一般のほうであるのか、とまぁ、
今こう書いておきながら、これであってるのか
不安になってくるくらいの体たらくでありますけど
非常にためになったのであります
進化と遺伝、そして宇宙という
いずれもその発見によって、科学が凄まじく向上した
と言っていいのか、その恐ろしいまでの影響というか
完全にそれまでと、それ以後で世の中を変えてしまうような
凄い考えが、なぜ生まれたのかという部分については、
もう天才の真似なんてできないから無理と
言ってしまいたくなるような内容でありましたが
失敗については、思いのほか自分でもわかるというか
むしろ、人間ぽい、いかにもあるなという
「盲信」という状況が、なんとも
考えさせられるところでありました
考えすぎていると、いつか、自分に都合の良いことしか
見えなくなってしまうのであるというのは
本当、怖いことでもある
天才が、孤独に研究したほうが進むこともあるけど、
その反面、孤独であるが故に、
その考えに意見をするというか、様々な批評を浴びせることでの
ブラッシュアップが望めなくなるというのが
物凄くよくないことなんだと
改めて思い知らされるのであります
偉大な科学者たちは、失敗は自尊心が傷つくだけで、
間違いだと指摘されれば、それ以上の被害がでない
大変有益なことだと
頭ではわかっていながら、なかなか、
その通には実行できなかったんだろうと思うと
なんとも、身近でもないけど
身につまされるようにも読めたのでありました
内容ほとんど語らないまま、こんなに書いてしまいましたが
ともかく、難しいけどためになる本であったのだ
面白かったけども、凄い難しかった
偉大なる科学者たちの失敗をとりあげて、
なぜその失敗が発生したか、
そういったことを考えながら、科学者たちの生き方、
なによりも偉大な発見とその歴史について
詳しく解説した本でありました
とんでもなく難しい本だったけど、よく読んだ俺
進化論、DNAの発見、一般相対性理論など、
生物から宇宙にいたる非常に大きな問題について、
果敢に挑んだ偉大な科学者たちの
その功績を学びつつ、その傍らで間違いも犯していた
その間違いがどういったものだったかと
これまた、長い長い説明で見せるという
まぁ、なんだろうかな、私も含めた
なんちゃって理系学部出身者には、大変よい勉強となる
そんな内容でありました
ダーウィンやアインシュタインという
偉大すぎてぐうの音も出ないような
素晴らしい科学者が、実際にどう考えて、
その偉大な発見をしたのか、
そもそも偉大な発見ってなんなのかについて
大変丁寧に説明されていて、
この年齢にして、ようやっと一般相対性理論について
知ることができました
恥ずかしながら、これ読むまでは、
アインシュタインは特殊相対性理論を提唱した人だと思ってたんだが
それを発展させたというか、宇宙の真理に近いのは、
一般のほうであるのか、とまぁ、
今こう書いておきながら、これであってるのか
不安になってくるくらいの体たらくでありますけど
非常にためになったのであります
進化と遺伝、そして宇宙という
いずれもその発見によって、科学が凄まじく向上した
と言っていいのか、その恐ろしいまでの影響というか
完全にそれまでと、それ以後で世の中を変えてしまうような
凄い考えが、なぜ生まれたのかという部分については、
もう天才の真似なんてできないから無理と
言ってしまいたくなるような内容でありましたが
失敗については、思いのほか自分でもわかるというか
むしろ、人間ぽい、いかにもあるなという
「盲信」という状況が、なんとも
考えさせられるところでありました
考えすぎていると、いつか、自分に都合の良いことしか
見えなくなってしまうのであるというのは
本当、怖いことでもある
天才が、孤独に研究したほうが進むこともあるけど、
その反面、孤独であるが故に、
その考えに意見をするというか、様々な批評を浴びせることでの
ブラッシュアップが望めなくなるというのが
物凄くよくないことなんだと
改めて思い知らされるのであります
偉大な科学者たちは、失敗は自尊心が傷つくだけで、
間違いだと指摘されれば、それ以上の被害がでない
大変有益なことだと
頭ではわかっていながら、なかなか、
その通には実行できなかったんだろうと思うと
なんとも、身近でもないけど
身につまされるようにも読めたのでありました
内容ほとんど語らないまま、こんなに書いてしまいましたが
ともかく、難しいけどためになる本であったのだ