CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

真田丸  駆引

2016-03-06 20:45:17 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「真田丸」
視聴完了であります
今回は、久しぶりにいい塩梅でじっくり見られた
相変わらず同じことの繰り返しに見えなくもないけど、
なんか、進んだという感じがした
たぶん、室賀が黙れ小童って言ってたからだろう(趣味か)

そんなわけで、徳川と北条の間を
ゆらりゆらりしているという状況を
いい塩梅で見せつつ、
その陰でもないけども、主人公の葛藤を挟んで
着実にイベントを消化していくという
まぁ、よくいえばすっきりと筋立っている、
悪くいうと、あまりにも脚本的すぎると
そんな按配でありますけど
実際、ああやって過ごしていくのだろうからなと
思ったり感じたりでありました

とりあえず、合戦シーンらしいものは
おそらく繰り広げられないというか、
その予算は全部、最後の大駆けに使うんだろうと我慢して
言葉だけで落ちてしまう拠点だとかなんだとか
残念に思いつつも、なかなかステキに見られている次第、
ただ、いつも要所要所をナレーションで過ごしてしまうのと、
同じテンションで、後に祟る話なんかをされてしまうと
なんだろうかな、ずっとダイジェスト見ているように
どうも錯覚してしまうというか、
まぁそうなんだが、どう描写してもらったらいいのかしらと
考えてしまうのでありました
面白いんだけども、なんだろうな、
見たいものを全部見るのは無理だとしても
なんか、物足りないなんて思ってしまうものだな

そんな、わがままほうだいを書いているわけですけども
徳川とのやりとり、交渉について楽しく見られて、
相変わらず、行き当たり場当たりで生きている父上が
見事このうえないという描き方が
たいそう好きなので、序盤で逆張りといわぬばかりに
兄貴のほうが、あれで考えているなどと言っているのが
もう、なんだ、何が本当かわからんが、
本当だとしても、嘘だとしても
どっちだって面白いからよいなんて
思わされつつ、次回以降もああいう
のらりくらりとしたものを見ていきたいと思うのでありました

しかし、本当に秀吉方をやらんから、
いい意味で、じっくり関東の戦国時代を読めて
楽しいのでありました
いいけども、やっぱり不親切でもあるかもと
思ったりしてしまう、難しいものであります