田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 著:渡邉 格
なんと形容したらいいのかわからないのだけども、
天然酵母のパンを作る話と、そのパン屋のなりたちと、
そこから派生してというか、
割と唐突とも思えるように、マルクスの資本論が絡むという
斬新な本でありました
とても優しく解説した、経済学の初手みたいな
そういう感じだったわけでありますが、
読み終えて、結局なにが骨だったのか
よくわからんと思ってしまったあたり
気楽に読み捨てる本でないかと思うのであります
数奇な運命といっていいのか、
やんちゃな若いころから、一念発起して働きだすまでも
なかなか面白いエピソードばかりでありましたが、
どうも、世間に対して反抗するというそれこれを
相当に長い間続けていたのでないかと
そういう感じでありました
その世間への反抗なるものが、
経済活動に対する不信というか、どうも気に入らないと
まぁそういうことになっていたのではないかと
そう感じられるところでありまして
その後、思うところもあって
パンを作って売るという話になり、
さらに、エンデなんかを引用しつつ
地域通貨なども踏襲しつつ、成功例というか
本人が体験してきたそれこれを披露
目指すべき、理想の経済活動というのが
かなり柔らかく書かれていたのでありました
変に説教くさくないのはいいんだけども
物足りないというか、本当、ふわっとしすぎで
結局、経済の話なのか、ただパンの話なのかが
わからなかったりしたのでありますが
それはそれでありましょう
オーガニックに徹底的にこだわるということと、
対価について考えさせられるところはなるほど
特に、労働という力をどう使うか、あるいは使われる、搾取されるかと
そういう話にまで発展して面白かったのだけども
そこから脱出するための方法として
著者が選んだ方法が、はたしてどうなんだろうか
全員がこれをしだすと、結局、優位性が保てなくなり
破たんするんじゃないか
その破たんしたのが、少し前で、今の状況へといざなわれた
資本による淘汰ではなかったのじゃないかしらとも
考えたりしたんだが、なかなか興味深いのでありましたとさ
なんと形容したらいいのかわからないのだけども、
天然酵母のパンを作る話と、そのパン屋のなりたちと、
そこから派生してというか、
割と唐突とも思えるように、マルクスの資本論が絡むという
斬新な本でありました
とても優しく解説した、経済学の初手みたいな
そういう感じだったわけでありますが、
読み終えて、結局なにが骨だったのか
よくわからんと思ってしまったあたり
気楽に読み捨てる本でないかと思うのであります
数奇な運命といっていいのか、
やんちゃな若いころから、一念発起して働きだすまでも
なかなか面白いエピソードばかりでありましたが、
どうも、世間に対して反抗するというそれこれを
相当に長い間続けていたのでないかと
そういう感じでありました
その世間への反抗なるものが、
経済活動に対する不信というか、どうも気に入らないと
まぁそういうことになっていたのではないかと
そう感じられるところでありまして
その後、思うところもあって
パンを作って売るという話になり、
さらに、エンデなんかを引用しつつ
地域通貨なども踏襲しつつ、成功例というか
本人が体験してきたそれこれを披露
目指すべき、理想の経済活動というのが
かなり柔らかく書かれていたのでありました
変に説教くさくないのはいいんだけども
物足りないというか、本当、ふわっとしすぎで
結局、経済の話なのか、ただパンの話なのかが
わからなかったりしたのでありますが
それはそれでありましょう
オーガニックに徹底的にこだわるということと、
対価について考えさせられるところはなるほど
特に、労働という力をどう使うか、あるいは使われる、搾取されるかと
そういう話にまで発展して面白かったのだけども
そこから脱出するための方法として
著者が選んだ方法が、はたしてどうなんだろうか
全員がこれをしだすと、結局、優位性が保てなくなり
破たんするんじゃないか
その破たんしたのが、少し前で、今の状況へといざなわれた
資本による淘汰ではなかったのじゃないかしらとも
考えたりしたんだが、なかなか興味深いのでありましたとさ