CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】私が最近弱っているのは 毎日「なんとなく」食べているからかもしれない

2016-03-12 20:05:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
私が最近弱っているのは 毎日「なんとなく」食べているからかもしれない  著:小倉朋子

食べ物系雑学本かと思いきや、
食べ物、食べることから人生を見つめなおすという
ちょっとしたハウツー本といいますか、
自己啓発系のそれでありました
なかなか面白い切り口だった

栄養の取り方とか、新しいダイエット的なそれこれかと
自分のヘルスネス知識を充足させたいために読んだわけですが、
この本では、食べること、食べるものに対して
真剣に向き合うことで、目が醒める、つまるところ覚醒する
それを目指しているというか、気づきにする
そんな内容でありました
いわれてみれば、もっともである
そんな感想を抱く内容なのであります

なんとなし食べていたという事案そのものが、
生活リズムを単調にし、つまらなく、そして、
栄養も偏るので、肉体的にもつまらなくなっていく
それを危惧するというか、警鐘を鳴らす
いや、もっと緩やかで穏やかな調子において、
ちょっと気にしながら食べてみると
不思議なことに、感性というか、感覚が研ぎ澄まされていきますよと
まぁ、漫然と生きることを食べるという目的のついでに
きっちりさせようというお話でありました

五感をフルに使って食べるという行為
まぁ、サラダを食べるというそれに集約されていくのですけども
その味わい方について、かなりの思い入れがある様子で
相当な量の方法を提示しておりまして、
それだけやったら確かに面白いかもしれない
そして、何か得られるかもしれないと
私のようなタイプの人間には、きたすものがあったのですけど
なかなか面白いアプローチだと思うのであります

毎日、絶対に続いていく食事というイベントを
どう楽しくするかと考えるだけでも
人生が豊かになっていくというのが
結論というか、テーマで根幹だったのでありますが、
まぁ、そこまで食べることに執心できない自分であっても、
ちょっと気をつけるだけで、なるほど
ほかのことにも気を配るゆとりというか、
違う目線が手に入るかもやもと
思わせてくれたあたり、いい本であったと
感じたのでありましたとさ

つっこみだしたら、いくらでも文句がつけられるというか
こういうのは、そうだと読んだら、そう信じるものだと
確認しつつ、食べ物の材料にこだわる日が
近づいてきたようにも感じるのでありました
やっぱり、食べることはとても大切であります
妥協はなりませぬ