事前の事件を詳細に取材したドキュメンタリも面白かったし、
再現ドラマの力の入れっぷりも群を抜いて素晴らしかった
久しぶりに面白いテレビだと食い入るように見入ったのであります
オウムの仕業だというのが、どうも無理筋じゃないか
そういうお話を今更ながらに蒸し返したといわれても
仕方ないような内容なんだけども、
実際にそうだったんじゃないか、現行の公安等々を
向こうにまわす内容なので、大変意欲的なんだが
実際はどの程度までそうなのか、凄く興味深いものでありました
新証言というか、実はこういう捜査も行われていたと
そんなクローズアップがあって、過激思想の人物による犯行という筋、
それに繋がるかもしれない証拠を集めていく、
あるいは、集められていたというのが生々しく
ドキュメンタリの最終盤にあった、
中村容疑者からの指図が、果たしてどのようなものなのか
NHKが相当本気でやったと思われる内容が
楽しみでならないのでありました
ただ、この展開にまでなってしまうと、
懐かしの埋蔵金と同じレベルになりそうだなと感じてもしまい
最後のそれは、かつがれている可能性が
否定できないねと思ったりもするのである
意図的なのか、実際にそうなのかわかりませんが、
やや、中村容疑者が実際どのような男なのかの部分が
謎というか、描写が少なすぎてやきもきするのでありました
ドラマの中で語られていた、全部が嘘でただただ
そういう虚妄に取り付かれている、妙な自己顕示欲をもてあましている
そんな人物なのかどうか、そこが肝のようにも思えるんだが
そうなると、オウムでもなく、中村容疑者でもなく、
もっと別の何かという可能性を考える必要もあるのかしらと
思ったりなんだったりのオチであります
事件を解決するということの難しさと、
初手を間違えると、事件は解決から遠のいていくんだなと
改めて思い知る内容で、グリコ事件同様に
考えさせられまくるものでありました
事件そのものと、その現在も大変興味深かったわけでありますが
再現ドラマが秀逸すぎて、これはこれで別の意味で素晴らしかった
特にイッセー尾形の使い方が、NHK理解しすぎだろうというくらい
見事な一人芝居をステージまで作ってしまって
なんともはや、一本のドラマとしても見ごたえたっぷりすぎて
面白かったのであります
ただ、あのドラマが、特にイッセー尾形が怪演しすぎたせいで
実際の容疑者と剥離してんじゃないかなと
そのあたりは不安というか、あれだけ怪しいんだったら、
公安ももっと本気であっちを当たるだろうと思わされてしまっていて、
実際の本人は、あの雰囲気ではなく、
もっと詐欺師っぽいというか、なんか、小物臭い
いかにも誇大妄想を語りそうな人物なんではないかとも
思ったり感じたりしたのであります
まぁ、ドラマ内にもあったとおり
もう、会うことのできない、見ることのできない人物なので
どうともしようがないのだけども
この事件について、解決とは何かも考えさせられるし
やがて、朽ちていく何かとして記憶されるんだろうと
かっこいいことを感じたのでありましたとさ
再現ドラマの力の入れっぷりも群を抜いて素晴らしかった
久しぶりに面白いテレビだと食い入るように見入ったのであります
オウムの仕業だというのが、どうも無理筋じゃないか
そういうお話を今更ながらに蒸し返したといわれても
仕方ないような内容なんだけども、
実際にそうだったんじゃないか、現行の公安等々を
向こうにまわす内容なので、大変意欲的なんだが
実際はどの程度までそうなのか、凄く興味深いものでありました
新証言というか、実はこういう捜査も行われていたと
そんなクローズアップがあって、過激思想の人物による犯行という筋、
それに繋がるかもしれない証拠を集めていく、
あるいは、集められていたというのが生々しく
ドキュメンタリの最終盤にあった、
中村容疑者からの指図が、果たしてどのようなものなのか
NHKが相当本気でやったと思われる内容が
楽しみでならないのでありました
ただ、この展開にまでなってしまうと、
懐かしの埋蔵金と同じレベルになりそうだなと感じてもしまい
最後のそれは、かつがれている可能性が
否定できないねと思ったりもするのである
意図的なのか、実際にそうなのかわかりませんが、
やや、中村容疑者が実際どのような男なのかの部分が
謎というか、描写が少なすぎてやきもきするのでありました
ドラマの中で語られていた、全部が嘘でただただ
そういう虚妄に取り付かれている、妙な自己顕示欲をもてあましている
そんな人物なのかどうか、そこが肝のようにも思えるんだが
そうなると、オウムでもなく、中村容疑者でもなく、
もっと別の何かという可能性を考える必要もあるのかしらと
思ったりなんだったりのオチであります
事件を解決するということの難しさと、
初手を間違えると、事件は解決から遠のいていくんだなと
改めて思い知る内容で、グリコ事件同様に
考えさせられまくるものでありました
事件そのものと、その現在も大変興味深かったわけでありますが
再現ドラマが秀逸すぎて、これはこれで別の意味で素晴らしかった
特にイッセー尾形の使い方が、NHK理解しすぎだろうというくらい
見事な一人芝居をステージまで作ってしまって
なんともはや、一本のドラマとしても見ごたえたっぷりすぎて
面白かったのであります
ただ、あのドラマが、特にイッセー尾形が怪演しすぎたせいで
実際の容疑者と剥離してんじゃないかなと
そのあたりは不安というか、あれだけ怪しいんだったら、
公安ももっと本気であっちを当たるだろうと思わされてしまっていて、
実際の本人は、あの雰囲気ではなく、
もっと詐欺師っぽいというか、なんか、小物臭い
いかにも誇大妄想を語りそうな人物なんではないかとも
思ったり感じたりしたのであります
まぁ、ドラマ内にもあったとおり
もう、会うことのできない、見ることのできない人物なので
どうともしようがないのだけども
この事件について、解決とは何かも考えさせられるし
やがて、朽ちていく何かとして記憶されるんだろうと
かっこいいことを感じたのでありましたとさ