CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

夏の台湾北海岸を行く 05 野柳地質公園 その1

2018-09-14 21:26:07 | 夏の台湾北海岸を行く(2018)
2回に分けるほどのことはないんだが、
あまりにもたくさん写真撮ってしまったので
供養を含めて、2回にわけてお送りいたします

さて、知る人ぞ知るというほどでもないが、
台北の地元民にとっても、そこそこの観光地である
野柳地質公園にやってまいりました
すげぇ変わった岩というか、浜というか、
ともかく形容しがたい風景を見られる場所ということで
観光客でごった返す人気スポットであります


チケット80元なり
正直、今考えてみても、相当お得だ、それくらい面白かった

今回、大きな目的のひとつがこの公園散策にありましたので
朝からバスで移動して到着、すぐに入ろうというあたりで
早くも人がひしめきあいつつあるといったところ
行くなら早朝だなと、思い知らされたのであります


お迎えしてくれるマスコット、あと3体隣にも居たのだが割愛

素晴らしい天気に恵まれて、舗装された道をもくもくと歩くのだが、
見ての通り遮蔽物がないので凄い暑い

路傍にリュウゼツランが生えていた
テキーラ造ってんだろうか

距離は結構ありまして、
目玉は「女王の頭(Queen's Head)なのだけども、
それの場所をいまひとつちゃんと把握していなかったので、
うろうろと奥のほうまで歩いたのである


ともかく海が綺麗、この後淡水のほうもいったけど、
根本的に海の色が違うのでありました
日本でいえば、沖縄のそれっぽい


海岸線にごつごつとした岩肌、見てみると歩道らしきものが作られてんだが
台風でやられているのか、危ないから入るなという感じになっていて近づけず


うろうろ歩きまわりながら、遠めに女王の頭を発見
多分あれだと思いつつ、そちらのほうへと足を向けていく

結局、なんでここだけこんな不思議な感じなのか
よくわからないまま見てきたのでありますが
地面部分は、砂が固まったような岩でできておりまして
その硬さが違うからか、風雨によって侵食が進み
異様な姿の岩ができている模様


こんな感じで穴が空いていて、侵食が常に進んでいる様子

見ていると化石がごろごろ落ちているのも見所である
ヒトデと思しき化石が、これまた山のように見られる

亀の手っぽい岩、侵食による芸術である

植物というほどでもないけど、何かしら生えていまして

ハマボウフウ?よくわからんが、ともかく、沖縄にも生えているアレだ


また、立派な銅像が立っていたので
どんな偉人なのかと調べてみましたら、
この海岸でおぼれている高校生を助けたという人なんだそうだ、
本当に物凄い手近な英雄じゃないかと驚く
銅像立ててもらえるというのが凄いな

こういうところを見つつ、ようやっとお目当ての女王の頭に近づくと、
これまた、撮影用に凄まじい列を成している
結構早めに入っていたので、最初にここを撮影しておけばよかったと
父親と暑い中じっと我慢して並び、無事撮影
なんだかんだ、観光客をしっかりやってきたのでありました


これが女王の頭
言われてみれば、もう女王にしか見えない
観光に使われている写真よりも、随分首周りがすっきりしてきていて
本当に、近々折れるんじゃないかと心配になるのである
あるうちに見られてよかった


女王のサンダル
いや、違う岩かもしれない、ともかくサンダルそっくりの岩もあったのだ


こんな感じで、なぜ横向きに穴が空くのかわかりませんが
奇岩があっちこっちで見られる面白いスポットのなのであります

そして、これでまだ、半分くらいしか見ていないので
次回に続けます

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