LIFE SHIFT2 著:リンダ・グラットン
ベストセラーの第2弾であります
100年生きることが当たり前になってしまう世界で、
どのように生きていけばいいかをもう少し詳しく、
物語形式で示唆するといった本でありました
様々な年代、国籍、性別の人たちがペルソナよろしく出てきて、
それぞれがどう生きていくことになるか、どう生きようとしているか
そんな姿を書いて、100年生きていく時代に必要な生き方を考えると
まぁ、そういうお話でありまして
前作をより想像、イメージしやすくする本だったのではないかと
そう読んだのでありました
ともかく、生涯学び続ける、様々な年齢でいわゆる新入社員が発生する、
年齢による区別がなくなる等々、想定すべき世界観と、
それに向けて、企業、もっと言えば国がどうあるべきかを論じた感じで
なかなか面白かったのでありました
現在は、やっぱり前時代からの流れの延長でいるわけだから、
年齢という区別からの脱却が難しいだろうし、
特に日本におけるカルチャーとして触れられていたけども、
余生を楽しむというライフスタイルが通用しない世界、
それは、年齢を重ねると強制的に引退させられるような世界というのを変えるため
政府の介入が必要ではないかといった感じでありました
マクロというか、大きな視点では確かにそうなっていくべきなんだろうし、
そもそも、企業の方が敏感に感じ取って、そう変えていく
年齢差別なく、人材の優秀さによって採用等が決められていきそうだなと
思ったりしたのでありました
また、ここにAIが加わって、ロボットによる老人でも働けるような仕事の形が創出されたり、
ともかく、働いていくことの素地はできていきそうではないかと思うのでありました
主旨としては、そういうことであろうけど、
やはり、前提というか、絶対条件として、生涯働き続ける、そして、学び続ける
これが当たり前になるということがありまして、
前作を読んだときにも思ったはずだが、
正直そんなに働きたくないし、学びたくないでござると
そんな気分の人間には、生きるすべというか、そういう思考自体がオミットされてんだなと
つくづく感じ入るのでありました
まぁ、生きる=学ぶという思考のパラダイムシフトが必要なんだろうと
そういう話なんだと思うんだが
そうではない時代を過ごした自分が、それを変えることができるだろうか、
それが当たり前の世代たちは大丈夫だろうけども、
この中途半端に現役世代である自分は、
新しい時代に向けて、そういうシフトチェンジが必要だけども、
その爆発力でもないが、気概や根性がすでに枯渇してんじゃないかと
ちょっと悲しくなったのでありましたが、
ともあれ、そういう人間が生きていけなくなりそうなので
本当にもう、学ぶということを本格的にやっていかないといけない
強制教育を懐かしく思いつつも、世の中そうではないのだから
さぁ、学べと
叱咤というか、叩かれて、なんとかしないとなと思うのであった
ベストセラーの第2弾であります
100年生きることが当たり前になってしまう世界で、
どのように生きていけばいいかをもう少し詳しく、
物語形式で示唆するといった本でありました
様々な年代、国籍、性別の人たちがペルソナよろしく出てきて、
それぞれがどう生きていくことになるか、どう生きようとしているか
そんな姿を書いて、100年生きていく時代に必要な生き方を考えると
まぁ、そういうお話でありまして
前作をより想像、イメージしやすくする本だったのではないかと
そう読んだのでありました
ともかく、生涯学び続ける、様々な年齢でいわゆる新入社員が発生する、
年齢による区別がなくなる等々、想定すべき世界観と、
それに向けて、企業、もっと言えば国がどうあるべきかを論じた感じで
なかなか面白かったのでありました
現在は、やっぱり前時代からの流れの延長でいるわけだから、
年齢という区別からの脱却が難しいだろうし、
特に日本におけるカルチャーとして触れられていたけども、
余生を楽しむというライフスタイルが通用しない世界、
それは、年齢を重ねると強制的に引退させられるような世界というのを変えるため
政府の介入が必要ではないかといった感じでありました
マクロというか、大きな視点では確かにそうなっていくべきなんだろうし、
そもそも、企業の方が敏感に感じ取って、そう変えていく
年齢差別なく、人材の優秀さによって採用等が決められていきそうだなと
思ったりしたのでありました
また、ここにAIが加わって、ロボットによる老人でも働けるような仕事の形が創出されたり、
ともかく、働いていくことの素地はできていきそうではないかと思うのでありました
主旨としては、そういうことであろうけど、
やはり、前提というか、絶対条件として、生涯働き続ける、そして、学び続ける
これが当たり前になるということがありまして、
前作を読んだときにも思ったはずだが、
正直そんなに働きたくないし、学びたくないでござると
そんな気分の人間には、生きるすべというか、そういう思考自体がオミットされてんだなと
つくづく感じ入るのでありました
まぁ、生きる=学ぶという思考のパラダイムシフトが必要なんだろうと
そういう話なんだと思うんだが
そうではない時代を過ごした自分が、それを変えることができるだろうか、
それが当たり前の世代たちは大丈夫だろうけども、
この中途半端に現役世代である自分は、
新しい時代に向けて、そういうシフトチェンジが必要だけども、
その爆発力でもないが、気概や根性がすでに枯渇してんじゃないかと
ちょっと悲しくなったのでありましたが、
ともあれ、そういう人間が生きていけなくなりそうなので
本当にもう、学ぶということを本格的にやっていかないといけない
強制教育を懐かしく思いつつも、世の中そうではないのだから
さぁ、学べと
叱咤というか、叩かれて、なんとかしないとなと思うのであった