夜に星を放つ 作:窪美澄
不安を抱えていたり、何かを失っていたりと、
傷んだ人たちが主人公の短編集
それぞれが、そういう心の傷ともいえるようなものを抱えている話なんだが、
内容に星座や、星にまつわるエピソードがちょっとだけ出てくる
そういう話になっていて、別に連作ではないのだけども、
共通して、落ち込んでいた人生のターニングポイントともいうような
変化を予感させる物語になっていて、なかなかよかった
でも、すごく地味なんだけども、ありそうなというか
心の機微がよくわかる物語で、なんとなし身近に感じる内容だった
正直なところ、とても普通の物語というか、
起伏が優しいにすぎるといった感じで、多分俺は、来月には内容を覚えていないんじゃないか
そう思ってしまうような印象が薄い物語なんだけども、
双子の妹が死んでしまって、その彼氏と月命日を過ごすだとか、
再婚した家族とうまくいってない少年の話、
隣に越してきたシングルマザーとなんかあるのかないのかという話
そんな感じだけども、それぞれ切ないとも違う
なんともいえない、落ち込んでいるときにある妙なイベントに遭っている
そんな瞬間で、そこを抜けると新しいことに慣れてくるんだよなと
思わされる内容だった
なんか、直木賞とったそうだが、芥川賞っぽい雰囲気というか
人間を描いているなと思ったのでありました
変化は描いているんだけども、明るい兆しとも異なる、
でも不穏や、不安ではないという
不思議なそれだったと思うのである
不安を抱えていたり、何かを失っていたりと、
傷んだ人たちが主人公の短編集
それぞれが、そういう心の傷ともいえるようなものを抱えている話なんだが、
内容に星座や、星にまつわるエピソードがちょっとだけ出てくる
そういう話になっていて、別に連作ではないのだけども、
共通して、落ち込んでいた人生のターニングポイントともいうような
変化を予感させる物語になっていて、なかなかよかった
でも、すごく地味なんだけども、ありそうなというか
心の機微がよくわかる物語で、なんとなし身近に感じる内容だった
正直なところ、とても普通の物語というか、
起伏が優しいにすぎるといった感じで、多分俺は、来月には内容を覚えていないんじゃないか
そう思ってしまうような印象が薄い物語なんだけども、
双子の妹が死んでしまって、その彼氏と月命日を過ごすだとか、
再婚した家族とうまくいってない少年の話、
隣に越してきたシングルマザーとなんかあるのかないのかという話
そんな感じだけども、それぞれ切ないとも違う
なんともいえない、落ち込んでいるときにある妙なイベントに遭っている
そんな瞬間で、そこを抜けると新しいことに慣れてくるんだよなと
思わされる内容だった
なんか、直木賞とったそうだが、芥川賞っぽい雰囲気というか
人間を描いているなと思ったのでありました
変化は描いているんだけども、明るい兆しとも異なる、
でも不穏や、不安ではないという
不思議なそれだったと思うのである