CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

3年ぶりの高雄旅行 06 麻豆永浄寺と麻豆文衡殿

2023-02-24 20:56:41 | 3年ぶりの高雄旅行(2022)

麻豆代天府をあとにして、さてどうしようかとちょっと近所をうろうろすることに

本当は麻豆の中心地というところがあって、
そこには、それなりにお店やら、なんやらとにぎわっているらしいんだが、
ここはちょっと郊外に位置しているようで、文旦畑とか、ビンロウ屋とかがあるだけで
ほとんどなんもない、ぶらぶらしているとお寺が一つ見えてきた


麻豆永浄寺

特に何がと説明などなく、大きなお寺だなと
せっかくだから見ていこうと伽藍というか、廟というか、
そちらに行くとなかなか立派な飾り壁があって感激



またも四天王、なのでまぁ入口にも書いていた通り仏教寺院でありました

顔が超怖い
代天府にあったのと異なり、こっちはちゃんと人間顔なんだが、
造詣が緻密すぎるというか、怖いおっちゃん顔で、なかなか衝撃でありました
ある意味男前ではあると思うんだが、職人の怨念、いや、強い念を感じる作品でありました
見てるだけで、顔がこわばるというか、自然と力が入ってしまう


中には、またも布袋さんがありがたいおなかを撫でさせてくれる
財神ありがたしと、なむなむしてきたのでありました

続いてさらに歩いていくと、今度は道教寺院と思しき麻豆文衡殿


大量の文旦くんが並べられているのが印象深かったんだが、
結構大きい廟で、かなり見ごたえがありました
ぐるっと見て回って、さらに本廟の後ろにもう一つ廟があることに気づく


なんかわからんが、ありがたそうな神様

この後ろの廟は、かなり新しいらしく、
ぴかぴかの龍で彩られていたのが印象的でありました
しかも、この龍、五爪でやんの、いいのか
しかし、なんで馬が?と思っていたんだが、


提灯を見ると、どう見ても関羽
ということは、これは関帝廟?なんかわからんぞと思っていたんだが
この後、近くのバス停の名前見たら、関帝廟になってたので、やはり関羽だった様子
気になって調べてみたら、文衡殿というのは、そもそも関聖帝君を祀っているっぽいので
当たっていたようである
と、まぁ、お寺巡りをしたんだが、先に書いた通り、郊外すぎて道路はあるんだがタクシーがいない
バスに乗って戻ろうと思ったんだが、どうもバスの本数も少ないらしく
ちょっと僻地で詰んだ的な状態に

仕方なく、もう一度代天府に戻りまして、
そこの受付みたいなおねーさんに、身振り手振りでタクシーを呼んでほしいと交渉というか、懇願、
人間なんとか通じ合えるもののようで、無事タクシーを呼んでもらって隆田の駅まで
送ってもらえたのでありました
ここでの会話で、手帳使って筆談とかしてたんだが、
案外筆談だとスムースに話が進むのが、漢字文化のよいところだなと
しみじみかみしめたわけだが、久しぶりに海外に来た!という感触を得られて
困った事態だったんだが、大変楽しかったのである
こういうのがないと、旅は面白くないねと本当に思うのであった
迷惑をかけて申し訳なかったんだが、すごく楽しかったのでありました

戻ってきて、電車までちょっと時間があるようだったので


駅前で、甘いお茶を飲んで過ごしたのであった
予定外に時間を使ってしまったんだが、とりあえずこれにて高雄に戻るのであった

つづく
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