木曜殺人クラブ 作:リチャード・オスマン
イギリスの古き良き名探偵シリーズを思わせる
素人老人探偵たちの推理ショーを楽しめる小説でありました
結構複雑というか、イギリス人特有の皮肉と嫌味がふんだんにまぶされているので、
個人的には、それが嘘なのか、真実なのかもよくわからずに
混乱して読むの大変だったんだが、おおよそ楽しかったのでありました
ある高級老人村とでもいうようなところで、
暇にまかせて、未解決の古い事件をあれこれ考えるという遊びをしている老人クラブがあるんだが、
そこに本物の事件がやってきて、いや、身近で起こって、
それに挑むというか、楽しそうにかかわっていくというお話であります
老人特有の元気さと、面倒くささが、最高に発揮されていて、
なんというか、人の話をきかないし、ボケたふりをするしといったところが
本当、こういう老人、イギリスのドラマとかで絶対出てくるよなと思うんだが、
そんな人ばっかり出てくるのが、この小説の面白いところでありました
こんな老人たちと絶対にお茶したくないわ
老人たち特有のネットワークを使って情報を集めていったりもするんだが、
推理がかなりさえわたっていて、非常に面白い推理小説
最終的には、なんか、複雑すぎて意味わからんと、
ちょっと、名前とかも混乱して、全然わけわからんまま読んだのもよくなかったんだが
とりあえず解決はしたものの、だいぶあれこれが、裁かれないままだけど
それでいいのかよ、老人だからいいのか、みたいなオチになってて
ちゃんと読み切れた自信がないんだが、ともあれ、事件解決まで、そして推理の披露と終結というのが
ビターな展開も含めて、起伏に富んでいてすごくよかったのでありました
老人になるということ、それについても言及されているかのような展開で
老い先短い年寄りが考えることが、どことなく滑稽でありながら、
世間と乖離することをなんら厭わないというのが面白くて、
いつか自分も、あるいは、自分の周りの人もそうなっていくんだなと思うと
面白い、実に人間ドラマだなと思わされる内容だったと感じたのでありました
結構悲惨なというか、悲しい事件の物語なのに
老人たちが、さほどへこたれてないのがよい気持ちにしてくれる
読後感はほどほどの小説でありましたとさ
イギリスの古き良き名探偵シリーズを思わせる
素人老人探偵たちの推理ショーを楽しめる小説でありました
結構複雑というか、イギリス人特有の皮肉と嫌味がふんだんにまぶされているので、
個人的には、それが嘘なのか、真実なのかもよくわからずに
混乱して読むの大変だったんだが、おおよそ楽しかったのでありました
ある高級老人村とでもいうようなところで、
暇にまかせて、未解決の古い事件をあれこれ考えるという遊びをしている老人クラブがあるんだが、
そこに本物の事件がやってきて、いや、身近で起こって、
それに挑むというか、楽しそうにかかわっていくというお話であります
老人特有の元気さと、面倒くささが、最高に発揮されていて、
なんというか、人の話をきかないし、ボケたふりをするしといったところが
本当、こういう老人、イギリスのドラマとかで絶対出てくるよなと思うんだが、
そんな人ばっかり出てくるのが、この小説の面白いところでありました
こんな老人たちと絶対にお茶したくないわ
老人たち特有のネットワークを使って情報を集めていったりもするんだが、
推理がかなりさえわたっていて、非常に面白い推理小説
最終的には、なんか、複雑すぎて意味わからんと、
ちょっと、名前とかも混乱して、全然わけわからんまま読んだのもよくなかったんだが
とりあえず解決はしたものの、だいぶあれこれが、裁かれないままだけど
それでいいのかよ、老人だからいいのか、みたいなオチになってて
ちゃんと読み切れた自信がないんだが、ともあれ、事件解決まで、そして推理の披露と終結というのが
ビターな展開も含めて、起伏に富んでいてすごくよかったのでありました
老人になるということ、それについても言及されているかのような展開で
老い先短い年寄りが考えることが、どことなく滑稽でありながら、
世間と乖離することをなんら厭わないというのが面白くて、
いつか自分も、あるいは、自分の周りの人もそうなっていくんだなと思うと
面白い、実に人間ドラマだなと思わされる内容だったと感じたのでありました
結構悲惨なというか、悲しい事件の物語なのに
老人たちが、さほどへこたれてないのがよい気持ちにしてくれる
読後感はほどほどの小説でありましたとさ