キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々 著:品田遊
日記みたいな、エッセーみたいなと思いながら読んでたんだけど、
諸々勘案すると、テキストサイトのまとめ本ではないかと
自分の中で腑に落ちたのであります
ノンジャンルにあれこれ、思いつくまま、特に意味もなく連ねる
そういう自由な文章が並ぶ本でした
表題の文章が、なかなかの意味のなさで、
キリンに雷が落ちたというニュースがあったらしく、
そういうこともあるだろうなと思ってたけど、本当に落ちてどうする、という
ツッコミのようなものが書いてあるんだが、
それ以上でも以下でもない、実にこの本を著しているいい文章だと
思ったりしたのでありました
と、まぁ、そうしておきたいところながら、色々と哲学めいた思考もいくらか書かれているし、
なんなら、これは炎上上等で書いてんじゃないかと思われるような
なかなか香ばしい文章まで、色とりどりになっていて
つかみどころはないけども、なんとなし読んでしまう文章群でありました
思考実験とは異なり、純粋に自身が思ったところを率直に文章化しているというところもあったりして、
その通りだなというか、当たり前のことを書いてるだけじゃんと思うようなところも
しばしばみられるんだが、実際、文章として、本として読むとそうだけど、
誰かと話をしているときに、こんな話題になったら、
漠然とみんな思ってたことを言い当ててるよなと
そういう感じの軽さというか、ほどよい話題みたいなのがあって
共感というか、あるあると思うようなところも多くて、
説教臭さみたいなのも割と薄めなので、
すんなり読めたと思うのでした
まぁ、こういうことをインターネット上で発表しているということは、
当然のようにすさまじい反応、いわゆるクソリプ的なものが
いっぱいやってくるだろうから、大変だろうなと、
そういう思考に至るそのもののところへ言及していたりするのも
なかなかよいと思うんだが、誰にもくみしないという一つの答えは、
結局分断でしかないというところから脱却してないというか、
外から見ると、あれこれ言葉を尽くしてこういった問題というか、
自分の気持ちを表明することが、結局のところその火種となるだけであるんだなと
改めて思い知ったりするのであった
いや、別に批判するわけじゃないんだが、なにせやりづらいというか、
もう、そういう反感というか、反応はつきものとする、できる人しか
やれないことなのかなぁなんて思ったりしてしまったのである
著者が、そういうのに強いとは思われないけども、
本にできるほど書いているというのは、とてもすごいことだなと
感心して読んだのでありました
日記みたいな、エッセーみたいなと思いながら読んでたんだけど、
諸々勘案すると、テキストサイトのまとめ本ではないかと
自分の中で腑に落ちたのであります
ノンジャンルにあれこれ、思いつくまま、特に意味もなく連ねる
そういう自由な文章が並ぶ本でした
表題の文章が、なかなかの意味のなさで、
キリンに雷が落ちたというニュースがあったらしく、
そういうこともあるだろうなと思ってたけど、本当に落ちてどうする、という
ツッコミのようなものが書いてあるんだが、
それ以上でも以下でもない、実にこの本を著しているいい文章だと
思ったりしたのでありました
と、まぁ、そうしておきたいところながら、色々と哲学めいた思考もいくらか書かれているし、
なんなら、これは炎上上等で書いてんじゃないかと思われるような
なかなか香ばしい文章まで、色とりどりになっていて
つかみどころはないけども、なんとなし読んでしまう文章群でありました
思考実験とは異なり、純粋に自身が思ったところを率直に文章化しているというところもあったりして、
その通りだなというか、当たり前のことを書いてるだけじゃんと思うようなところも
しばしばみられるんだが、実際、文章として、本として読むとそうだけど、
誰かと話をしているときに、こんな話題になったら、
漠然とみんな思ってたことを言い当ててるよなと
そういう感じの軽さというか、ほどよい話題みたいなのがあって
共感というか、あるあると思うようなところも多くて、
説教臭さみたいなのも割と薄めなので、
すんなり読めたと思うのでした
まぁ、こういうことをインターネット上で発表しているということは、
当然のようにすさまじい反応、いわゆるクソリプ的なものが
いっぱいやってくるだろうから、大変だろうなと、
そういう思考に至るそのもののところへ言及していたりするのも
なかなかよいと思うんだが、誰にもくみしないという一つの答えは、
結局分断でしかないというところから脱却してないというか、
外から見ると、あれこれ言葉を尽くしてこういった問題というか、
自分の気持ちを表明することが、結局のところその火種となるだけであるんだなと
改めて思い知ったりするのであった
いや、別に批判するわけじゃないんだが、なにせやりづらいというか、
もう、そういう反感というか、反応はつきものとする、できる人しか
やれないことなのかなぁなんて思ったりしてしまったのである
著者が、そういうのに強いとは思われないけども、
本にできるほど書いているというのは、とてもすごいことだなと
感心して読んだのでありました