うらんぼんの夜 作:川瀬七緒
古式ゆかしいといっていいものか、
村の因果因習と、都会に憧れる田舎女子学生、
そしてそこにやってくるよそ者と呼ばれる都会からの家族
そういったものが合わさって、田舎ならではの閉塞で片付けられない
謎の風習やら、排他やらによって、よくわからない事態になっていく
一口に田舎と都会のなんとかなんていえないような
でも、そういう感じだとして進んでいく
空恐ろしいホラーとも読める小説でありました
いや、最終的にはホラーだったか
ともかく、そんな塩梅で、
ホラーっぽい因習が様々に出てくるんだが、それを都会にあこがれる主人公が
古い、時代錯誤とげんなりしながら、なんとか、新たにきた都会の子と仲良くなりたい、
また、その子たちが、因習によって、妙なことにならないようにと、
四苦八苦する話しで基本は進むんだが、
主人公が、この田舎を嫌いながらも、ものすごくしっかりと農業を理解して、
なんだったら、一人で出荷までやってるような描写まで出てきて、
この女子高生、ちょっとどうなんだと思わされるあたりから、
だんだんと、誰が主人公で、どいつが怪しい奴なんだと
読み手としては疑心暗鬼になってしまうのが面白いところだった
おおよそ女子高生らしくないが、彼女としては、当たり前に女子高生だしという
作者得意のキャラクタで、バディが誰なのかと思いつつ読んでいってと
なかなか、楽しめたのであります
ミステリとも、また違う味なので、この読み方はまた、間違っているんだけども、
物語の方が、キャラクタに引っ張られていくので面白くてよかった
オカルト的な要素もふんだんにあって、
そのあたりが、フェイクなのか、本当なのか、
怪しいままというのもよろしく、地蔵という謎のキーワードが、
村の因習のそもそもを解決というか、解き明かしてというあたり
クライマックスに怒涛のように、あれこれの情報が押し寄せてきて
一気に寄り切られたみたいな感じの読書になった
ある意味続きができそうだけども、
倫理というか、もろもろ考えると、そんなことはあり得ないのが残念だけども、
いや、でも、もしかしたらしれっと続けられるのか?と
読者としては、無理筋をちょっと追ってみたいと思った小説でありました
古式ゆかしいといっていいものか、
村の因果因習と、都会に憧れる田舎女子学生、
そしてそこにやってくるよそ者と呼ばれる都会からの家族
そういったものが合わさって、田舎ならではの閉塞で片付けられない
謎の風習やら、排他やらによって、よくわからない事態になっていく
一口に田舎と都会のなんとかなんていえないような
でも、そういう感じだとして進んでいく
空恐ろしいホラーとも読める小説でありました
いや、最終的にはホラーだったか
ともかく、そんな塩梅で、
ホラーっぽい因習が様々に出てくるんだが、それを都会にあこがれる主人公が
古い、時代錯誤とげんなりしながら、なんとか、新たにきた都会の子と仲良くなりたい、
また、その子たちが、因習によって、妙なことにならないようにと、
四苦八苦する話しで基本は進むんだが、
主人公が、この田舎を嫌いながらも、ものすごくしっかりと農業を理解して、
なんだったら、一人で出荷までやってるような描写まで出てきて、
この女子高生、ちょっとどうなんだと思わされるあたりから、
だんだんと、誰が主人公で、どいつが怪しい奴なんだと
読み手としては疑心暗鬼になってしまうのが面白いところだった
おおよそ女子高生らしくないが、彼女としては、当たり前に女子高生だしという
作者得意のキャラクタで、バディが誰なのかと思いつつ読んでいってと
なかなか、楽しめたのであります
ミステリとも、また違う味なので、この読み方はまた、間違っているんだけども、
物語の方が、キャラクタに引っ張られていくので面白くてよかった
オカルト的な要素もふんだんにあって、
そのあたりが、フェイクなのか、本当なのか、
怪しいままというのもよろしく、地蔵という謎のキーワードが、
村の因習のそもそもを解決というか、解き明かしてというあたり
クライマックスに怒涛のように、あれこれの情報が押し寄せてきて
一気に寄り切られたみたいな感じの読書になった
ある意味続きができそうだけども、
倫理というか、もろもろ考えると、そんなことはあり得ないのが残念だけども、
いや、でも、もしかしたらしれっと続けられるのか?と
読者としては、無理筋をちょっと追ってみたいと思った小説でありました