さて翌日、ホテルに朝食がないので、また別の店に朝食を食べに行くことに
前回の飯団屋のすぐそばにあったんですが、
いかにも台湾の朝飯といった感じの豆漿のお店であります
ただ、うちの父親が豆乳苦手なので、包子とダンピンを食べることに
というわけで、ダンピンに、ニラ饅頭と白菜饅頭 あわせて100元
どっちもすごい美味かったんだが、ニラ饅頭の臭いが強烈で、
食べてる分には気にならないが、そのあと、マスクしたら、ニラ臭が滞留して大変でありました
ニラってすごい臭うのな、今更ながら
とりあえず、ささっと食べてから、MRTで高雄駅に向かい、そこから台鉄で台南まで移動します
途中の駅で、どこだったか忘れたが、猫推しが素晴らしい
なぜニャーなのか、台湾人にはニャーが猫の鳴き声でかつ、読めるということなんだろうか
台南駅に到着するが、今回は、そのまま裏口の方から出ることに、
多分現地の案内で後站と書いてたと思うんだが、現代的なエレベータで上階層に移動して、
線路を跨いで東側へ
目当てはこちら、台湾成功大学であります
謎の銅像は有名な哲学者らしいんだが、所見で夏目漱石かと思ってしまった…
勝手に入っていって大丈夫かと若干不安だったのですが、
特に誰に止められることもなく、あんまり学生もいなかったので
するっとそのまま流れるように侵入成功
キャンパス内で狗が放し飼いになってるらしく、
その犬に関する説明看板と、やさしくしようねといった注意書きが
そこかしこにあったのであります
動物愛護の精神的なそれかと思ったけど、頭いい大学生らしい感じの、
そういう平和精神への言及が、犬の自由みたいな話にされていたように見えたんだが
まぁ、大学全体で遊んでるんだろうと思うと楽しかったのである
狗好きではないんだが、大型犬がごろごろしているのはちょっと面白かった
そして目指してきたのは、ここ、ガジュマル園であります
成功大学のキャンパス内に、やたらいっぱいガジュマルが生えてんだが、
市民に開かれた公園みたいな役割もあるのか、散歩している
どう見ても学生じゃない人がうろうろしていてよかったのであります
なんか、自然豊かなところなのか、やたら地上に鳥がいっぱい
写真で全然伝わらないけども、茶色いやつはそこそこ大きくて、小型犬くらいのサイズだったんだが
どいつもこいつも、近づいても逃げやしない
写真では撮れなかったけども、凄いスピードでツバメも飛び交っていて
鳥の楽園っぽい感じで楽しめたのである、これはおすすめだ
そしてメインというか、これを見に来たのでありますけども、
事前情報で「皇太子お手植えのガジュマルがある」と聞いていて
それを探しに来たのでありましたが
「皇太子」という情報で、恥ずかしいことに今上天皇のことかと思っていて、
それから考えると、そんなに大きい木じゃないだろうと、探し回っていて、
結局、現地では、このデカイ木が、昭和天皇が皇太子の頃に植えられたということを気づかず過ごしてしまったんだが
石碑にちゃんと、書いてあるんだから、読みなさいよという話である
昭和天皇が皇太子時代なので、当然100年くらい経ってて、このサイズでも納得なわけだが
無事、イベント狩りとでもいうべき、ガジュマル鑑賞を終えたのでありました
大きさがわかるようにと、両手を広げて撮られてみたんだが、
見た時の迫力が写真だと伝えるのが難しいと思うのであった
つづく
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