CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【映画】グランツーリスモ

2023-10-13 21:06:30 | ドラマ映画テレビ感想
なんかやたら評判よかったので見に行ったわけだが、
これはさすがに映画館で見るやつだなと満足して帰ってきたのでありました
グランツーリスモはおろか、プレステすら触ったことない身分なので、
ゲームはさっぱりわからないけど、レース映画として楽しんでこれた

SONYと日産という日本企業のそれぞれが取り組んだ、
実際にあった話を元にしているというのが驚きなんだけども、
ゲーマーがレーサーになれるというお話
だけど、そこはあんまり重要じゃなくて、もっとシンプルに、
夢を追う若者が、厳しい教官の下で成長して夢をかなえるという
スポ根のそれだったと思うのでありました
そういうストレートな作品が好きだわと感動を素直に受け取ってきたのでありました

しかし、GT-Rがこれでもかと出てきて
ガンガンゲームのようにレースしていくという映像だけで面白いというか、
見ごたえ十分で、レースって面白いなと改めて思い知らされるところでありました
ゲームがうまいから、実車も大丈夫とか、
頭どうかしてると思ったんだが、そのあたりは、主人公の出自にまつわる、
フィジカルエリートっぷりを加味すると、ありうる話で、
まぁ実際にそうなっているということなんだが、
これは、ゲームヲタクがレーサーになったという切り取り方をされているけども、
実際は、レーサーになれる素質がゲームをやっていたという順逆だなと思うのである
まぁ、だからといって、この物語の面白さが損なわれるわけではないからいいんだが
もうちょっと、ゲームとレースの間に親和性というか、
本当にゲームによって培われたものや、得られるものがあったという話を見たかったかもと
思ったりしたのである
レース中に、周りがスローに見えて、自分が走るラインがはっきりと見えるようになるという
ゾーン的な話を教官と語り合うところが、それにあたると思うんだが、
それがゲーム画面とシンクロして、実際に起こるというのがなるほどと思いつつ
なんかパンチが弱いとか感じたのが残念であった
どうしたらよかったかわからんが、もうちょっと演出でなんとかなりそうな惜しいところだと思う

とはいえ、レースゲームが本当によくできていて、
一瞬の判断というものの選択が、つまり、実車のレースでも行われているということが
なんとなしわかって、より面白いと思えたのでありました
しかし、レーサーにしては体が大きすぎるだろうと思ったんだけど
元ネタの人も大きい人なんだろうか
ゲームのいいところは、そのフィジカルを苦にしないところにあるなとも思ったわけだが、
色々とレースの面白さについて考えさせてくれたのであります
映画とほとんど関係ないな

ともかく、GT-Rが、ガンガンとランボやBMWをぶっちぎっていく
その絵面だけでも見る価値があったと思う
大変楽しい娯楽映画でありました