NHKのプレミアム再放送だったのかわからんが、
前後編で放映された、やさしいドラマでありました
終末介護の話だったとも思えるが、
そこにある奇縁と二つの訪れる死が主体にすえられて、
そこに触れる様々な人たちの素朴な話なんだけども、
数奇な運命はさておき、最期というもの、誰かに看取られるということについて
物凄く考えさせられる、実に素晴らしい演技に魅入られたのでありました
老人二人の演技が、まずもって素晴らしく
柄本明、風吹ジュンの二人が本当によかった
演技だとわかっていても、こういう年寄りがいて、こういう動きをして、
そして、こうやって死んでいくというのが、ものすごくリアルというか
真に迫っていて、ドラマ全体の引き締めが素晴らしいことこの上なかった
また、その二人が尊いからこそ、若い(さほど若くもない)二人の生きている日々が光るという
とてもわかりやすい構図に、はっきりと命が芽生えたようで、
死に向かう二人を見送る、これからを生きる未来といった感じが
押しつけでも、しつらえでもなく、そうだと思える
世の中は、そうやって、年寄りから若い人に知らず移っていくような
時間や、経過というものを具象化したように見せてくれて
穏やかに楽しむことができたと思うのでありました
嫌な奴が出てきて、どうのこうの
と、まぁそういう役割でなくても、
人間模様というのは描けるんだなと、感情や関係の機微がみてとれて
緩やかに老いていく姿の、リンゴをわずかにも食べられなくなっていくという
その切り取り方が、とてもいいなと思いつつ
自分に迫るものがある内容だったと、感動して見入ったのでありました
身近な人の死と、自身の死について
暗くではなく、考えさせられる内容だったと
勝手に大事としてとらえた一作であった
前後編で放映された、やさしいドラマでありました
終末介護の話だったとも思えるが、
そこにある奇縁と二つの訪れる死が主体にすえられて、
そこに触れる様々な人たちの素朴な話なんだけども、
数奇な運命はさておき、最期というもの、誰かに看取られるということについて
物凄く考えさせられる、実に素晴らしい演技に魅入られたのでありました
老人二人の演技が、まずもって素晴らしく
柄本明、風吹ジュンの二人が本当によかった
演技だとわかっていても、こういう年寄りがいて、こういう動きをして、
そして、こうやって死んでいくというのが、ものすごくリアルというか
真に迫っていて、ドラマ全体の引き締めが素晴らしいことこの上なかった
また、その二人が尊いからこそ、若い(さほど若くもない)二人の生きている日々が光るという
とてもわかりやすい構図に、はっきりと命が芽生えたようで、
死に向かう二人を見送る、これからを生きる未来といった感じが
押しつけでも、しつらえでもなく、そうだと思える
世の中は、そうやって、年寄りから若い人に知らず移っていくような
時間や、経過というものを具象化したように見せてくれて
穏やかに楽しむことができたと思うのでありました
嫌な奴が出てきて、どうのこうの
と、まぁそういう役割でなくても、
人間模様というのは描けるんだなと、感情や関係の機微がみてとれて
緩やかに老いていく姿の、リンゴをわずかにも食べられなくなっていくという
その切り取り方が、とてもいいなと思いつつ
自分に迫るものがある内容だったと、感動して見入ったのでありました
身近な人の死と、自身の死について
暗くではなく、考えさせられる内容だったと
勝手に大事としてとらえた一作であった