棋承転結 24の物語棋士たちのいま 著:松本博文
24人の将棋に関わる人たちへのインタビューと質問への回答でつづった本
棋士、女流棋士それぞれの将棋人生や、思うこと、考えることを率直に語っていて
どれもこれも読みやすいけど面白くて、ずいずい読むことができた
特に、LPSAに関係する人が多くて、あまりよく知らなかったけども
女性の将棋という文化的貢献の大きさを知る機会になって、とてもよかった
すでに引退されていたりする人の次の人生も書かれているので、
女流の先生たちがその後普及に努めていたり、
まったく違うボードゲームの世界で活躍していたりと
様々なありようが見られてとても面白かった
とはいえ、桐谷さんだけ、完全に株の話だけになってたのが気になったんだが
そういう変化球も混ぜつつ、将棋が好きで、それをどうしていこうかと考えての
LPSAであったり、普及活動であったりというのが心に響いた
そしてなにより、やっぱりみんな図抜けて頭いいんだなと思い知る
棋士でいまいち活躍できなかったから医者になるとか、
お父さんが東大の将棋部だったとか、まぁともかく、出来が違う話が多くて面白い
将棋というよりも、将棋界であったり、
その人の人生であったりにクローズアップされているのがよいところで、
その人となりというものが見えてくるようなインタビュー記事が多くて、
谷川先生の語りなんかは、非常にかっこよく、そして感覚や思想に一本の綺麗なものがあると
深く思い知る内容だったと思う
将棋棋士の人間部分を描いた本として
とてもよい一冊だった
24人の将棋に関わる人たちへのインタビューと質問への回答でつづった本
棋士、女流棋士それぞれの将棋人生や、思うこと、考えることを率直に語っていて
どれもこれも読みやすいけど面白くて、ずいずい読むことができた
特に、LPSAに関係する人が多くて、あまりよく知らなかったけども
女性の将棋という文化的貢献の大きさを知る機会になって、とてもよかった
すでに引退されていたりする人の次の人生も書かれているので、
女流の先生たちがその後普及に努めていたり、
まったく違うボードゲームの世界で活躍していたりと
様々なありようが見られてとても面白かった
とはいえ、桐谷さんだけ、完全に株の話だけになってたのが気になったんだが
そういう変化球も混ぜつつ、将棋が好きで、それをどうしていこうかと考えての
LPSAであったり、普及活動であったりというのが心に響いた
そしてなにより、やっぱりみんな図抜けて頭いいんだなと思い知る
棋士でいまいち活躍できなかったから医者になるとか、
お父さんが東大の将棋部だったとか、まぁともかく、出来が違う話が多くて面白い
将棋というよりも、将棋界であったり、
その人の人生であったりにクローズアップされているのがよいところで、
その人となりというものが見えてくるようなインタビュー記事が多くて、
谷川先生の語りなんかは、非常にかっこよく、そして感覚や思想に一本の綺麗なものがあると
深く思い知る内容だったと思う
将棋棋士の人間部分を描いた本として
とてもよい一冊だった