自転車の組立も最終段階に入った LATIDO ラティードのロード
今回は変速機の調整を行います シフトレバーとディレーラーが
シンクロする組み合わせが条件になりますが 手順を守ればそれ程
難しい作業では有りません 調整方法の基本をご紹介します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/dd/58535401dbecc52403a209f0be093ac1.jpg)
今回の駆動系の使用部品は シマノ DURA-ACE STI レバーは ST-7700-C
ディレーラーは前後共 7800系です シンクロするのか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/99/3d791b29939f0a1d725d47a4c14d4aed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/27/8a61b8a5901815dc47e6acdee9e59238.jpg)
リアディレーラーから行きましょう これはデュラ RD-7800
シフトワイヤーは緩めておきます 変速機後部にはトップ側と
ロー側の駆動域を決める アジャストボルトが有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/9d/b729ab3534f83876043d3ec17df7d92e.jpg)
上に有るトップ側のアジャストボルトで ガイドプーリーが
トップギアの外面の下になる様に調整します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/24/7fadc8b0de3db580d41674b3a7d79b65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c8/ca513e54389f3019a88e22c395163470.jpg)
STI レバーをトップの位置にし シフトワイヤーの遊びを取り
変速機に固定します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0e/73fa18f15a743a85bd82fbebffab6776.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/07/d03cdfa9e4eb802c6b737a3e2041308f.jpg)
STI レバーをロー側に移動し 下側、ロー側のアジャストボルトで
ガイドプーリーが ローギアの真下の位置に来る様に調整します
ここまでがストローク調整です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a1/45d08847be0ee8541b543c226a116899.jpg)
テンションアジャストボルトの調整 チェーンをインナー×ローに掛けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1d/f09b24077b22c0ae40bad955beb30433.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/9b/3c980f057a2e808b0248e622928f5f53.jpg)
変速機後部のテンションアジャストボルトで調整し
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/94/21c65ff9de38dafe60372727d3ebb60d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a0/c2a39c637896d9110344a8c329613759.jpg)
クランクを逆回転させ チェーン詰りがしない範囲でガイドプーリーが
スプロケットに近付く位置まで調整します
チェーンをインナー・トップに入れ クランクを逆回転させ
ここでもチェーン詰りが無い事を確認します
この後シフトレバーを操作し作動確認を行いますが ここまでが
リアディレーラーの基本調整です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ed/74b32056170fc24ddd3b626197bd7ee8.jpg)
フロントディレーラーの調整をします これは デュラ FD-7800-F
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fa/481f8b19565a61a3c3f760686b23210d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a9/d97926e93c9bcbc13d4561be869878d6.jpg)
変速機の取り付け位置 シフトワイヤーを緩めておきます
上下位置は 変速機のアウタープレートとアウターギアの歯先の
隙間を 1~3 ミリにし アウタープレートとアウターギアが平行に
なる様に取り付けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f1/8b554b7e67b064cd2efe8f8f89f71114.jpg)
ストローク調整 変速機上部のアジャストボルトで行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/55/d1664f706a1d896d8fb85ee963315184.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/be/86bc61bb97e9bfe5d0a7c7fdfecda8df.jpg)
チェーンをインナー・ローに入れ アジャストボルトの内側、ロー側を
調整し インナープレートと チェーンの内側の隙間を 0.5 ミリ程度に
調整します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b9/a3b6b40651292523ea27e79e5d5cce67.jpg)
STI レバーをロー側にし シフトワイヤーの遊びを取り 変速機に
固定します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c7/78c9b56a47a002b7ee4b308e1d97133b.jpg)
チェーンをアウター・トップに掛け
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cf/0237c697469ce4e6c9d2c8628ebea7c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4f/a9adf4f6de3fb75c93e4419c62c05c95.jpg)
外側のアジャストボルトでトップ側の位置調整をします 変速機の
アウタープレートとチェーンの外側の隙間を 0.5 ミリ程度にします
この後シフト操作をし作動確認を行いますが ここまでが
フロントディレーラー調整の基本作業です
作動確認後の微調整の方法を書くと凄く長くなりそうなので
今回は調整方法の基本だけにしておきます
変速機の調整 どちらかと言えば後ろより前の方がシビアな調整が
必要ですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b1/01ff459605aa84e59be42abceb51e8de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c8/183cf5b80636c3f67f8d584781608ef1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/da/0a9c6613ec2d8320f4d09edf441112fb.jpg)
さてこれで全てのワイヤーラインの調整が終わりました
必要の無いワイヤーを切り落とします でもこの長さも
見て綺麗な長さが有ります 皆さんのセンスで決めて下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c3/3cac973118beb8bd9d3a60eb87b2df02.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/67/1a97e95823339472824fd7a64276b257.jpg)
ワイヤーの先端処理 エンドキャップは手間要らずで良いですけどね・・・
ここは色々な意味でハンダで処理をする方が良いですね こんな事に一手間掛けておくと今後
色々な事で助かる事が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d8/60d6fa802c7072c65548e8c1f637bbb6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fc/6569b0520d60ab10d02b010fc5e94cb5.jpg)
ステンレスのワイヤーには ステンレス用のフラックスとハンダを使いますが
フラックスは他の部品に付かない様にね 強い酸ですから良くないですよ
半田をする時も溶けた半田が ポタっとカーボン繊維の上に落ちたら涙が出ます
気を付けて施工しましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/55/7da978c9a9a010b8243ff37f26e3e631.jpg)
そして半田の後はフラックスを充分洗い流します これは腐食を促進しますよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/40/0bdebbde989b5619c68498dbd8ff9308.jpg)
ドライブライン最後の作業はチェーンに再度オイルを差してやります
Tomity Racing Oil を オイルペンで 1リンク 1滴づつ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/28/f6432dde9ee1806074a806cb92fcab1d.jpg)
長く掛かりましたが自転車らしくなりましたね もう後はバーテープを巻いたら終りじゃないの?
次回には完成した姿を見て頂けそうです
今回は変速機の調整を行います シフトレバーとディレーラーが
シンクロする組み合わせが条件になりますが 手順を守ればそれ程
難しい作業では有りません 調整方法の基本をご紹介します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/dd/58535401dbecc52403a209f0be093ac1.jpg)
今回の駆動系の使用部品は シマノ DURA-ACE STI レバーは ST-7700-C
ディレーラーは前後共 7800系です シンクロするのか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/99/3d791b29939f0a1d725d47a4c14d4aed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/27/8a61b8a5901815dc47e6acdee9e59238.jpg)
リアディレーラーから行きましょう これはデュラ RD-7800
シフトワイヤーは緩めておきます 変速機後部にはトップ側と
ロー側の駆動域を決める アジャストボルトが有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9f/479e2fbacf91dca36169ccc65f0e60f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/9d/b729ab3534f83876043d3ec17df7d92e.jpg)
上に有るトップ側のアジャストボルトで ガイドプーリーが
トップギアの外面の下になる様に調整します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/24/7fadc8b0de3db580d41674b3a7d79b65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c8/ca513e54389f3019a88e22c395163470.jpg)
STI レバーをトップの位置にし シフトワイヤーの遊びを取り
変速機に固定します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0e/73fa18f15a743a85bd82fbebffab6776.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/07/d03cdfa9e4eb802c6b737a3e2041308f.jpg)
STI レバーをロー側に移動し 下側、ロー側のアジャストボルトで
ガイドプーリーが ローギアの真下の位置に来る様に調整します
ここまでがストローク調整です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a1/45d08847be0ee8541b543c226a116899.jpg)
テンションアジャストボルトの調整 チェーンをインナー×ローに掛けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1d/f09b24077b22c0ae40bad955beb30433.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/9b/3c980f057a2e808b0248e622928f5f53.jpg)
変速機後部のテンションアジャストボルトで調整し
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/94/21c65ff9de38dafe60372727d3ebb60d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a0/c2a39c637896d9110344a8c329613759.jpg)
クランクを逆回転させ チェーン詰りがしない範囲でガイドプーリーが
スプロケットに近付く位置まで調整します
チェーンをインナー・トップに入れ クランクを逆回転させ
ここでもチェーン詰りが無い事を確認します
この後シフトレバーを操作し作動確認を行いますが ここまでが
リアディレーラーの基本調整です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/ed/74b32056170fc24ddd3b626197bd7ee8.jpg)
フロントディレーラーの調整をします これは デュラ FD-7800-F
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fa/481f8b19565a61a3c3f760686b23210d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a9/d97926e93c9bcbc13d4561be869878d6.jpg)
変速機の取り付け位置 シフトワイヤーを緩めておきます
上下位置は 変速機のアウタープレートとアウターギアの歯先の
隙間を 1~3 ミリにし アウタープレートとアウターギアが平行に
なる様に取り付けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f1/8b554b7e67b064cd2efe8f8f89f71114.jpg)
ストローク調整 変速機上部のアジャストボルトで行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/55/d1664f706a1d896d8fb85ee963315184.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/be/86bc61bb97e9bfe5d0a7c7fdfecda8df.jpg)
チェーンをインナー・ローに入れ アジャストボルトの内側、ロー側を
調整し インナープレートと チェーンの内側の隙間を 0.5 ミリ程度に
調整します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b9/a3b6b40651292523ea27e79e5d5cce67.jpg)
STI レバーをロー側にし シフトワイヤーの遊びを取り 変速機に
固定します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c7/78c9b56a47a002b7ee4b308e1d97133b.jpg)
チェーンをアウター・トップに掛け
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/cf/0237c697469ce4e6c9d2c8628ebea7c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4f/a9adf4f6de3fb75c93e4419c62c05c95.jpg)
外側のアジャストボルトでトップ側の位置調整をします 変速機の
アウタープレートとチェーンの外側の隙間を 0.5 ミリ程度にします
この後シフト操作をし作動確認を行いますが ここまでが
フロントディレーラー調整の基本作業です
作動確認後の微調整の方法を書くと凄く長くなりそうなので
今回は調整方法の基本だけにしておきます
変速機の調整 どちらかと言えば後ろより前の方がシビアな調整が
必要ですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/b1/01ff459605aa84e59be42abceb51e8de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c8/183cf5b80636c3f67f8d584781608ef1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/da/0a9c6613ec2d8320f4d09edf441112fb.jpg)
さてこれで全てのワイヤーラインの調整が終わりました
必要の無いワイヤーを切り落とします でもこの長さも
見て綺麗な長さが有ります 皆さんのセンスで決めて下さい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c3/3cac973118beb8bd9d3a60eb87b2df02.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/67/1a97e95823339472824fd7a64276b257.jpg)
ワイヤーの先端処理 エンドキャップは手間要らずで良いですけどね・・・
ここは色々な意味でハンダで処理をする方が良いですね こんな事に一手間掛けておくと今後
色々な事で助かる事が有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d8/60d6fa802c7072c65548e8c1f637bbb6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fc/6569b0520d60ab10d02b010fc5e94cb5.jpg)
ステンレスのワイヤーには ステンレス用のフラックスとハンダを使いますが
フラックスは他の部品に付かない様にね 強い酸ですから良くないですよ
半田をする時も溶けた半田が ポタっとカーボン繊維の上に落ちたら涙が出ます
気を付けて施工しましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/55/7da978c9a9a010b8243ff37f26e3e631.jpg)
そして半田の後はフラックスを充分洗い流します これは腐食を促進しますよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/40/0bdebbde989b5619c68498dbd8ff9308.jpg)
ドライブライン最後の作業はチェーンに再度オイルを差してやります
Tomity Racing Oil を オイルペンで 1リンク 1滴づつ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/28/f6432dde9ee1806074a806cb92fcab1d.jpg)
長く掛かりましたが自転車らしくなりましたね もう後はバーテープを巻いたら終りじゃないの?
次回には完成した姿を見て頂けそうです