Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパ ロードエンド・直付小物

2010-06-10 20:19:07 | 自転車部品・用品
しばらく LATIDO ラティード関連の日記が続きました 今日はちょっと
久し振りにカンパネタです
自転車のフレームに必ず必要なエンド小物 最近はストドロと呼ばれる
ストレート ドロップアウト式の物が多く使われるが 少し前までは
ロードエンドと呼ばれる 逆爪の物が主流でした 今回は CAMPAGNOLO
カンパの鍛造エンドの他 直付小物をご紹介しましょ




フレームの構成部品の一つ どの様なフレームにも必要なエンド小物です
これの使用品はまず存在しないでしょうが これは未使用のデットストックです
では袋の中身を見てみましょう




カンパニョーロのロードエンド このタイプのエンド 爪とも呼びますが
この形の物を逆爪と呼び ピストに使う後部から車輪を装着する物を 
正爪と呼びます






バックエンドの右と左側 このエンドはロングエンドと呼ばれ 昔は
これが普通のサイズだったのですが 後年、ショートエンドと呼ばれる
ホイールの装着部がもう少し短い物が主流になりました




リアエンドに使う アジャストボルト このロングエンド用でショートエンド用とは
長さが違います このボルトはホイールのセンターを出す時に使用しますが センター
位置に調整しておくと 車輪の脱着をした時、瞬時にホイールのセンター出しが出来
無くても良いが 有れば凄く便利な物です 競技シーンでは必須の小さな部品です




フロントエンド この頃の国産で良い鍛造エンドが無く 廉価版のフレームには
プレスで打ち抜きされた プレスエンドと呼ばれる物も使われていました そんな
時代のカンパのエンドは 他の追随を許さないしっかりとした物でした

出荷時はこの様な丸みを帯びた物ですが フレームをオーダーする時は 小さく
シャープに削って下さい なんてビルダーさんにお願いします




これは直付け ワイヤーリード 3点セットと呼ばれます
上の 2個同じ物は Wレバーの直付台座






これはハンガーシェル上部に直付けする ワイヤーリードで
上が右側に付けるリア用 下がフロント用です これはフレームに
取り付けた時、本当に綺麗な無駄の無い形をしています




私のロードフレームにも使っています




カンパにはこの様な直付け小物以外で バンド式のワイヤーリードも有りました
この部品も何個か使い続けましたが 他のメーカーに無い綺麗な形をしています
これは未使用の保管品です




これはリアシフトワイヤーのアウター受けで チェーンステーに
取り付ける物です




かなり小振りなアウター受けで アウターキャップは専用の先が
細い物を使うと無理なく綺麗に納まります 使うアウターもステンレスの
スパイラルアウターを使うと良いですね




これはダウンチューブに取り付ける W レバー用台座 現在の手元変速の
アウター受けも取り付け可能です






直付台座




この直付け小物の裏側は この様にパイプに合わせたアール形状です




このロングエンドを使っていた頃 1969年の Kino この時 15才 歳がモロバレだね
この時代にもストドロ・エンドもありましたがロードフレームでそれを使う選手はほとんど居ませんでした 
この数年後にショートエンドが登場しショートタイプが主流になって行きます

この写真は要らなかったか・・・(笑)





自転車愛好家で多くの方が信仰する CAMPAGNOLO 回転部分や駆動部だけでは無く その部品達を最高の状態で
使用する為にこの様な小物も製造していたのでしょうね

コメント (9)
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