Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ステムを塗装する

2014-08-01 20:13:09 | 自転車 塗装
自転車のハンドルを装着する為に必要なステム これの塗装をやって見ましょう
今回は塗料の密着を良くするプライマーを使ってみます





ITN のアルミ製のステムで梨肌の地にマットブラックの塗装がされています
結構年数が経っていますが部品箱の中に保管して有りました 今回はこれを
塗装してみます






知人がしばらく使っていた物なのでそれなりの
傷も有ります




作業を進める前に各ボルト類を外しました






塗装前の第一歩 耐水ペーパーで表面を
荒してやります 今回は 400番を使いました





ステムの足付けは完了 水を使わず研磨した手は真っ黒 実際水研ぎをしても
その近辺は黒く汚れますよね






塗装面を荒したステムはペイント薄め液で
良く汚れを落し 脱脂もします






Web サイトより
広範囲な対象物に対して、一切ペーパー研ぎをせず、
塗料の強力な密着が得られます

と紹介されている(株)染め Q テクノロジーの
ミッチャクロンを使ってみます






金属の塗装で我々がスプレーで行った物は 塗料の
密着性が悪く直ぐに剥げます それが回避出来れば
素晴らしい事です ネジ穴には別のボルトを入れて
塗料の浸入を防いでいます






ミッチャクロンを軽くスプレーし 20分程度放置
錆止めと塗料の食い付きを良くするサフェーサーを
吹きました




それから 20分置き 上塗りを行います 選んだのは
濃い目のグレーメタリック






塗料を吹いて直ぐは艶が有りますが 乾燥と共に
艶は引きます




メタリックの場合 最後の仕上げにはクリアが
必要です






クリア塗装も終わり塗料も乾燥しました






良い艶が出ています 塗装に使ったボルトを外し
元の状態に組み付けます






折角なのでボルト類もオイルを引いて手入れを
しておきます そして組み付け完了





ワックスを掛けて完成です グレーメタリックが落ち着いた雰囲気を出しています

特に難しい作業はしていません 今までの塗装にミッチャクロンの工程が
一つ増えただけです ミッチャクロンは塗布後、乾燥してもやや粘つき感が
有りました これからは積極的に使って行きたいと思います

コメント (7)
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