自転車に乗る為に必要なレーサーシューズ これも自転車と同じで使えば傷みます
そして普段からの手入れも大切な事だと思います 今回はそんなシューズの修理を
行ってみます
私が用意しているシューズで最近はあまり見る事が無くなった、紐を使うタイプです
このシューズを使うのは保管している選手時代のロードレーサーとトラック用の自転車に
乗る時です これが少し具合が悪くなったので修理をします
メーカーは GAERNE ガエルネで商品名が KEIRIN
一時カンパニョーロを含め海外のメーカーが競輪に
参入して来た時期が有りました その頃の製品です
シューズの裏には最近のクリートでは無く
桟(さん)と呼ばれるシューズプレートを使います
これは現在主流のビンディングペダルでは無く
クイル型やラットトラップと呼ばれる物にトウクリップと
ストラップを装着して使います
シューズの裏側では桟がペダルのプレートに
はまっています
そんな用途のシューズです最近は使う機会も無く
靴置場に保管していました
久し振りに手入れをしようと出すと あらこれは
困りました 靴が古くなると未使用の物でもこう
なる物が有りますね このタイプの靴はもうそれ程
多くの種類が流通していませんし 使用頻度も低い
のでこれを修理しましょう
靴屋さんにお願いしようかとも思ったのですが 自分で
する事にします 底を付け替える際に元の位置を間違いなく
再現したいので 何ヵ所かマーキングをしておきます
シューズプレートは時間を掛けて自分の好みの位置に
合せて有るので底の復元は確実に行いたい処です
この辺を靴屋さんが理解してくれたら良いのですけど
何処まで気を使って下さるかはちょっと解らないですよね
マーキングが終わったので 靴の底を剥しました
調子良く作業を進めていますが こんな事は今迄
した事は有りません(笑)
古い接着剤をスクレバーやペーパーを使い除去しました
古い接着剤がまだ完全に乾燥せず粘度を保っていたのは
ちょっと驚きです
靴と底の接着面をラッカーシンナーで綺麗に
拭き取りました
双方を貼り合わせるには接着剤を使います
在庫の有る中で何を使うか迷いましたが
ボンド G17 を使います 可も無く不可も無く
用途の広い接着剤ですね これで行けるでしょう
靴と底の両方へ、接着剤が外へはみ出さない様に
気を付けて全体に塗り拡げました
台金を用意します 靴の修理屋さんで良く見ますね
この治具に靴をセットします
双方の接着剤の表面が指で触っても引っ付かない
程度に乾いた頃 靴と底を貼り合わせます
元の位置からずれない様 注意を払います
靴の先端の位置決めをしゴムハンマーで叩き
圧着して行きます
踵は台金の小さな部分を使い 隅の方まで確実に
圧着します
上手く元の位置に復元出来ています
同じ手順で左右共上手く行きました
最後は靴用のクリームを使い綺麗にして完了です
今回は絶対の自信が有って進めた作業では有りませんでしたが上手く出来ました
接着剤を使う仕事は難しいですね
以前は革を使った自転車用のシューズを作っている靴屋さんが何件か有ったので
そんな所でオーダーもしましたが もう靴屋さんが無くなりましたね 昨年だったかな
関東の有名な所も廃業された様です
以前はこんな事もしています 【 サドル 革の張り替え 】 これは満足度の高い作業でした
そして普段からの手入れも大切な事だと思います 今回はそんなシューズの修理を
行ってみます
私が用意しているシューズで最近はあまり見る事が無くなった、紐を使うタイプです
このシューズを使うのは保管している選手時代のロードレーサーとトラック用の自転車に
乗る時です これが少し具合が悪くなったので修理をします
メーカーは GAERNE ガエルネで商品名が KEIRIN
一時カンパニョーロを含め海外のメーカーが競輪に
参入して来た時期が有りました その頃の製品です
シューズの裏には最近のクリートでは無く
桟(さん)と呼ばれるシューズプレートを使います
これは現在主流のビンディングペダルでは無く
クイル型やラットトラップと呼ばれる物にトウクリップと
ストラップを装着して使います
シューズの裏側では桟がペダルのプレートに
はまっています
そんな用途のシューズです最近は使う機会も無く
靴置場に保管していました
久し振りに手入れをしようと出すと あらこれは
困りました 靴が古くなると未使用の物でもこう
なる物が有りますね このタイプの靴はもうそれ程
多くの種類が流通していませんし 使用頻度も低い
のでこれを修理しましょう
靴屋さんにお願いしようかとも思ったのですが 自分で
する事にします 底を付け替える際に元の位置を間違いなく
再現したいので 何ヵ所かマーキングをしておきます
シューズプレートは時間を掛けて自分の好みの位置に
合せて有るので底の復元は確実に行いたい処です
この辺を靴屋さんが理解してくれたら良いのですけど
何処まで気を使って下さるかはちょっと解らないですよね
マーキングが終わったので 靴の底を剥しました
調子良く作業を進めていますが こんな事は今迄
した事は有りません(笑)
古い接着剤をスクレバーやペーパーを使い除去しました
古い接着剤がまだ完全に乾燥せず粘度を保っていたのは
ちょっと驚きです
靴と底の接着面をラッカーシンナーで綺麗に
拭き取りました
双方を貼り合わせるには接着剤を使います
在庫の有る中で何を使うか迷いましたが
ボンド G17 を使います 可も無く不可も無く
用途の広い接着剤ですね これで行けるでしょう
靴と底の両方へ、接着剤が外へはみ出さない様に
気を付けて全体に塗り拡げました
台金を用意します 靴の修理屋さんで良く見ますね
この治具に靴をセットします
双方の接着剤の表面が指で触っても引っ付かない
程度に乾いた頃 靴と底を貼り合わせます
元の位置からずれない様 注意を払います
靴の先端の位置決めをしゴムハンマーで叩き
圧着して行きます
踵は台金の小さな部分を使い 隅の方まで確実に
圧着します
上手く元の位置に復元出来ています
同じ手順で左右共上手く行きました
最後は靴用のクリームを使い綺麗にして完了です
今回は絶対の自信が有って進めた作業では有りませんでしたが上手く出来ました
接着剤を使う仕事は難しいですね
以前は革を使った自転車用のシューズを作っている靴屋さんが何件か有ったので
そんな所でオーダーもしましたが もう靴屋さんが無くなりましたね 昨年だったかな
関東の有名な所も廃業された様です
以前はこんな事もしています 【 サドル 革の張り替え 】 これは満足度の高い作業でした