塗装の補修を行っているイリベのトラックフレーム 今回は最後の仕上げ
クリア塗装をします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/53/19b202f8bfe8f14054e4af6df07bc840.jpg)
前回クリアを吹いたフロントフォークの塗装が乾いています フォーククラウンに
段差が無いタイプなのでどうしようかと思いましたが マスキングで見切りを付けました
マスキングに依る段差や毛羽立ちも無く上手く仕上がりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/81/0a4de006ad97102e0cd44b5a656b415c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/40/5fd9f59a8ae9cc0ad4d67646b63a4d42.jpg)
エンド金物が酷く錆びていましたが 表面を少し
研磨してからクリアを吹いています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/51/4dd488ff3c86bd5ede518224d05ea31e.jpg)
ただフォーク本体には細かな傷も有り 全塗装と
同じ様に全てが綺麗になった訳では有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f3/73fdb1f8e35b491222eb0df13edadf44.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/31/3a72c088e840491297e81d0bbda1a80d.jpg)
チェーンステー右側の傷の補修は シルバーを
塗っています これだけでは少し淋しいので
ステッカーを貼ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1f/c4910e1e93c57c45afa54d7e51f0194a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/bd/924d0f8d898fdd609315f1c624eaa5db.jpg)
チェーンステーにはテープでガイドラインを作り
ステッカーの素材は薄く指先の体温でも伸縮するので
マスキングテープへ一度預けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c7/8b7f2d353dac4516b6a58848e2d77a00.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/02/c0303295040d0b674ce66425de848c61.jpg)
ガイドラインに沿ってステッカーを貼り 良く擦り
しっかりとフレームに密着させます
その後マスキングテープを剥します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7b/7c825d3573b88c482907b1b25f579f9e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/fd/e0ff69d77eae3eb44cd100dc2ba37bfa.jpg)
最後にガイドラインのテープを剥して ステッカーは
完了です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/34/2ac4912240f7c26c9c1721cb6703a46e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f8/ff13185d5937dc72b47d4cff9c39212d.jpg)
さて今回はクリア塗装までして フレームの塗装補修を
完了させましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/25/bb41f65947fc3dd82e03fefff390e8f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fa/6471feace350999264b1ddc3a0553e2b.jpg)
右側のチェーンステーは 深い傷が多く有ったので
古い塗装を均しハンガーシェルを見切りにし シルバーを
吹きました でもハンガーシェルにはまだチェーンに依る
傷が残っています
しかし今回、ここに補修塗装をすると又違う色が必要です
そこまで色を多く使うのはあまり良く無いので ここは
表面を調整しクリアのみ吹く事にします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/61/0efa7c5cfbc7ad97420f03e99d2b6d86.jpg)
クリア塗装は新たに色を吹いた部分だけでは無く
フレーム全体に吹く事にしましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/49/5030345da48718a2c2d284f6ded1543b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/aa/fa8b938c0e48f865b65c7074e9f8d576.jpg)
ハンガーの裏側も良く塗装が剥げ錆が出ています
ここも 1000番の耐水ペーパーで研磨してやります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1d/4e86008795f47a7c1d5fb3eb7a2749d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/52/9a3654bf2380314d4c1d461c06453e2c.jpg)
フレーム全体に 2000番のペーパーで擦り
足付けを行います クリア塗装の食い付きを
良くする為に行う工程です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6d/de0f61d1f77688065846a9ca6fd3853a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/0b/d5407eb5a56fd599190a6891c7a015ba.jpg)
フレーム全体の足付けが終りました 軽く表面を
擦る程度です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fd/f1bbaeb26fae789be3232aa30c7a9811.jpg)
研磨した後のフレームを洗います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7b/3df15f94bb186d2ac07af81680f368b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a3/079c7c64ecdf7c750a881e98ab2ec799.jpg)
雑巾で全体を綺麗に洗い流してやります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/94/68369e5be6890ee62ae0225fd2e9a3e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/4b/f8f77c89d7cbc66f292fff430d6ddbe8.jpg)
洗い流して綺麗になりました 水は良く切ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ab/0a4f96982f27cab9fd5942c55646d0fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/fa/fe4c0e8e70fc27417c62eacd5054e10f.jpg)
塗装前にフレーム全体の脱脂が必要です
これはとても大切な事で 丁寧に隅々まで行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/96/6001bff51063a2d5d4f76f34ab4f6985.jpg)
これから塗装に掛かりますが 塗装をする時の
フレームの位置や自分の体勢はやはり塗り易い方が
良いですね その辺りを考えながらの簡易塗装台です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/88/79fe368760d09ca8c1d3579dd66fb1f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/06/1bd832bff96eaad7f2a6835afb4966c2.jpg)
今回使うクリアは Holts' のカースプレーです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/21/0675fbd9a466df8bc09706cedf78d517.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/02/19696602dec4abb5b9ff9866aadde125.jpg)
フレームの裏側や塗料の入り難い所から始めましょう
下の写真はシートステーの集合部を裏側から見ています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f6/4168a28766a314932c6831ba7d8e7f9a.jpg)
一度目の裏側が吹き終わったので フレームを
正立させました ここでもパイプが集合し入組んだ
所から吹き始めると良いと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1d/ecd27b305d4ff451bf3e40065b0dd99e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/64/1966ab5d731906b18dd4cc99e5b45845.jpg)
一度で綺麗に艶を出そうとしてはいけません
その気持ちを抑えゆっくりと何度も吹きましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/26/be080177e5710b53ea509828ca7efa76.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0c/72a871fce44e24d04ed4806b97f24bc6.jpg)
ハンガーシェル部は古い塗装を均しただけです
クリアは錆止めですね ステッカーは一度に多くの
塗料を吹くと皺になる事が有ります表面がザラザラな
砂吹きから始めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9e/c1ea093c8b235dcc66e9684da5707361.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f4/c30fa235ae747fc1534342b4e766455f.jpg)
何度か重ね塗りをしクリア塗装が完了しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/f2/1914fe7124660d17ee70651592a4e3a3.jpg)
少し前の COLNAGO コルナゴの塗装では何度か
手直しをしたヘッドラグ周り 今回は綺麗に
マスキングが出来ました 少し嬉しいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8a/6b53ef81d6acd7050aedc6222c1e64af.jpg)
これでフレーム塗装の補修が完了しました 今回はあくまで補修と言う事で
主に錆びが発生している部分の進行を抑えるのが目的でした そんな事も有り
はっきりとした計画も決めずに進めた作業でした 色合わせが出来ない補修作業
クリアが乾燥したら全体像を見て頂きます
前回の作業 【 クリア塗装 フロントフォーク IRIBE 】
次の作業 【 ヘッド小物取付け IRIBE 】
クリア塗装をします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/53/19b202f8bfe8f14054e4af6df07bc840.jpg)
前回クリアを吹いたフロントフォークの塗装が乾いています フォーククラウンに
段差が無いタイプなのでどうしようかと思いましたが マスキングで見切りを付けました
マスキングに依る段差や毛羽立ちも無く上手く仕上がりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/81/0a4de006ad97102e0cd44b5a656b415c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/40/5fd9f59a8ae9cc0ad4d67646b63a4d42.jpg)
エンド金物が酷く錆びていましたが 表面を少し
研磨してからクリアを吹いています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/51/4dd488ff3c86bd5ede518224d05ea31e.jpg)
ただフォーク本体には細かな傷も有り 全塗装と
同じ様に全てが綺麗になった訳では有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/f3/73fdb1f8e35b491222eb0df13edadf44.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/31/3a72c088e840491297e81d0bbda1a80d.jpg)
チェーンステー右側の傷の補修は シルバーを
塗っています これだけでは少し淋しいので
ステッカーを貼ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1f/c4910e1e93c57c45afa54d7e51f0194a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/bd/924d0f8d898fdd609315f1c624eaa5db.jpg)
チェーンステーにはテープでガイドラインを作り
ステッカーの素材は薄く指先の体温でも伸縮するので
マスキングテープへ一度預けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c7/8b7f2d353dac4516b6a58848e2d77a00.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/02/c0303295040d0b674ce66425de848c61.jpg)
ガイドラインに沿ってステッカーを貼り 良く擦り
しっかりとフレームに密着させます
その後マスキングテープを剥します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/7b/7c825d3573b88c482907b1b25f579f9e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/fd/e0ff69d77eae3eb44cd100dc2ba37bfa.jpg)
最後にガイドラインのテープを剥して ステッカーは
完了です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/34/2ac4912240f7c26c9c1721cb6703a46e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f8/ff13185d5937dc72b47d4cff9c39212d.jpg)
さて今回はクリア塗装までして フレームの塗装補修を
完了させましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/25/bb41f65947fc3dd82e03fefff390e8f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fa/6471feace350999264b1ddc3a0553e2b.jpg)
右側のチェーンステーは 深い傷が多く有ったので
古い塗装を均しハンガーシェルを見切りにし シルバーを
吹きました でもハンガーシェルにはまだチェーンに依る
傷が残っています
しかし今回、ここに補修塗装をすると又違う色が必要です
そこまで色を多く使うのはあまり良く無いので ここは
表面を調整しクリアのみ吹く事にします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/61/0efa7c5cfbc7ad97420f03e99d2b6d86.jpg)
クリア塗装は新たに色を吹いた部分だけでは無く
フレーム全体に吹く事にしましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/49/5030345da48718a2c2d284f6ded1543b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/aa/fa8b938c0e48f865b65c7074e9f8d576.jpg)
ハンガーの裏側も良く塗装が剥げ錆が出ています
ここも 1000番の耐水ペーパーで研磨してやります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1d/4e86008795f47a7c1d5fb3eb7a2749d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/52/9a3654bf2380314d4c1d461c06453e2c.jpg)
フレーム全体に 2000番のペーパーで擦り
足付けを行います クリア塗装の食い付きを
良くする為に行う工程です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6d/de0f61d1f77688065846a9ca6fd3853a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/0b/d5407eb5a56fd599190a6891c7a015ba.jpg)
フレーム全体の足付けが終りました 軽く表面を
擦る程度です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fd/f1bbaeb26fae789be3232aa30c7a9811.jpg)
研磨した後のフレームを洗います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7b/3df15f94bb186d2ac07af81680f368b3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a3/079c7c64ecdf7c750a881e98ab2ec799.jpg)
雑巾で全体を綺麗に洗い流してやります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/94/68369e5be6890ee62ae0225fd2e9a3e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/4b/f8f77c89d7cbc66f292fff430d6ddbe8.jpg)
洗い流して綺麗になりました 水は良く切ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ab/0a4f96982f27cab9fd5942c55646d0fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/fa/fe4c0e8e70fc27417c62eacd5054e10f.jpg)
塗装前にフレーム全体の脱脂が必要です
これはとても大切な事で 丁寧に隅々まで行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/96/6001bff51063a2d5d4f76f34ab4f6985.jpg)
これから塗装に掛かりますが 塗装をする時の
フレームの位置や自分の体勢はやはり塗り易い方が
良いですね その辺りを考えながらの簡易塗装台です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/88/79fe368760d09ca8c1d3579dd66fb1f0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/06/1bd832bff96eaad7f2a6835afb4966c2.jpg)
今回使うクリアは Holts' のカースプレーです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/21/0675fbd9a466df8bc09706cedf78d517.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/02/19696602dec4abb5b9ff9866aadde125.jpg)
フレームの裏側や塗料の入り難い所から始めましょう
下の写真はシートステーの集合部を裏側から見ています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f6/4168a28766a314932c6831ba7d8e7f9a.jpg)
一度目の裏側が吹き終わったので フレームを
正立させました ここでもパイプが集合し入組んだ
所から吹き始めると良いと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/1d/ecd27b305d4ff451bf3e40065b0dd99e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/64/1966ab5d731906b18dd4cc99e5b45845.jpg)
一度で綺麗に艶を出そうとしてはいけません
その気持ちを抑えゆっくりと何度も吹きましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/26/be080177e5710b53ea509828ca7efa76.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0c/72a871fce44e24d04ed4806b97f24bc6.jpg)
ハンガーシェル部は古い塗装を均しただけです
クリアは錆止めですね ステッカーは一度に多くの
塗料を吹くと皺になる事が有ります表面がザラザラな
砂吹きから始めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9e/c1ea093c8b235dcc66e9684da5707361.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f4/c30fa235ae747fc1534342b4e766455f.jpg)
何度か重ね塗りをしクリア塗装が完了しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/f2/1914fe7124660d17ee70651592a4e3a3.jpg)
少し前の COLNAGO コルナゴの塗装では何度か
手直しをしたヘッドラグ周り 今回は綺麗に
マスキングが出来ました 少し嬉しいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8a/6b53ef81d6acd7050aedc6222c1e64af.jpg)
これでフレーム塗装の補修が完了しました 今回はあくまで補修と言う事で
主に錆びが発生している部分の進行を抑えるのが目的でした そんな事も有り
はっきりとした計画も決めずに進めた作業でした 色合わせが出来ない補修作業
クリアが乾燥したら全体像を見て頂きます
前回の作業 【 クリア塗装 フロントフォーク IRIBE 】
次の作業 【 ヘッド小物取付け IRIBE 】