Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ヘッド小物の取り外し IRIBE

2014-08-24 20:21:01 | ピスト
前回ハンガー小物を取り外した IRIBE イリベのトラックフレーム
今回はヘッド小物を外します






全ての分解が終わりフレームだけになっています






ヘッド小物を取り外す為 フレームの保持をバックに
変えました




今回のヘッドの作業にはこれだけの工具を使います






まずはヘッド小物の上部から行きます ここで使う
工具はヘッドスパナ 今回は 32mm です






ヘッドスパナを上ワンと袋ナットに掛けて
袋ナットを緩めます 正ネジです
最上部の袋ナットが外れました






その下には舌が付いたスペーサーが入っています
これを外すと残っているのは上部ワンです






上部ワンはネジ込みなので緩めて行きます このワンが
外れるとフォークは下に落ちるのでフォークから手を
離してはいけません






上部ワンが外れるとフォークを下から抜きます
ヘッドチューブに残っているのは上部のリテーナーです




ねじ込み関係のパーツとベアリングを外したフレームには
ヘッドチューブに圧入された上下の金物が残っています






これを外すのにはヘッドワンポンチを使います
色々な所から発売されていますが これは
Park Tool RT-1 6000円程度のお値段です






下のワンを外します ヘッドチューブの下から
工具を差し込み上部へ貫通させます
ヘッドパイプ内で縮んでいた工具が内部で復元し
下ワンに工具の先端が当ります






下ワンに当った工具の頭をハンマーで殴ってやります
下ワンが徐々に抜けてきます 最後には飛び出すので
パーツを落さない様に注意しましょう




上部のパーツを外す時は上から工具を差し込み
同じ要領で作業を進めます






上下に圧入されていたパーツが外れました






フレーム本体の小物は外せましたが フォークにも
クラウンレースが圧入されています




最近これを外す為の工具は色々なタイプが出ています
今回使うのは私が自作した物で 鋼管を切ったり溶接し
作りました






フォーククラウンの裏側から工具を使い 工具の
先端がクラウンレースに当っています この状態で
工具の頭を殴ります






これで全てのヘッドパーツが外れました
今回のパーツは 1インチスレッドの JIS 規格です




これでフレームに組まれていた全ての部品が分解出来
フレームだけになりました





イリベのヘッド周り とても綺麗なラグワークですね
フレームの細かな部分で塗装の悪い所が有ります そこの補修をすれば良いのですが
かなり難しい作業になりそうです この後どの様に進めるか良く考えてみます

前回の作業 【 ハンガー小物の取り外し IRIBE 】

次の作業 【 フレーム塗装の補修 ヘッド周り IRIBE 】

コメント (4)
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