木の化石 珪化木(けいかぼく)のいろいろ
郡山緑水苑には珍しい珪化木(けいかぼく)が沢山展示されていた。
珪化木は、太古の昔に繁っていた樹木の幹が埋もれて化石となったもの。木の幹が地層に埋もれていく間、木の細胞の中に温泉水や地下水に溶けた珪酸が入り、木のセルロースが珪酸に置き換わったり、隙間に珪酸が沈殿して木の幹全体が二酸化珪素(メノウやオパールと同じ成分)に置き換わったもの。
福島県内では、会津地方の500万年~1000万年の地層や、いわき地方の3500万年前の地層から発見されている。
展示されているものはビルマ産の珪化木だそうだ。
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