アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

大堀川の植物_セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

2007-10-16 | 動物

 今年も大堀川のセイタカアワダチソウは非常に元気でもうじき満開だ。
ススキと生存競争をしているようだが、ススキがやや分が悪そうだ。
北アメリカ原産の多年草。日本に渡来したのは明治のころと言われるが、各地で大繁殖。種子でも繁殖するが、地下茎でも増える。最近では、セイタカアワダチソウは蜜蜂などが花粉を受粉させることがわかり、花粉を風にのせてばらまく風媒花ではないことがわかった。従って花粉アレルギーの元凶であるというのは濡れ衣だそうだ。旺盛な繁殖力で斜面などの土砂の流出を防いでいるとも言われている。
キク科アキノキリンソウ属 学名「Solidago altissima」
撮影2007年10月14日午前8時ころ
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 たくさんの円錐状の花序が色づきはじめた。

  日当たりの良い場所では開花も早い

  開き始めた花序の拡大




コセンダングサ

2007-10-16 | 動物

 最近我が家の近くの空き地や荒地にコセンダングサをよく目にするようになった。種子は代表的なひっつき虫で動物の毛や人の衣服について、散布される。
コセンダングサには変種がたくさんあるそうだ。
キク科センダングサ属 学名「Bidens pilosa L.var.pilosa」
撮影2007年10月14日午前8時ころ
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コセンダングサの花期は長く9月から12月まで次々と花を形成する。


筒状花の変化


コセンダングサの痩果


メモ コセンダングサ

・コセンダングサの痩果は冬になっても種子を散布せず、茎の先端などにつけたまま、動物が通りかかるのを待ち構えているそうだ。残念ながら動物に付着できない場合は春になって茎の根元が腐敗することによってようやく地面に散布されるそうだ。