昨年9月に植えた矮性のキキョウが、冬を越して、開花しはじめた。
周りにこぼれ種から成長したビオラが背丈をのばしているので、キキョウも負けずに背丈をのばし、昨年より背丈が伸びたようだ。
キキョウは他家受粉で雄しべ先熟の花なので、注意して観察した。
キキョウ科 キキョウ属
撮影2010年6月19日
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↓ キキョウの蕾、はち切れそうだ。
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↓ 開花したばかりのキキョウの花、雌しべの周りにしっかりと雄しべがついている。
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↓ しべ拡大、雄しべに花粉が見えるが、雌しべ未成熟で、この時点では受粉できない。
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↓ 左側の雄しべは雌しべくっついたまま、右側の雄しべは葯を開き花粉を出し終わった。
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↓ 次の日、左側の雄しべの葯が開き花粉を出した。花粉は雌しべにたっぷりついた。右側の雄しべはしぼみはじめてきた。
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↓ この花の雄しべは花粉をたっぷりつけて開き始めた。
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↓ 雄しべの花粉にまみれながら、蜜を吸う昆虫。雌しべはまだ閉じたままの未成熟状態。
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↓ 雌しべの先が5裂し始め、やっと成熟。周りにあった雄しべは殆ど萎れて落ち始めている。
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昨年植えたばかりのキキョウ 撮影2009年9月