アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

コリウスの花

2009-08-16 | 動物


庭に植えたコリウスに花が咲いた。
シソ科の植物なので、花はまさにシソの花。
シソ科 コリウス属
別名「ニシキジソ(錦紫蘇)・キンランジソ(金襴紫蘇)」
撮影2009年8月15日午後6時ころ
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↓ コリウスの花
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↓ コリウスのツボミ
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↓ コリウスの花
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↓ ツンツンと伸びているものはクサカゲロウの卵だろうか?
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メモ
・インドネシアジャワ島原産の栽培植物。
・コリウスの葉には様ざまなタイプがあり、斑の入り方にも違いがある。
・斑のある場所はほとんど光合成能力がないか、低いらしい。
・色素には紅色系と紫色系のものがあるようで、これに葉緑素のあるなしで様ざまな段階の色になる。
参考サイト 植物雑学辞典 いつも有難うございます。



オクラ(秋葵)の花

2009-08-15 | 動物


近くの畑のオクラ(秋葵)。一昨日気付いた時は、実が数個ついていたが、今日は摘み取られ、花が一つだけ咲いていた。
アオイ科 トロロアオイ属
別名「アメリカネリ・オカレンコン(陸蓮根)」
撮影2009年8月14日午後12時半ころ
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↓ オクラ(秋葵)の花。(左下に小さな実が見える)
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↓ 5本の雄しべが合着して、雌しべを取り囲む。
1本の雄しべに多数の葯があり、花粉を出している。
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↓ オクラ(秋葵)のツボミ。細い副萼片がはっきり見える。
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↓ オクラ(秋葵)の立姿。(高さ1m位)
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↓ 午後6時頃のオクラの花。一日花なので花びらは閉じていた。
まるでソフトクリームのようだ。萼の基部から出る蜜を求めてアリが沢山いた。
5枚の萼片が合わさって1枚になり、萼片の外側には細い副萼片があるのがわかる。
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メモ
・原産地はアフリカ北東部。
・一年草。
・明治初期に渡来。
・粘り気の正体は、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果がある。



トロロアオイ(黄蜀葵)の黄色い花

2009-08-14 | 動物


近くの畑に植えてあった。
トロロアオイ(黄蜀葵)の花はオクラの花に似ているが、オクラより大きい。
トロロアオイ(黄蜀葵)の根に粘液を多く含み、この粘液物質を和紙の紙すきの際に糊として使用したことから命名。
アオイ科 トロロアオイ属
別名「ハナオクラ」
撮影2009年8月13日
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↓ トロロアオイの花。
花弁は5枚。花の中心部と雌しべの柱頭は暗紫色。
五枚の花びらそれぞれに雄しべがついていて、それが雌しべの花柱を囲んでいる。
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↓ トロロアオイの葉。
オクラの葉はは3~5に浅く分かれるのに比べ、トロロアオイは5~9に深裂する。
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メモ
・原産国は中国。
・一日花。
・和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬などを成形するのにも利用される。



メマツヨイグサ(雌待宵草)の花

2009-08-13 | 動物


大堀川の空き地や成顕寺駐車場横空き地など、メマツヨイグサ(雌待宵草)が満開。
荒地に生育する傾向が強いことからアレチマツヨイグサの異名もある。
アカバナ科マツヨイグサ属
撮影2009年8月11日
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↓ メマツヨイグサ(雌待宵草)の花。
雌しべの柱頭は4つにわかれて、花弁・がくは4枚、雄しべは8本。
花粉は虫に運ばれやすいように、糸でつながっている。
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↓ 垣根に沿って群生しているメマツヨイグサ(雌待宵草)
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↓ 大きな株になって咲いているメマツヨイグサ(雌待宵草)
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メモ
メマツヨイグサ
・北アメリカ原産の帰化植物で、他のマツヨイグサ類と同じく、夜になると茎の上に直径1.5~3cmほどの黄花をつける。
・マツヨイグサの中でも、オオマツヨイグサに最も似ているが、この種は茎や毛の基部が赤くない。
・この種は変化が大きく、花びらの間にすきまがあるものをアレチマツヨイグサとして区別することもある。
・近年は、オオマツヨイグサとの交雑種らしきものも見られる。
・メマツヨイグサは葉の幅が狭くて先が鋭いうえ、鋸歯が多い。茎に上向きの毛が生えるが、基部はふくれない。
オオマツヨイグサ
・北アメリカに自生している原種をもとにヨーロッパで作られた園芸植物だと言われる。
・名前はマツヨイグサより草姿も花も大きなことに由来。
・オオマツヨイグサの茎には、全体に硬い毛が生え、毛の基部はふくらみ、濃い赤みを帯びる。
マツヨイグサ
・原産地は南アメリカで江戸時代に渡来。
・最も小ぶりで、線状の葉は幅が他の2種よりせまい。
・翌朝しぼんだ花が、赤橙色になるのが特徴。
参考文献 新星出版社「野山で見かける山野草図鑑」



ガガイモの花

2009-08-12 | 動物


今年も、大堀川の緑地はガガイモが元気に成長し、星型の花をつけ始めた。
花は両性花と雄花があるそうだが、区別は出来ない。
ガガイモ科 ガガイモ属
撮影2009年8月11日

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↓ ガガイモの花、星型で内側が毛ムクジャラ。
中から伸びているものを蕊柱(ずいちゅう)というそうだ。
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↓ ヘクソカズラの花と競って咲くガガイモの花
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メモ
・ガカイモはつる性多年草。
・心臓形の葉が対生し、夏から秋にかけて葉腋から出た集散花序に淡紫色から白色の花がつく。
・ヘクソカズラに似ているが、次の点で容易に区別できる。
切ると乳液が出る。
悪臭はない。
つるは右巻き(Z巻き)でヘクソカズラと逆。
葉はヘクソカズラよりやや長く、葉脈が目立つ。
花冠は5深裂して星型になり、内側に毛が密生する。
果実は大型の紡錘形の袋果で、毛の生えた種子を多数含む。
・横に伸びた根から芽を出して旺盛に繁殖するため、一度生えると雑草化する。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より     



サルスベリ(百日紅)の花

2009-08-11 | 樹木


近所のお宅のサルスベリ(百日紅)が満開になった。
ミソハギ科 サルスベリ属
撮影2009年8月11日午前7時ころ
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↓ サルスベリ(百日紅)の花。花弁は6(~7)枚で縮れていて、根元が急に細くなる。
中心に多数の雄しべがあり、そのうちの外側の6個は長い。
雌しべは中心に1個(先が緑色っぽい)。
一番下に白っぽい六角形をした萼が見える。
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↓ ツボミは六角形。額が開いて中から花弁、雄しべ、雌しべがでてくるが、
花が終わると額がもとのように閉じる。
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↓ サルスベリ(百日紅)の垣根
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メモ
・夏から秋にかけて、鮮やかな赤紫色やまぶしい白色の花を咲かせ続け、目を楽しませてくれる。
・漢字名は百日間も咲き続けると言う意味。 
・樹皮がはがれ滑らかな木肌が現れるのもこの木の大きな特徴で、和名はこの木はサルでも滑り落ちる、と言う意味だ。 
・花期は7~9月。
・花は枝先に房のように咲き、花びらはちぢれて波打ち、基部が柄のように細くなる。
日本文芸社「樹木図鑑」より



キョウチクトウ(夾竹桃)の花

2009-08-10 | 樹木


キョウチクトウ(夾竹桃)は、車道の街路樹に植えられているが、背も高くなかなか撮る機会がなかった。
あけぼの山には若いキョウチクトウ(夾竹桃)が植えてあった。やっと撮ることができた。
名前の由来は、葉が竹に花が桃に似ているから。
キョウチクトウ科 キョウチクトウ属
撮影2009年8月5日
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↓ 白いキョウチクトウ(夾竹桃)
花冠は直径4~5cmの高杯形、上部は5裂して平開。
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↓ 枝先に集散花序を出し、次々に花を開く。
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↓ 背丈1.5m位のキョウチクトウ(夾竹桃)の木
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↓ 赤いキョウチクトウ(夾竹桃)
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メモ
・インド原産。日本には江戸時代中期に渡来したと言われる。
・常緑小高木。根元から分岐して、株立ち状になり高さ5mほどになる。横長の丸い樹冠をつくる。
・有毒植物だが、葉は強心、利尿の薬功があると言われる。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」



ハス(蓮)とスイレン(睡蓮)の花

2009-08-09 | 動物


あけぼの山のハス(蓮)とスイレン(睡蓮)。
撮影2009年8月5日
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↓ 八重咲きのハスの花
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↓ 仲良しさんの開花は明日あたりかな?
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↓ 特等席でハスを見る
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↓ しっかりしがみ付かないと滑る?
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↓ ハス田の様子
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↓ スイレン池
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↓ 桃色スイレン
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↓ 白色スイレン
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ハス(蓮)ハス科 ハス属
・ハスは多年性水生植物。
・蜂の巣状の花托に果実が実ることからハチス→ハスという名になったと言われている。
・根の部分(実際は地下茎)は食用、蓮の根すなわち蓮根(レンコン)と呼ばれる。
・原産地はインド亜大陸とその周辺(現在のアフガニスタンからベトナムを含む)。
・地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。
・草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。
・水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。
・葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)。
・花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。
・インドの国花。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

スイレン(睡蓮)スイレン科 スイレン属
・熱帯性と温帯性がある水生植物。
・浮き葉を持つ水草のひとつで完了品種が多い。
・熱帯性スイレンは葉や花が大形で葉の縁にはギザギザがある。
・熱帯性スイレンの花色は紅・白・黄・紫など多彩。
・温帯性スイレンは熱帯性に比べて全体的に小さい。
・温帯性スイレンの花色には紫がなく、白・桃・黄・紅など。
・極めて小形の品種ヒメスイレンもある。
・温帯性スイレンには耐寒性があるが、熱帯性は非耐寒性。
日本文芸社「季節の花図鑑」より




ヒマワリ(向日葵)の花

2009-08-08 | 動物


あけぼの山のヒマワリ(向日葵)。
明日6日には全部刈り取ってしまうとかで、すっかり盛は過ぎていた。
大きなヒマワリには、殆ど全部に沢山の実がみのりずっしりと重そうに頭をたれていた。
キク科 ヒマワリ属
別名「ニチリンソウ(日輪草)・ヒグルマ(日車)」
撮影2009年8月5日

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↓ そろって頭を垂れて・・・
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↓ 振り返ると、
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外がわの花びらは舌状花で雄しべがない。
内側の花は筒状花で花びらはないが、両性の機能をもち、種子ができる。全体を頭状花序という。
花は外側から咲いていく。
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↓ ヒマワリのツボミ。大事に大事にたたんで・・・
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↓ 明日の刈り取りを知らずに、遅ればせながらお披露目。
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メモ
矮性種と高性種があり、花形も大輪~小輪とさまざまある。
巨大輪高性種のロシア、花粉がでないサンリッチ、赤褐色の花のベルベットクイーン、
小輪種のヒメヒマワリ、八重咲き種のサンゴールドなど種類が多い。/p>


モミジアオイ(紅蜀葵)の花

2009-08-07 | 動物


清水公園花ファンタジアで咲いていた。
アオイ科 フヨウ属
別名「コウショッキ(紅蜀葵)」
撮影2009年7月30日
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↓ モミジアオイは、高さ2mを超えるような大形になる。
葉は深く3~5つの掌状に裂け、和名の由来となっている。
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↓ モミジアオイの花
雌しべと雄しべは途中まで合着して柱状となり、長くて超出する。
雌しべの柱頭は5つに分かれ、その下に雄しべが群がっている。
このような雌しべと雄しべの合着は、アオイ科植物の特徴。
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↓ おまけの画像
子象
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セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草)・セントジョーンズワートの花

2009-08-06 | 動物


セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草)のこぼれ種から、庭のあちこちで開花し始めた。
西洋弟切草(セントジョーンズワート)はうつ病の薬でも有名である。(フリー百科事典「ウィキペディア」より)
オトギリソウ科 オトギリソウ属
撮影2009年8月2日午前10時

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↓ セイヨウオトギリソウの花 。花にも、葉にも、ツボミにも黒い点々が見える。
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↓ 花は1日花なので、昼過ぎにはしぼんでしまう。
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メモ
各種辞典によると、名前の由来は、昔傷を治療していた秘密の薬草を、人の良い弟が他人に口外したために、
兄が怒りその弟を切り殺した。その血しぶきが花や葉に黒い点々となって残ったと言い伝えられている。



ツルハナナス(蔓花茄子)の花

2009-08-05 | 樹木


お隣りとの境に1本植えたツルハナナスに花が咲いた。
咲き始めは淡青紫色をしているが、次第に白くなるので、異なる色の花が咲いているように見える。
ナス科 ナス属
別名「ヤマホロシ、ソケイモドキ」
撮影2009年8月2日

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↓ ツルハナナスの花のツボミと咲き始めの花、淡青紫色をしている。
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↓ 次々に開花したツルハナナス、花の色が変わってくる。
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↓ フェンスに絡まるツルハナナス
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メモ
・南米原産のつる性低木。
・ナス科だがトゲはない。
・花の感じがルリマツリ(瑠璃茉莉)に似ているが、ルリマツリは花の中心は凹んでいるので区別できる。
参考サイト 花図鑑  有難うございます。



7羽のヒナを連れたカルガモ一家に出会う

2009-08-04 | 動物


駒木橋のブロックの斜面に7羽の雛をつれたカルガモ一家が朝の羽根づくろいをしていた。
食事が終わって一休みしていたようだ。
撮影2009年8月1日午前6時20分ころ

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↓ そろっているわね
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↓ そろそろ行きましょう(注目!お母さんの尾っぽは立派)
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↓ 気付いた1羽が水辺へ(尾っぽの羽根がまだ短い)
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↓ 残りのみんなは相変わらず勝手に羽根づくろい
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ノリウツギ(糊空木)の花

2009-08-03 | 樹木


日光・那須・浅間山周辺ではどこでも見られるノリウツギ(糊空木)が、花ファンタジアに植えてあった。
ユキノシタ科 アジサイ属
別名「ノリノキ・サビタ」
撮影2009年7月30日

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↓ 枝先の円錐花序、装飾花は白色でがく片は3~5個、長さ1~2cmの円形~長楕円形。
両性花も白色、花弁は4~5個で長さ2.5ミリの卵状楕円形。花時には平開する。雄しべ10個、花柱3個。花柱・がく片とも果時間殿こる。
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↓ ツボミから開花へ
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メモ
・落葉低木~小高木。高さ2~5mになる。
・日光・那須・浅間山周辺など火山の周辺ではどこでも見られる。
・花は、7月~9月、枝先に円錐花序をだす。
・材は均質で硬く、楊枝や木釘などの細工物、カンジキの爪などに使われた。
・根材からはサビタパイプの名で知られるパイプが作られた。
・枝を水に浸して内皮からぬめりのある粘液をとり、和紙をすくときの糊料に用いた。和名はここからきた。
参考文献 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花」