アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

タラヨウ(多羅葉) その2_雄花

2014-12-19 | 柏の葉公園

柏の葉公園のタラヨウ(多羅葉)の雄花が多数開花。「山渓ハンディ図鑑樹に咲く花」によると花は5~6月に咲くと書かれているが、この木には例年12月頃雄花の開花が見られる。狂い咲きなのだろうか?
雌花を撮ったことがないので、これから春にかけて気をつけてみていこうと思う。
タラヨウの雄花は花弁と萼片が4~5個、雄しべ4個と退化した雌しべがある。
モチノキ科モチノキ属
別名「モンツキシバ」
2014年12月14日午前10時25分







↓ タラヨウの雄花ツボミ


↓ タラヨウの雄株




↓ 多数のタラヨウの木


↓ タラヨウの雌株には多数の果実






タラヨウ(多羅葉)は
「葉書の木」、「郵便局の木」と言われるように、
葉の裏に傷をつけると黒く変色するので文字を書くことができる。
この性質がインドで経文を書くのに使われた貝葉(バイヨウ)の原料である
ヤシ科のタラジュ(多羅樹)に似ていることからタラヨウ(多羅葉)となった。


オガタマノキ(黄心樹・招霊木)の花

2014-12-18 | 柏の葉公園

柏の葉公園のオガタマノキ(黄心樹・招霊木)開花。
山渓ハンディ図鑑樹に咲く花によると、花期は2~4月だが、早くも開花し始めた。
花弁は12枚、全体が薄いクリーム色で基部は紅色を帯びている。
モクレン科では唯一の常緑樹。
果実は袋果が集まった集合果で9~10月に熟すそうなので、忘れず撮りたい。
モクレン科オガタマノキ属 常緑高木
2014年12月14日午前10時45分











↓ オガタマノキ その1
低い位置で枝が横に伸びているので撮りやすくて助かる。




↓ オガタマノキ その2、こちらの木はやや樹高が低いが、ツボミも多数有り。




アラカシ(粗樫)の冬芽など

2014-12-17 | 柏の葉公園

柏の葉公園のアラカシ(粗樫)の可愛い冬芽多数。
今まで何となく敬遠してきたが、少しずつ観察をしていこうと思う。
シラカシと似ているそうだが、葉の鋸歯に着目すると、アラカシは葉の半分から上に粗い鋸歯があり、シラカシはもう少し基部付近からやや鋭い鋸歯があるとのこと。アラカシの葉の裏は灰白色で、シラカシの葉の裏は白緑色とのこと。名前の由来は材が粗いと言われるが、シラカシより枝ぶりや葉の形が粗いことによる説が有力だそうだ。アラカシは雌雄同株で、雌花は新枝の先端付近の葉腋に花弁のない花柱が3個の小さな花をつけ、雄花は新枝の基部付近の葉腋から雄花序がぶら下がる。開花時期は4~5月。
参考サイト 木々@岸和田 アラカシ
カノンの樹木図鑑 アラカシ
ブナ科 コナラ属 常緑高木
別名「クロガシ、アオカシ、ナラバガシ」
2014年12月14日午前11時






















ブナ(橅)の紅葉 その2

2014-12-15 | 柏の葉公園

柏の葉公園のブナ(橅)の今年最後の黄葉。11月30日には、
未だ緑色をしていたブナの葉が綺麗に黄葉した。
ブナ科ブナ属
2014年12月14日午前11時30分











↓ 縮れて丸まったブナの葉。
この状態で暫く木に残っている葉も多かった。
早くも、冬芽が見えている。




↓ 幹の横から映えた小枝の葉は、最後に黄葉するようだ。




コナラ(小楢)の紅葉

2014-12-15 | 柏の葉公園

柏の葉公園のコナラ(小楢)の紅葉がかなり進み、黄色から赤褐色へ変わってきていた。
黄色いコナラ(2013/11/22)は⇒ クリック
コナラは雌雄同株。
ブナ科コナラ属 落葉高木
2014年12月14日午前11時25分















柏の葉公園でタイサンボクの幹をつつくコゲラ(小啄木鳥)に出会う

2014-12-14 | 

柏の葉公園で、かなり強剪定したタイサンボク(泰山木)の幹や、ホオノキの幹をつつくコゲラに出会った。高いところにいるので、背中しか撮れなかった。
キツツキ科アカゲラ属
2014年12月14日午前11時













↓ タイサンボクの木(モクレン科モクレン属 常緑高木)




↓ 殆ど葉が落ちたホオノキ(モクレン科モクレン属 落葉高木)


↓ プレート


↓ 剪定されなかったタイサンボクと葉の落ちたホオノキ
この大きなタイサンボクの向こう側に強剪定されたタイサンボクがある


日本スイセン

2014-12-13 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池の未整備部分が見える新駒木橋からの風景。
フトイやヒメガマが水の流れに沿って倒れ、
カップルらしきカモ2組がくつろいでいる側で、日本スイセンが咲いていた。
近くに寄れないのが残念だが、この冬初見の日本スイセンだった。
ヒガンバナ科スイセン属
2014年12月6日午後3時25分












アメリカヤマナラシ(亜米利加山鳴)の黄葉

2014-12-12 | 柏の葉公園

柏の葉公園さくらの広場のアメリカヤマナラシ(亜米利加山鳴)の黄葉。
アメリカヤマナラシは、白樺に似た白い樹皮の落葉高木で、カナダやアメリカに分布し、密な群落を形成し大変美しいらしい(植物雑学辞典ヤマナラシによる)
ナショジオの美しい樹皮のアメリカヤマナラシ⇒ クリック
ヤナギ科 ハコヤナギ属
2014年11月30日午後12時20分



















ムクロジ(無患子) その2 果実

2014-12-11 | 樹木

柏ふるさと公園のムクロジ(無患子)の果実
ムクロジの果実は直径2cm~3cmの球形の核果で、果皮は袋状で半透明なあめ色。基部には成熟しなかった心皮が残っている。核は直径約1cmで黒くてかたい。果皮にはサポニンを含んでいて良く泡立つことから、昔は洗濯や洗髪に使われた。核は羽根つきの球や数珠に使われた。。
参考文献(山渓ハンディ図鑑4樹に咲く花)
ムクロジ科 ムクロジ属
別名「セッケンノキ」
2014年12月10日午前11時20分


















ハクモクレン(白木蓮)の冬芽_花芽・・・お客さんのカラスとヒヨドリ

2014-12-09 | 大堀川周辺の動植物

高木になったハクモクレンに多数の冬芽(花芽)が、朝日に光って美しかった。
花芽を保護する毛皮のコートを何枚かつけているが、
外側の黒っぽい毛皮を脱ぎはじめている花芽が多く、これがキラキラ光ってみえたようだ。
カラスやヒヨドリはこの花芽をつついているようにも見えた。
モクレン科モクレン属
2014年12月7日午前7時30分























準絶滅危惧種(NT)のタコノアシ(蛸の足) その10_果実

2014-12-07 | 大堀川周辺の動植物

前回、大堀川防災調整池のタコノアシを観測したのが10月24日だったので、久しぶりの出会いだった。すっかり立枯れ状態だったが、果実も見えた。タコノアシの果実は果。
タコノアシ科タコノアシ属
2014年12月6日午後3時








↓ ヒロハホウキギクの枯れ草の間から枯れ枝状のタコノアシ


参考サイト石川の植物タコノアシ


大堀川防災調整池でキジ♂(雉)に出会う

2014-12-06 | 

久しぶりに大堀川防災調整池を散歩した。
草地に背高く生い茂っていた野草が綺麗に刈られ、見通しがよくなっていた。
2014年12月6日午後5時ころ
画像クリックで拡大


↓ 突然、キジが現れ急いでフェンスの方へ移動し始めた。
フェンスの中は、観察の為に人の手を加えないようで、
フトイやヒメガマその他の野草が立枯れたまま残っている。
野鳥などの格好な隠れ場所になっている。
キジ目キジ科








↓ 他の場所でもキジを見かけた。
同じ個体かどうかは分からない。
近くに♀がいるようなのだが、姿を見せてくれない。


↓ 雉の草隠れ・・・


キジは、1947年日本鳥学会で国鳥に選定。