柏の葉公園日本庭園のサンシュユ(山茱萸)の花芽が割れだした。
サンシュユは満開になると、黄色い小花を20~30個集合して咲く散型花序。
小花の多数が総苞片が割れ始め、中の黄色い花弁が覗ける。
小花は、5mm位の4弁花、雄しべ4本、雌しべ1個、
花弁は後に反り返り、長い花柄を持つ。
ミズキ科ミズキ属
別名「ハルコバネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ」
2015年1月29日午後12時30分
↓ サンシュユの全形
大堀川遊歩道を散歩中のシェパードのタロウちゃんに出会った。
アルが元気なころのお仲間のワンちゃん。
容姿端麗なイケメンいやイケワン。
↓ 一緒に入らない?
柏の葉公園に1本あるミズナラ(水楢)は、花・葉など今まで殆ど撮ったことがなかった。
今回、幹の根元から出た細い枝に、子沢山に見える冬芽が多数あることに気づき、冬芽と樹皮を撮った。
ミズナラは寒冷地の雑木林では最も普通にみられる。
ミズナラの冬芽は、鱗芽。維管束痕は多数。
樹皮はコナラに似るが、裂け目が浅く、樹皮が薄い紙状に剥がれる。
参考文献 文一総合出版 樹皮ハンドブック
ブナ科コナラ属
別名「オオナラ」
2015年1月29日午後12時
昨年秋には綺麗な紅葉を見せてくれた柏の葉公園のブナ(橅)は、
今は、細長い冬芽と綺麗な白い樹皮が見られる。
ブナは寒冷地の自然林を代表する木なので、柏で見られるのは貴重。
産地では、白・黒・緑色の地衣類あるいは蘚苔類が多数つき独特のまだら模様になるそうだが、
柏のブナは本来の灰色で平滑な樹皮が見られる。
冬芽は毛のない鱗芽。
参考文献 文一総合出版 樹皮ハンドブック
ブナ科ブナ属
別名「シロブナ」
2015年1月29日午後12時
↓ 大きな3本のブナは、それぞれ紅葉の時期が異なり、長い間楽しめたが、今は白い樹皮が綺麗。
柏の葉公園日本庭園のツワブキ(石蕗)の綿毛の旅立ち。
ツワブキは種子でも地下茎でも増える。
ツワブキの花(2014/11/3撮影)
キク科ツワブキ属
2015年1月29日午後12時45分
↓ この寒さでも、また日陰でも、ツワブキの葉はツヤツヤと元気。
↓ ツワブキの綿毛の旅立ち
↓ 殆どの仲間が旅立った
↓ 最後の1本
メモ
・名前の由来は厚葉蕗、艶葉蕗からの転訛とされる。
・暖地の海岸沿いに自生する常緑の多年草。
日本文芸社 季節の花図鑑より