森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

みなさーん、見ていますか。「今日までそして明日から」

2006-10-23 23:25:58 | ’08/12/7までの未整理日記
NHK総合プレミアム10「今日までそして明日から」。
拓郎さんのインタビューや周りの裏方の人たちのインタビュー等なども含めての「つま恋」。
見ていて、感動今再びですね。

―私は今日まで生きてみました
私は今日まで生きてみました

そして今私は思っています
明日からもこうして生きていくだろうと―



みんな生きていこうね。明日からもまた元気でね。
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命が千あるならば・・

2006-10-23 13:39:49 | 詩、小説

 

 

 

 命が千あるならば、その一つを復讐の剣に使ってもいいかもしれない。

でも、命はたった一つしかないのだから、命を剣に転化してはいけないよ

その剣は、幾たびかは復讐の矛先に向かって、

その刃先を振り下ろすかも知れないが

すぐにさび付いて

打ち捨てられてしまう

 

その後に、

悲しんで嘆いて

その剣を抱きしめて

錆びた剣で自分の身を傷つけ続けるのは

君が愛してやまなかった人たちなんだよ

 

命が千あるならば

今日という日を終わらせるように

その源から断ち切って

深い眠りを求めてもいいかもしれない

だけど命はたった一つしかないのだから

明けない夜に体を横たえてはいけないよ

 

明日は必ず来ることを沈む夕日は約束して去っていく

また別の人々の今日を照らすために

たった一つの命を繋いで行きさえすれば明けない夜はない

耐えられないような苦しさも、心からの疲れも

源から断ち切ってしまった眠りなんかに

委ねることなんかないんだよ

今日が終わり明日が来る

また繰り返す

波のように

 

時は

貪欲な略奪者だから

いつか君の耐えられない苦しさも奪っていってしまう

それは本当だよ本当だよ本当なんだよ

闇を破って登ってくる朝の光は

君の生まれた朝も

君の上に降りそそいでいたんだよ

今日が終わり明日が来る

また繰り返す

波のように

 

 

時の波の音を聞きながらたった一つの命繋げていくんだよ

やがて来る、約束の終わりの時まで

 

 

 

 

 

 

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