森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

Adventures 4<ライ>

2008-03-08 01:23:13 | イギリス旅行記

 7日目、私たちツアーはカンタベリー、ドーバー、そして午後からはライの街を訪れました。

 

 何度も繰り返し言っていますが、イギリスは石の街です。でも、使っている石が街によって違うのです。この街の道を見てください。とっても趣がありますよね。でも私は、この街に住んでいる人の多くは健康であるに違いないと推理してしまいました。だってですねえ、この道は足ツボの道ですよ。道自体が健康サンダルみたいな刺激があるといった感じです。

 

 

    

 

    

 

  ↑ こんな感じなんです。

 

もちろん街全体というわけではなかったのですが、印象深かったです。

 

 ところで、一番上の写真はセントメアリー教会の前にあるお店のショーケースです。とっても美味しそうに見えますよね。中でお茶なんかも飲めるみたいですよ。

 

 私たちは教会の見学をした後、街の説明のためにこの場を後にしました。

 

    

  

 

 なかなか綺麗ないい感じの街でしょう。

この頃、もうメモリーの心配で写真を撮るのを、友人のデジカメでないカメラに任せていたので、この街の観光スッポットの写真がないんです。例えばマーメイド・イン。昔、ホークハースト・ギャングと言う海賊が入り浸っていたパブとか、1250年頃にフランス軍の侵攻に備えて建てられたイプラタワーとか。

 だいたいイプラタワーなんて何処にあったんだろう!?

このライと言う街は、ドーバーと同じ海岸線にあって、常にフランスの攻略を意識していなくてはならなかったのでしょうね。何かガイドの人がこのことで大事なことを言ったように思うのですが、(侵略を見つけたものが鐘を鳴らすとかなにか・・・・)もう少し正しい情報を仕入れてからと思っても、どうも調べきることは出来ませんでした。

 

 ところで、なぜライの記事が「Adventure」なのかと言いますと、私はここでの自由時間、友人達と別れて単独行動を決行したからです。

 

 前にオックスフォードで、聖メアリー教会の塔に登ればその街が一望できるのに、私たちのツアーがそれをする時間もなくて不満に思っていたことを書きました。同じ名前のその教会の塔に登れば、やはりライの街が一望できるのです。

 

 私は、「江戸の敵を長崎で討つ」ではありませんが、どうしてもその塔に登りたかったのです。街の説明のためにその場から離されても、もう一度その場に戻って登りたいと思いました。でも、友人達は興味なし。ライの素敵な街並みを楽しんだり、どこかの素敵なお店で買い物がしたいのです。だからと言って迷う必要はないでしょう。

 

 友人達と集合場所で落ち合う約束をし、私は教会の横のタワーの入り口でチケットを買い登って行きました。教会の中は無料ですが、この塔に登るのは有料です。

 

 また、その塔に登るのは、すれ違うことの出来ない狭い通路を通ったり(私以上のメタボの人はきっと禁止ですよ)、急な階段を登ったり、いつもだったらキャーキャー言いながら登りそうなものですが、一人でそれをやっていたら、危ない人に見えてしまうのでしっかりとさっさと登ります。

 

 誰ですか? ●●と煙は高い所に昇りたがるなんて思った人は・・・

だけど、見て。
ライの街が、そして、その先の丘や川や海が・・・・

 

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 

  

 

こっちは正面。下にいる人たちは一番上の写真のパン屋さんのお店の前で、この教会を見上げている人たち。

 

  

 

 

  

 

  なんとなく一回りしてみました。

イギリスくんだりまで来て、バスパックツアーの慌しさです。この後、私はかなりの距離をもの凄い早足で歩き、集合場所まで帰ったのです。

でも、この塔の上で私はちょっと冷たいけれど息切らして登ってきた者には気持ちの良いイギリスの風を頬に感じていました。

 

 アア、爽快。

この風景とともに、私はその風の心地良い冷たさをいつまでも覚えていようと思ったのでした。

 

 7日の観光は終わり、私たちツアーはロンドンのホテルに戻りました。でも、その日はこれでは終わらない・・・・  

 

 

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コメント (4)
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