先週NHKのHPで、あらすじを読んだ私はなんとなくがっかり。ずっとウジウジ路線なんだと、ちょっとうんざり。お話もさしたる進展もないしね。
でも見てみたら、面白かったんですよ、これが。
確かにウジウジ路線で、物語はお船さんの縁談が決まったぐらいで、上杉の進軍のお話でそれ止まりなんですが。
歴史大河と言うより、ささやかなエピソードを上手く見せた舞台劇のような構成に見えましたね。(物語の目立つ核になる話がないから演出で、と言う所かな。)
ところで今日は兼続の涙は早い時間でしたね。
なんだぁ、30分ぐらいに泣くって決まっていないのかとちょっと残念
でも今日の涙には、さも有りなんと思ってしまった私です。人間は人間なんだ、今も昔も。
戦とは人の命を奪い、今までの人生を断ち切り、その未来を奪うもの。
いっけん戦国の世にあって、兼続の人を切れない行為や敵のために流す涙は、情けないような気がしてしまうけれど、そちらの方が現実的に感じてしまうのです。
特に剣や槍を交える肉弾戦ですから、剣が交わっても肉に食い込んでも、その重みが手に伝わってくるとなれば、最初からそういうことが出来ると言う方が不自然というものですよね。本当のこというと、私は昔からこの事を少し思うところがあって、そういうことに誇りを最初から持っていられるのは、この時代のそういう教育だからなんだなと思う次第で、ゆえに戦国時代には国盗りのロマンより恐怖を感じてしまうのですよね。・・・文章、長い!
それに大なり小なり、そういうことにはぶつかるものなのだと言う事を示唆するセリフがありましたね。敵の遺体の前で涙する兼続を見つけた大人たちは
「兼続は戦の厳しさを知ったようだ。」と見守るように通り過ぎて行くシーンです。
しかも上杉の上に立つ者達は、みんな戦で役に立たない兼続に優しかったと思います。そういうことでは決して責めないのです。
処分が下されるのは、自分の迷いに負け騒ぎを起こしてしまったからでした。
上田庄に帰らなくてはならなくなった兼続は、景勝に謝ります。
その時、初めて景勝は兼続を叱り付けます。
「情けない!」・・・・アレッ、違うような。「たわけ!」だっけ。なんて言ったのでしたっけ。(情けない、私が。汗)
彼は兼続を帰したくなかったのだと思います。だから辛抱出来ずに騒ぎを起こしたことが、残念だったように感じました。
今週の兼続キラリン
戦の為に磐石な準備を整えることも、それも戦の中の大切な仕事。
炭の管理などを怠らない兼続。人にはそれぞれの才能があるのですね。
だけど、犬に喜平次って、これは問題ないわけ?
追記:
他の方の感想をボチボチ読んでみたのですが、今回の演出は評判悪いみたい?
でもさー、今回のお話普通に見せられたら、私なんかはもっとテンション下がってしまったような気がします。何かもっとワクワクさせて欲しいナ。
でも見てみたら、面白かったんですよ、これが。
確かにウジウジ路線で、物語はお船さんの縁談が決まったぐらいで、上杉の進軍のお話でそれ止まりなんですが。
歴史大河と言うより、ささやかなエピソードを上手く見せた舞台劇のような構成に見えましたね。(物語の目立つ核になる話がないから演出で、と言う所かな。)
ところで今日は兼続の涙は早い時間でしたね。
なんだぁ、30分ぐらいに泣くって決まっていないのかとちょっと残念
でも今日の涙には、さも有りなんと思ってしまった私です。人間は人間なんだ、今も昔も。
戦とは人の命を奪い、今までの人生を断ち切り、その未来を奪うもの。
いっけん戦国の世にあって、兼続の人を切れない行為や敵のために流す涙は、情けないような気がしてしまうけれど、そちらの方が現実的に感じてしまうのです。
特に剣や槍を交える肉弾戦ですから、剣が交わっても肉に食い込んでも、その重みが手に伝わってくるとなれば、最初からそういうことが出来ると言う方が不自然というものですよね。本当のこというと、私は昔からこの事を少し思うところがあって、そういうことに誇りを最初から持っていられるのは、この時代のそういう教育だからなんだなと思う次第で、ゆえに戦国時代には国盗りのロマンより恐怖を感じてしまうのですよね。・・・文章、長い!
それに大なり小なり、そういうことにはぶつかるものなのだと言う事を示唆するセリフがありましたね。敵の遺体の前で涙する兼続を見つけた大人たちは
「兼続は戦の厳しさを知ったようだ。」と見守るように通り過ぎて行くシーンです。
しかも上杉の上に立つ者達は、みんな戦で役に立たない兼続に優しかったと思います。そういうことでは決して責めないのです。
処分が下されるのは、自分の迷いに負け騒ぎを起こしてしまったからでした。
上田庄に帰らなくてはならなくなった兼続は、景勝に謝ります。
その時、初めて景勝は兼続を叱り付けます。
「情けない!」・・・・アレッ、違うような。「たわけ!」だっけ。なんて言ったのでしたっけ。(情けない、私が。汗)
彼は兼続を帰したくなかったのだと思います。だから辛抱出来ずに騒ぎを起こしたことが、残念だったように感じました。
今週の兼続キラリン
戦の為に磐石な準備を整えることも、それも戦の中の大切な仕事。
炭の管理などを怠らない兼続。人にはそれぞれの才能があるのですね。
だけど、犬に喜平次って、これは問題ないわけ?
追記:
他の方の感想をボチボチ読んでみたのですが、今回の演出は評判悪いみたい?
でもさー、今回のお話普通に見せられたら、私なんかはもっとテンション下がってしまったような気がします。何かもっとワクワクさせて欲しいナ。