森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

天地人44回「哀しみの花嫁」

2009-11-02 00:38:54 | ドラマ (大河)
 予告編の時、左上に「あと3回」って出ました。これってやっぱり、未だに大河は12月までやると思っている方への、気遣いなのかと思ってしまいました・・・が、笑っちゃいました。(『残り3回』だったかも。まあ、どうでもいいです。細かい事はね。)

「あと3回」しかないよ~と言っているのか、「あと3回」だから頑張れと言っているのか!!

ふうふう、とにかくあと3回だから頑張りましょう・・・(汗)

そんな事言っていますが、実はまた思わず泣いてしまいました。だって、お松は健気ではないですか。時間さえあれば、勝吉と心通わせ良い夫婦になれたように思います。
「夫婦になれて幸せだった。」と言い残したお松でしたが、夫婦として何も良い事はなかったのにと切なく感じてしまいました。

きっとお松にとって、夫を思い小袖を縫い上げている事は幸せな時間だったのでしょう。まるで、相手の気持ちの見返りを求めずに、徹夜でマフラーを編んでいる女子中学生のようです。
って、今時の中学生にそんな感覚、分かるかしら?


ちょっと、此処数回の天地人を見ていると、このドラマは配分を間違えてしまったのじゃないかと思います。終わりに向かって急速に進んでいる、この内容をもっと丁寧にやれば良かったのにと、時々思ってしまいます。このドラマに信長は必要だったのかしら。そんなことを言っても意味のないことですね。なんたって「あと3回」なのですから。

でもオマケのように語られた、お梅の死はなんじゃらほいとか思ってしまうのですよね。
竹松の「生きて、生きて父上の母上のお側にいなければ・・・」と言うシーンは良かったです。体の弱い竹松にそのような決意をさせた今回の悲しい別れでした。

歴史的に大事な流れはありました。将軍職を秀忠に譲ると言う徳川世襲の大事。「大坂の陣」に向けての布石の回でした。同時に進行する治水の話。伊達政宗に相談に行くこととか、勝吉の心を取り込んで行く様子とか、上手くまとまっていました。いろいろ感想はあるのですが、なにぶん11月は早く寝ることを目標にしようと思いましたので、そこのところは適当です。
要するに国政より地方行政に力を入れ、その力に長けた者も必要かと思いました。

「地方行政キャンペーン」には是非カネタンを・・・。

何か壊れてきたので、もう寝ます。

でも、「泣いた」と書きましたが、不満です!
日も浅く形ばかりの夫と言えども「夫婦になれて幸せ」と言っているのですから、手ぐらい握ってあげて欲しかったです。遠慮がちにでも後ろに控えて座っていて欲しかったです。廊下で通りすがりの様子見みたいなのは如何なものか。

小袖に涙しても、「せめてもの救いです。」とは言いがたいものがあって、「届かないよ、君の思いは」と冷たく言ってしまいたくなります。

上手く纏めてあっても、確かに「取扱注意」の大河ですね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする