今回も面白くて、明日もお休みなので感想を少々。
あらすじ、解説などはHPなどで。HPは→ココ
印象に残ったのは龍馬と弥太郎の父親の違いでした。年老いてから生まれた龍馬を溺愛している八平。一方家中のお金をすべて博打と酒に注ぎ込んでしまう弥太郎の父。
弥太郎にとって、龍馬はあらゆるものに恵まれている妬みの存在になるのも、ちょっと分かるような気がします。そして、益々汚くなっているような弥太郎でした。この弥太郎がいったいどんな転機で変わっていくのか、そちらの方もだんだんと興味が湧いてきました。
二人の母も立派でした。龍馬の継母はやんわりと夫に子離れを促し、弥太郎の母は子供の為にお金を貯めていました。それを馬鹿おやじは使ってしまったわけです。最低でしたね。一回目の感想のときに、武士としてのプライドが高いなどと書いたような気もしますが、時と共に、何も持たない屑に成り下がってしまったのですね。
面白かったので、あっと言う間に時間が経ち、次回も楽しみと思いました。
でも、今回いろいろと変なの~と思ってしまいました。
堤工事で雨の中、一人びしょぬれになって働き出したのはなぜだったのか。農民達が言う事を聞かずに勝手に帰ってしまったからなのか。加尾の唐突な「好き」と言う言葉に動揺し、応えられなかったからなのか、何かはっきりしません。勝手にのた打ち回っていたら、周りの農民が勝手に勘違いして心が一つになったような気がしてしまいました。このシーン、なんだかスッキリしませんでした。
それから父との大切な語らいが大通りの真ん中。想いが強すぎて、という事なのかもしれませんが、天下の往来で何やっているのかなと、不思議です。
それに土下座が多すぎ。着物汚しすぎ。
龍馬の家は、彼の洗い物が毎回で誰が洗っているのだろうなどと、くだらない事に気が行ってしまった二回目なのでした。