森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

浅川マキ 赤い橋

2010-01-18 12:08:25 | 同じ時代の船に乗る
朝、ツイッターで「おはよう」とか呟こうと思ったら、浅川マキさんの訃報の事が・・・
エエエッ~、なんかショック。
信じ難くて、彼女のHPを見ると1月15、16、17日は名古屋でライブと情報が載っていました。他の方のブログではそのライブ先で亡くなったのだそうです。

 
 昨日、私が友人に藤原君の事を熱く語っていたら、他にはどなたが好きなのと聞かれました。好きな人がいっぱい居て困っちゃうなあとか言って何人かの人のお名前を挙げていたのですが、後で考えたら、昔から好きだった人の事を、すっかり無視していた事に気がつきました。

 昔の私、どなたが好きなのと聞かれたら何て言っていたのかしら。女性ではと聞かれて、今は「ダントツ松たか子」と答えていたのですが、その昔桃井かおりは、私にとっては女神でしたので、「絶対桃井かおり」と答えていたと思います。そして「後、浅川マキとかね。」だってかっこ良く聞こえるじゃないですか。「夜」は私の親友。そして彼女はその住人。闇に揺れる煙草の煙、語るように歌う女の歌声・・・

雰囲気に憧れては見ても、ひよこがカラスに憧れるようなもの。
このブログの中で言った事はないけれど、子供の頃北山修さんは未来の妄想夫だったもので、作詞がそのサムの「赤い橋」には心惹かれて(私が好きそうな歌でしょう?)、たぶんこの歌から彼女のことが好きになったのかもしれません。へたくそでも、マネをして良く歌っていました。

今この歌を載せるのって、ちょっと不謹慎かなと迷いました。
「浅川マキ」と名前を見て「夜が明けたら~」と口ずさんでいたのですから、そちらにするか
一緒に載せた、「ふしあわせと言う名のネコ」だけでも良いのですよね。

でもね、この早すぎるブログ記事は彼女と彼女の歌を歌っていたその時代を思い出したかったからなんです。
何かちょっとと思われる方は、下の「・・・のネコ」の方をお聴き下さい。


ソースがツイッターで、その前はミクシィ。ミクシィは確認できないのでこれも迷いましたが、
ここにありました。
http://www.webdice.jp/dice/detail/2250/


ご冥福をお祈りいたします。



浅川マキ 赤い橋



ふしあわせという名の猫・・・浅川マキ

コメント (2)
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龍馬伝「偽手形の旅」

2010-01-18 09:28:29 | ドラマ (大河)

 なんでだか今週も感想を書いてしまう私。だってさぁ、面白かったんだよね、今回も。

 私的には、よもやの泥だらけシーンも土下座シーンもなかったので、それだけで気持ちがパァーっと晴れやかになってしまったわけです。どれだけワンパターン映像がトラウマになってしまっていたことか。弥太郎に絡んでいたやくざさんたちに土下座とかしちゃうのかと思ってドキドキしてしまいました。それがカッコ良く追っ払っちゃって、ヤッタねですよ、もう。

  今回終わってからよーく考えてみると、大してお話は進展もしていないし、弥太郎が勝手についてこなければ、何も中味のない回だったと思いました。でも弥太郎は付いてきちゃうのですよね。 しかも威張りくさって。 お金ないからよろしくと堂々と・・と言うかずうずうしくのたまいます。しかも関所を越えてみれば、その手形は偽造。

 同行の溝渕にも迷惑がかかるからと、同行を断る龍馬。
何か龍馬って真面目な男だなぁと思ったら、HPの粗筋によると、この時龍馬は私が思っていた以上の事を考えていたのですね。

藩を捨てて行くことは二度と家族とは会えないということ。

そうだったのか・・。

優しい男なんですね。だからそうは言っても気の毒で完全に見放す事が出来ません。

宿屋の外で「朝冷たくなっていたらお前のせいだ。」みたいな脅しをかけている弥太郎を、結局部屋に招き入れてしまうわけです。

でも、弥太郎をお風呂に入れてあげてくれてありがとう。そんなところが嬉しい私ですの、ホホホ。

そして、最初に書いたやくざさんたちの絡みが出てくるわけなんです。

その絡まれた理由も、おやじの借金を返せと言う辛い内容でした。

龍馬に助けられても、弥太郎は感謝の言葉すら言いません。弥太郎ですから。

そんな事は気にしていなくても、父から渡された修行心得を読みながら反省している龍馬なのでした。そんな龍馬の姿を布団の中から垣間見て、寝静まった頃それを取り出し手に取る弥太郎。そんな彼に、実は寝ていなかった龍馬は、それは自分の宝だと伝えます。自分を父は本当に思ってくれていると伝えるのですが、こんな所まで来ても父の影に痛い思いをしている弥太郎にとっては辛い言葉でした。龍馬は、それはお前の父と同じようにと伝えたかったのです。でも弥太郎にとっては、とてもそうとは思えなかったのでしょう。

でも、その時弥太郎の家では、彼がいなくなったことを知った父が、狂ったように彼を捜し回っていました。ボロボロになって(元々ボロボロだけど)帰ってきた夫を、叩くに叩けない妻のセリフなき言葉、このシーン良かったですね。

真っ直ぐな龍馬の家では心が真っ直ぐに伝わっていく。
でも弥太郎の家では、心さえ真っ直ぐには伝わっていかないのです。

弥太郎は龍馬に「同じではない!」と言います。

なんだかんだと龍馬の中で思うことがあり、最後は弥太郎に一緒に行こうと言う龍馬なのでした。

でも、これって、過度に弥太郎がずうずうしくて、過度に龍馬が人が良いので成り立つお話ですね。深く突っ込むとまたも微妙な違和感を感じるのですが、気が付かない事にします。この先のシーンも好きでしたから。

次を越えると、やっと船で四国を出ることが出来る最後の関所で、弥太郎の偽装手形がばれてしまいます。一緒に行くと決意した龍馬は必死になって庇おうとするのですが、このままでは巻き込んでしまうと弥太郎はとっさの嘘で、龍馬たちと別れます。

船の上でその安否を心配していた龍馬でしたが、崖の上に関所から逃げ出してきた弥太郎の姿を見つけるのでした。

「俺は無事だ~!! 安心して江戸に行けよ~!! 俺もいつか行くから待ってろよ~!!」なんて事は言いません。弥太郎ですから。

「江戸の何処かで野垂れ死ね~!!!!」と手を振ります。

でも真っ直ぐな龍馬の耳には「俺の分まで頑張れ~」と聞こえていたのだと思います。「おまんの気持ちはわかった~。」と嬉しそうに言っていましたから。

という訳で、次回は江戸です。

武市さん、加尾さん、ざっくりカットですみません。

HPは→こちら 

 


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1月17日(日)のつぶやき

2010-01-18 00:42:31 | ツイート
07:00 from web
おはようございます。まだ家族が寝静まっているので何もせず珈琲を飲んでぼんやりしています。
07:02 from web (Re: @taemoonface
@taemoonface  こんばんは~、ですね。
07:05 from web (Re: @mukusuke
@mukusuke おはようございます。雪の季節も綺麗ですが、続けば日の光が恋しくなりますね。東京寄り千葉は快晴で、今遠い木々の間から真っ赤な太陽が昇ってくるところです。
07:26 from web
RT@mukusuke RT @satonao310: さなメモ更新。阪神大震災から15年。あの日神戸にいたボクの体験談、教訓などです。地震が起こったらすぐしないといけない意外なことなど、是非お読みください。→ http://bit.ly/7MKj5R
07:29 from web (Re: @mukusuke
@mukusuke いろいろ考えさせられる内容ですね。教えてくださってありがとう。
07:37 from web
昨日は「神戸新聞の7日間」を見ました。その後、#19950117 のタグの所を読んでいました。ちょっと席を立って戻ってきたら、1200が未表示になっていました。テレビを見て、何かつぶやこうと思っていましたが、私はつぶやく言葉を失っていました。「忘れてはいけない日」、ありますね。
17:51 from web (Re: @freedomhammer
@freedomhammer 二重の意味で涙が出ました。ブログお願いねと言われて、嬉しかったのと、1995年の1月17日のお話を読んで。忘れたい、でも忘れてはいけない事ってありますよね。だけどそれはいつか自然に語れる時を待っても良いと思うのです。人の時間はそれぞれだから。
by kiriy2009 on Twitter
コメント (2)
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ブラームスはお好き

2010-01-18 00:39:36 | お出掛け日記
 思わせぶりなタイトルですが、別にサガンの本の感想ではありません。
17日「流山フィルハーモニー交響楽団38回定期演奏会」に行ってきました。

一緒に行った友人が「のだめの影響で、凄い人ね。」と言いました。確かに昔ならちょっと敬遠の交響曲も、少し身近に感じられるようになったかも知れませんね。

今回のプログラムは
シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」序曲。
ハイドン、交響曲第100番「軍隊」
そして、ブラームス交響曲第2番。  そして、指揮者は右近大次郎さんでした。

始まる前に指揮者の方が解説を入れてくれたので、とっても分かりやすかったです。指揮者の右近大次郎さんは、音楽を物語で語り、そして指揮でも体全体を使って物語る、または演じるという感じの指揮だったように思いました。

シューマンの歌劇「ゲノフェーファ」序曲は、ドラマチックでしたがあっと言う間に終わってしまいました。
ハイドンは解説で、当時今のマイケル・ジャクソン並に人気があったと言っていたのが印象的でした。「ハイドン」、有名ですよね。

小学校の音楽室に音楽家達の肖像画が飾っていなかったですか?
一番有名なのがベートヴェンで、次が私にはハイドンでした。ただ音楽は、やたら元気と言う印象があって、好きだったかどうかは疑問です。
この100番も解説で「お祭り」と言うイメージのヒントを貰いましたが、確かにそんな感じでした。
私は園遊会のイメージを感じてしまいました。

紅茶とかシェリー酒で浸したケーキとかが目の前にチラついて困りました。それにテーブルの上に置かれた薔薇の花や、石で出来た家とか。
・・・私、一瞬寝ていたんでしょうか・・!?

でも、音楽はイメージの扉。聴く事によってその扉が開けば幸いです。

ブラームスは昔から名前からして詩的で素敵と思っていました。それはやっぱりサガンの小説の影響だったかも知れませんね。
ブラームスの第2番を聴いていた時、私はもう曲のイメージも追いかけずに、自分の世界に浸っていました。それはそれで至福のひと時でした。

下の動画は、今回の演奏会とは何も関係はないのですが、ブラームス交響曲第2番だったので載せました。

あなたは「ブラームスはお好き?」





Brahms: Symphony No.2 (BRSO / M.Jansons) 1/5



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