「P様、ご心配してくださってありがとう。
私は誰にもいじめられていないから安心してくださいね。
ただちょっと、お手紙を書く気持ちの余裕がないだけ。
今の心の重荷が外れたら、またコメント欄は開けますので、
その時はよろしくお願いいたします。」
※ ※ ※ ※
いつも遠い空に憧れている。
だけど望んでいる風景は、意外と自分の住んでいるところのすぐ近くにあったりする。
子供の頃、おじさんが横浜の仏向町という町に住んでいました。
ある日、その彼が、
「今から森に探検に行くぞ。」と言って、
私たちを家の裏手に広がっていた森の中に連れていってくれたのです。
顔にかかる蜘蛛の巣を払いながら、足を濡らす草の露を気にかけながら、おじさんの後をついて行きました。
その冒険の最後はどうなったのかしら。
おばさんが、
「もうこの辺で引き返そう。」と言ったのかしら。
それとも、どこか思いがけない道に出たのだったかしら。
よく覚えていないのです。
だけど、あんなにワクワクした事はなかったなあ。
きっとあの時から、私は森の緑に恋をしているんだと思います。
いくら町の中にあったとしても、一人で森の中に分け入ろうなんて、
もう大人なんだから、そんなことは思いません。
だけどそんな森の傍らの道にだって、
昔の冒険少女の気持ちを満たすものは、たくさんあるのです。
「それ、雑草じゃないの?」
ふふふ。
思わず友の声が、耳元で聞こえたような気がしました。
だから野の花が好きなんだって、私。
下の画像は、何を映しているのかと言うと、上の花の群れて咲く様。
群れて咲いてもちっとも目立たないし、綺麗でもない。
でもほらね、一輪に目が行けば、ちゃんとしっかり咲いているのです。
野の花としては、綺麗どころです↓
これまた、(私的に)最強の一族に名を連ねる花たち。 ↓
月曜日、地域イベントに参加した帰りはめったに歩かない道を選んで帰ってきました。
素敵なところです。
この道は、2014年に書いた、大堀川の道を散策した記事にも、ほんの少しだけ出てきます。
※ 「違った道を行く」
その記事の中で書いた、迷い込んだ古民家のある田舎道にはいまだに行っていません。
冒険に行く道は、まだまだたくさんありそうです。
ああ。だけどやっぱり、遠い空には憧れるよね。