森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

月を見上げて

2017-10-06 01:39:22 | 梢は歌う(日記)
10月5日の月は十六夜の月。
それでも本当に綺麗に光り輝いていました。
月を見ながら帰り道・・・・・。
思うに、
月が、見えた。月が本当に綺麗だ。
そんな風に騒げる間は、幸せだって事なんじゃないでしょうか。
だけどー。
ある時ある人は遠い昔の戦場で、刀を握りしめ森の木々の間を逃げまどい、ふと空の光輝く月を見た時に母や妻を思ったでしょうか。
湯気の向こうに微笑む人もなく、暗く冷たい地を行く自分を切なく思いながら、「同じ月を見ているぞ。」と自分を励ましたかもしれません。
ある時ある人は少し昔の異国の地。
ただただお腹を空かして歩き回るだけの戦いに、
「おふくろ様、自分は立派に戦っています。」と呟いて、思わず惨めな笑いが込み上げてきて、そして見上げた月は涙で滲んでいたかもしれません。
そしてまた霞んだ月に「必ず帰る。」と誓いを立てたかもしれません。
私たちは、ずっと変わらずにそこに居て、ずっと変わらず地上を見守って来た月の光にずっと励まされ続けてきたのでしょうか。
昨日は、劇団☆新感線のライブビューイング「髑髏城の七人・風」を観てきました。心が感動で一杯になったまま短い時間のバイトに行き、帰りにスーパーに立ち寄って(木曜日はこの時間にスーパーに行き、値段の下がったあれやこれやを買うのが、マイブーム)、そしてその帰り道で、月を見上げて帰ってきたのです。
下の囲みは昨年の10月5日に投稿したものです。
あの旅行に行ったのは、もう1年前の事なのですね。つい最近に行ったような気さえします。
本当に時間がたつのは早いものです。
1日1日を大切にしなければと思います。
あなたの昨日は、いかがでしたか。
また今日と言う日が、静かで穏やかな1日でありますように。
 
初秋の旅「高山の朝市と古い町並み」
「初秋の旅『馬籠』」 の続きです。 1日目は『妻籠』『馬籠』に行って終了で、2日目は8時に出発して高山の朝市に寄るのだとは把握していました。ところがよることが出来た......
 

 


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