あるシーンで、思わず犯人の平井にちょっとだけ同情してしまった。
子供の時に家に居た家政婦のキヨ(?)。 彼女に子供の時に可愛がられたと言う平井。キヨは自分の事を心配しているだろうと思う・・・・。
だけど本当は彼女は心配するどころか、悪しざまに彼の事を罵倒していたのだった。
本当にろくでもないやつだった。まともな大人になんかなれないと思っていた。誰かを殺したと聞いても驚かないと。
99歳の老婆のこの発言には、微妙な説得力があった。
だけれど、かつて家に居た年老いた女性に乳母のような幻影を抱く平井に、右京は本当の事は言わない。そのことは事件の本筋には関係ないから。
だけどそこに平井の本当の妻殺しの動機があるように感じてしまったのだった。
要らなくなったものは、とにかく燃やす。バンバン燃やす。要らなくなった妻。それらを燃やすことに固執した平井は、彼女たちを燃やすために殺したのだと推理されている。
ある種のサイコパスとの対峙。
なかなか面白い。
でも彼がだしてみたと言う告訴状(脅迫によって自白させられた)に、青木の日下部の、そして衣笠の思惑が絡む。
捜査権を持たない特命の捜査を立証して、特命をつぶそうとする。
これは好みの問題だけれど、ドラマと言うパラレルワールドの中では科捜研や温泉の女将だって捜査しちゃうんだから、別にいいじゃんと思ってしまう。
だけれどいつも「相棒」はリアルと被る。
「相棒」の後のニュース番組の中で、自白は強要されたものでゆえに無実と主張する男の事が報道されて驚かされた。
今回は拡大スペシャル。二時間のスペシャルではなく、なんとなく半端な感じがしたが続きものだった。次回も15分の拡大スペシャル。
いや、まてよ。
HPには「9:00~10:09」と書いてある。なのに『15分拡大スペシャル』とはこれいかに。
アラっ、ごめんなさい。細かい事が気になるのは、私の悪い癖なの。