2月27日の河津桜を見にお散歩に行った時、公園に着いて最初に目に飛び込んできたのがこの桜です。
これは河津桜ではないみたい・・・・・
と、思いました、これは「椿寒桜」と言うのですって。
2月の終わりに満開なのですから、やはり今年はいつもの年より早いのではないでしょうか。
やっぱりピンクは可愛いです。
だけどお友達は、あまり好きではなかったみたいです。
このもじゃもじゃの髭のような花弁を嫌ったのかしら。
以下は河津桜ですが、ひとつ前の記事にアップした河津桜とは離れた所にある桜です。
【長い話その4】
その3はひとつ前の記事の下。その2はまたひとつ前の下にあります。
《心の底から感謝しました》
義母から栗ジャムを頂いたその翌日の26日の朝、私はいそいそと起きて、その瓶の蓋を開けようとしました。
―うんうん(力を入れる声)、開かないわ。
瓶の蓋などが開かないのは、まあよくある話だと思います。
「開かないなら、貸してみ。」と夫殿。
「えっ? パパが ?大丈夫なの ?」
普通、妻に開けられなければ夫に渡す。これは自然の流れだと思います。だけど我が家の場合、私の方が怪力と言うわけではなくて、夫殿がリュウマチと言う病気になって以来、不用意に指先に力を入れて、また痛みが再燃してもらっては困ると言う想いの方が強いのです。
だけど近頃はクスリが効いていて、そのような事はないみたいで、その瓶を渡したのですが・・・・・
歯が立ちませんでした。
で、ふたを開ける為のグッズなるものを使いましたが、ダメで、本当はジャムなので遣りたくはないなと思ったのですが、熱湯を蓋の方に掛けました。普通はそこでパカッと開くものなのですよ。
が、開かない。
なんて強者の蓋なの !
ここまでの話を、友人たちにしたら直火にかけるとか、逆さにしてお湯につけると言うアイデアを教えてもらいましたが、その時はそのような発想もなく、「もう今日はいいか~。」みたいな気持ちになって来てしまいました。
すると夫殿がその瓶を玄関の方に持って行ったので、何をするのかと思ったら、ワニ口と言う工具で開けて来てくれたのです。
「嬉しい~ !! これを楽しみに起きてきたものだから。」と私が言うと、
「だと思ってさ。」と彼は言ったのでした。
彼はこれから仕事に行くわけで、朝の貴重な時間をジャムの蓋を開けるために使ってくれたのかと思うと、申し訳ない気持ちになり、そして心の底から感謝したのでした。
近頃の私は、
心の中で夫殿の悪口を言っていることが多いなと感じていました。
それで思わず誓いました。
今しばらくは、夫殿の悪口を言うのは止めにしましょうって。
と言うわけで、私が改心しさらに良き妻になったように見えた所で、次回につづく。