※ 世間と言うか世界が大きく動いています。コロナと言う疫病のために。それなのに、ドラマの感想で良いのかとちょっとは思ったりもしますが、やっぱり時には気の重いことから離れてみるのも良いのかも知れません。
3月に見たスペシャルドラマの感想も、簡単ですが書いておこうと思います。
3月1日に、テレ朝「日曜プライム」で放送された「微笑む人」。
裏が「テセウス」と「パンダ」だったので、最初はまったくノーマークだったのです。ツイッターのTLをチラ見すると、まさにそのタグで感想が流れていました。「怖い」と。
ふと興味が沸きましたが、もう録画もしていないし良いかなと思っていたのですが、翌日の姉との電話で、そのドラマの話題になりました。
「見てないよ。」と言うと、見てもらいたかった、そして解説をして欲しかったと言うのです。もちろん、どのように捉えたのかと言うような感想とかを言うにとどまり、偉そうに解説など出来るものではありません。
ネットで検索をして、見てみました。
思わず、私の方が解説してもらいたいよと思ってしまいました。
あらすじ
『2018年9月16日、エリート銀行員・仁藤俊美(松坂桃李)が妻子と河原でピクニック中、突然妻子に手をかけた。
当初は水難事故と思われたこの事件は、目撃者の証言と妻・抄子(かんこ)の爪から検出されたDNAから仁藤による殺人と判明した。
仁藤が妻子殺害の動機を「本の置き場所が欲しかったから」と答えたため、「そんな理由で妻子を殺すはずがない」と世間の注目を集めた。』
それを週刊誌記者・鴨井晶(尾野真千子)が、その謎に迫っていくわけです。
妻と子ばかりではなく、銀行の先輩の変死に大学時代の友人の死、そしてそれは子供時代にまで謎が飛ぶのです。
そしてドラマは原作とは違う衝撃のラストを迎えてしまうのです。
松坂桃李と尾野真千子は良かったですよね~。
桃李さんは凄く今ノッテいますね。彼の「新聞記者」がアンコール上映しているので、観に行きたいなと思っているのですが、なかなか行く日が無くて、いまだに未見なのですが、是非見たいです。
ここまで書いて、その先の衝撃なラストはネタバレになるので書かないというのはどうかと思われるかもしれませんが、上記の過去の変死などがあったレベルについては、ネタバレであってもサスペンス的には想定内的な物なので大丈夫だと思うのです。
ただその先を書いてしまっては、これからネットレンタルで、または再放送時に見ようと思っている方の楽しみを奪ってしまうので止めておきますね。
ただ感想がネタバレなので、未見の方は下の《》を飛ばしてお読みください。
《どんどん恐ろしい展開になって行くわけですが、結局、それは推測の域を出ず結局は何もわからなかったのです。
テレビ前で首を傾げている所に、仁藤が言いました。『
。特に殺人などにおいては。』と。なるほどなぁと思いました。晶は最初は子供が同じ幼稚園だった繋がりで、仁藤とは「おやとも」、つまり親友になろうと提案するほどの好印象を持っていました。それでそんな訳はないと思っていたのです。だけれど、仁藤の過去を探るうちに、ある過程に辿り着きそれを記事にするのですが、それを仁藤に否定され、そのセリフを言われてしまうのでした。》だけどふと気が付いたら、このドラマはどうなっているのだと、分かりやすい解説などを他者に求めている自分がいたのでした。
深い深い物語でした。
そして3月15日に同じくテレ朝のドラマスペシャル「不協和音 炎の刑事vs氷の検事」
これ、面白かったです。29日まで無料で見る事が出来ます。 →ここからどうぞ
姉はこのタイトルを見た時に「ケイジ」と「ケンジ」の類似品のように感じたのですって。確かに、刑事と検事ですものね。同じように勘違いをした人もいたかもしれませんね。
だけどこちらは兄弟の物語で、コメディの部分はないので静かな物語だったと思います。推理部分もなかなか面白かったですし、取り調べのシーンも良かったです。
父はなぜ冤罪の生んでしまったのか。それは仕組まれたものだったのか。そのメインの部分が解決していないので、続編もあるのかも知れません。
橋での二人が去って行くシーンが良かったです。ニコリともしない二人でしたが、子供の時、慕い合っていた頃の二人の合図をする二人。
欄干を「コンコン」と叩けば、当たり前のように「コンコンコン」と叩き返して振り向きもせずに去って行く・・・・
この兄弟はイイナぁと感じさせてくれました。
是非続きが見たいです。
刑事の兄を田中圭、検事の弟を中村倫也。
そして予約受付中なのは
少々ドラマブログは飽きました。そうは言っても。週末には「スカーレット」が最終回ですね。
明日はお花見ブログにしようかなって、・・・・・なんと後2分で明日じゃないの~!!
・・・・