森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

麒麟がくる 第七回「帰蝶の願い」八回「同盟のゆくえ」

2020-03-08 23:49:07 | ドラマ (大河)

二回分の感想を書くと言っても、残念ながら二倍中身が濃いと言うわけではありません。

なにげに遅々として物語は進んでいないように見えて、実はゆるーくしっかりと進んでいるのですよね。

明智光秀の信長に仕える以前の資料が少ないゆえに、自由度が高いなと感じています。

帰蝶の夫になる人を見て来てと言う理由で、美濃に出掛けて行く光秀でしたが、実はそこで彼にとっての運命の人に出会わせるのですものね。

運命の人との対面・・・・

そりゃ、かっこ良くなくちゃね。だけど見方によってはうつけに見えなくてはならないわけで、たぶん、そのうつけって言うのは、変わり者と言う事なのかも知れませんね。

朝日と共ににこやかに現れて、獲った魚を切り身にして売る信長。

光秀は母から、すべては国の為ぞと言われるまで、あのような男に嫁ぐなどと悩んでいるようで、夫としての合格点はあげ辛いものがあったのかも知れませんね。

だけどこの時代の結婚観は、今とは違うはずです。

帰蝶こそ、最初から分かっていたのですよね。逃れられない自分の運命を。だけど光秀を今でも思っているがゆえに最後に自分の想いのままにしてみたかったのだと思いました。

 

帰蝶が去って、そして駒が去る。

帰蝶が去る時、光秀は書物の整理なんかしちゃって・・・・・。

 

「本当は、帰蝶さまを手放したくなかったのではないですか。」と光秀の気持ちに迫る駒。

自分の胸に問いただすような顔をして「そうかも知れぬ。」と言う光秀。

 

駒は光秀の心が自分にはないものと思って、涙をこらえて去って行きました。

 

ちがーう、こま~ !!!

ちがーう、光秀~ !!!

 

思わず心の中で叫びたくなるような気持ちになりました。

どんなに手放したくなかったとしても、その人は想ってはならない人。気持ちを切り離して書物の整理をしていた・・・・。気持ちを切り離せた人だったんだよ。

だけど、あの峠まで見送るよと言い、きっとそこにたどり着いたら、また少し先までと言ったかもしれない光秀。

そう言わせる想いは何なのかと、駒は思わなかったのでしょうか。

「そうかも知れぬ。だが」と「だが」と言わないのか光秀。

月の光の中で、駒が残したお手玉を見て何を思っていたのでしょう。

セリフであれやこれやと語らない光秀の本当の気持ちを分かろうとするのは、その辺のサスペンスよりも難しいなと思いました。

 

駒と帰蝶のキャピキャピ女子会風景や、道三の国衆には何にも伝わっていない熱き想い、また今回も帰蝶の婚姻が決まってハイテンションに喜ぶ道三、高政のあれやこれや(雑)、婚姻時に行方知れずになっている信長と見どころがいっぱいだったのですが、なんだかんだと言って、私の中ではあの光秀と駒との峠の入口での別れが一番印象強く感じてしまいました。

 

二人はどうなっていくのでしょう・・・・・・って、次回には後の正妻となる熙子が出てきちゃうわけだから、ああ、切ないなぁ。

 

 

コメント (2)
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逃げたか、2月 !

2020-03-08 01:02:02 | 梢は歌う(日記)

3月も7日も過ぎようとしていますので、そろそろ2月のおまとめ記事を書いておこうと思います。

2月はだいたい仕事的にはある種のヤマ場で、とにかくつべこべ言わずに目の前の仕事上の事をやり遂げなくてはなりません。

本当のヤマ場は1月と言えるかもしれませんが、まだ完璧に終了と言うわけにはいかず・・・・・・って、あまり仕事の事は露骨にはっきり書かないので、これでは何を言っているのか分からないと思いますので、はっきり言えば、高校受験のお手伝いをしてきました。もうここまで来るといきなりのジャンプアップはあまりない事で、大事な事は培ってきた能力をいかんなく発揮できることなのですよね。

ただ「自信ない歴」を何年も重ねて来て、3年になって初めて塾と言うところに来た子供などは、この一年でそうとうに実力を伸ばしたと言うのに、自分自身を信じられずに凡ミスを繰り返すのです。

なんだか精神論ばかり語り、檄を飛ばしつつ1,5か月。私自身が中身のない実力のない人になりつつあるような気がします。

それに加え、だいたい3月は燃え尽き症候群状態になっていて、今はボーっと空っぽ。

さあ、そこに新たなる何かを詰め込んでいくぞという意欲が出てくるのが4月くらいなんですね。

それなのにその空っぽ状態の私に、マンションのサークルの一年間の締めの事務処理を山のようにやれとお達しが来て、「あー、やりたくない。」「あー、めんどい。」と已む無くやっています。

そんな毎日を繰り返していると、「2月は何をやってたかな ?」とやはり思えて来て、「2月は逃げる」と言う言葉にしみじみと頷けるものを感じたのでした。

いや、私の事だからきっと何かやっていたに違いないと言う事で、おまとめ日記を書いていこうと思います。

毎度前置きが長いね♪

 

 ひとつ歳を重ねました。

2月1日の出来事の記事は→お約束の電話

下の画像は、星子さんから頂いたもので、錫で出来ているので柔らかく手で動かす事が出来、好きな形にして、フラワーベースにして使えるのです。劣化して折れてしまったら、ブレスレットとか指輪にも出来るそうですよ。トップ画像は、ベランダの薔薇などを入れて飾ってみたものです。

 

   

誰かに誕生日を覚えていてもらえるのって、嬉しいものですね♪

 映画

珍しく映画館には行けませんでした。「ジョジョラビット」とか見たかったのですが。

その代わり「おうち映画」では、なかなか良い作品に巡り合えたと思いました。

◎「鈴木先生」は公開時から見たかったのですが、単館上映で公開映画館が遠かったので行けなかったのでした。ただ今見ると、あまり面白くはなかったかも。だけど長谷川さんと太鳳ちゃんの、とあるシーンでの必死の形相を見る事が出来るのがツボかも。paraviで見ました。
他の方の映画評の星の数は悪くはありません。

私的にはこれは、知ってる公園、知ってる家、知ってる坂道などが映されていたことが最大の見どころでした。

◎「名探偵ピカチュウ」。実家にてレンタルで姉妹で見ました。映画公開時、ルート君を誘ったのに断られ見逃した映画でした。意外とフツウに面白かったです。なぜおじさんくさいピカチュウが存在したのか、ちゃんと理由も分かってなるほどでした。やっぱりピカチュウは可愛いですね。

そう言えば、ルート君ったら。私だって、その昔、君にアニメの「ピカチュウ」の映画に連れて行けと言われた時、いやいやだったんだぞ。だけど仕方がないから行ったんだよ。その恩も忘れてだな。。。。。まあ、あの時は映画館で二人で大泣きしたんだっけ(笑)

◎「ジョーカー」。同じく、姉妹で見ました。見ていたみんなの顔も歪みました。

「このフォアキン・フェニックスがアカデミー主演男優賞を取ったのよ。」と私が言うと、妹が

「うん、凄く納得だわ。そうに違いないと思ったわ。」と言いました。

誰が何を取ったのかなど、誰でも知っている情報と言うわけではないのですよね。アカデミー賞などは、意外とみんなが興味があるかと言うと、そうでもない情報だったりもすると感じる時がありますよ。映画好きさんには信じられない事だと思いますが。

彼の笑いは止まらない。だけどそれはまるで泣いているようです。そして楽しくてとっても幸せな夢を見て、それがすべて夢に過ぎなかったのだと気が付いた時の、あの虚しくてそして感じる絶望感とこの映画から感じさせられるものは同じような気がしたのでした。

その日の夜、布団の中に入っても「ジョーカー」の事で頭がいっぱいになってしまいました。

ふとピカチュウの可愛らしい「ぴかぴかぴかっ」と言う声が聞こえたような気がしましたが、「ゴメン、もう君の映画は私の中では消えちゃったよ。」と呟いてみた・・・・・なーんちゃって。

◎「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 実家から帰って来た翌日、やはりparaviでチケットを使ってみました。この映画、いろいろな所でツボにはまり、子供の時から映画好きだったので本当に面白かったです。ラストシーン一歩前のレオさんとブラピが侵入者と闘うシーンは、笑っちゃうと言ったら笑っちゃいましたが、タランティーノの映画らしくちょっと女性には残酷。「ウシャッ」とか言いつつ片目瞑りつつ見たと言う感じ。だけどラストシーンを見ると、もうそれだけでポイントを30ぐらい加算したくなるような衝動に駆られます。なんていうかタランティーノの優しさが伝わってくるような気がしました。

但し「シャロン・テート事件」を知らなければ、このポイント30の加算はないかも知れませんね。

この4作品の中では、実はこの作品が一番好きです。

ブラッド・ピットが助演男優賞を撮った作品です。

2月は、けっこうおうち映画をたくさん見ていて、まだありました。

◎「シャザム」。wowowにて。意外と思っていたより面白かったです。少年はやっと自分の家(居場所)を見つけ、そして「ただいま」と言うのです。ジーンとしました。

◎「ワンダー 君は太陽」Amazonプライムで。感動的ではあった。何も悪いところなどないです。素直に涙が出ました。

 

 お芝居

「髑髏城の七人 鳥」をようやく見る事が出来ました。parapiにて。そのサイト、何気に活用しています。

お話は一緒でもキャストが違うと違って見えるのが本当に面白いと思います。捨之介(すてのすけ)に 阿部サダヲ。アドリブ部分もとっても面白かったです。サダヲさんはハンサム過ぎない所が魅力的なのかも。

2月はたくさん録画しました。3月はそれらをみんな見て感想をアップして行きたいと思います。

 

 家族の事と2月の飾り→その記事は「2月の飾りはお雛様」

妹の退院祝いで15,16日と実家に帰ってきました。

凄く楽しいイベントになると楽しみにしていましたが、妹の一言でみんな心が重くなり、それを復活させるのに数日かかりました。それを例えば夫殿に言うと、「可哀想に、普通にものを考えられなくなっているんだな。」などと言うのです。そうかもしれませんが、元々の人間性ではないかと思うのです。

私は思います。いついかなる時も、自分の命を人質にしてはいけないのではないかと。

だからと言って、「それは違うよ。」と言ってしまっては、私は後に後悔してしまうのでしょうか。それともその人質の存在に負けて沈黙したことを後悔するのでしょうか。

今の私には分からない事です。

 お出掛け

今月の東京散歩は、「谷中散歩 その1」☆「谷中散歩 その2」☆「谷中散歩 その3「朝倉彫塑館」」

ルート君とも出掛けました。

「麒麟がくる」のロケ地、小目沼橋へ !」☆「「間宮林蔵記念館」からの鰻屋へ」

 

 ランチ日記(すでにアップしたものは覗く)

 

 

ブロンコビリーには2月には2回も行ったのね。サラダバーが魅力的なんだけれど、この前ビュッフェの所が何か言われていたから、ここもちょっと考え始めているかもね。←私がふと思っただけ。

 aun。

 居酒屋さんも、今は昼間ランチをやっているのですね。空いていて穴場かもと思いました。

 コメダのシロノワールを知らないと言うので、紹介しつつ頂きました。

ひとりで入った餃子さんの餃子ランチと、義母と頂いたガストのオムライス。

 

サークルのメンバーとご用があって出掛けました。入った中華屋さんは素敵な雰囲気(四川亭)

 

確かにランチ回数が多すぎるような気もします。だけど私の平日なんか

 賞味期限が切れてしまった災害用のドライカレーのアルファ米にお湯を入れて15分待つと言うのとか、昨日のカレーを食べていたりするのですからね。

 その他の暮らし

最近の私は「花追い人」になってどこかへ出かけていく事は、あまりなくなってしまいました。だけどやはり私は花追い人なのだと思います。2月中のお散歩は回数は多くなかったのですが、たくさんの花を見たように思いました。

それからあとはピアノのお稽古。なかなか上手く弾けません。

色鉛筆画は三枚目。

色鉛筆で点描の世界を描くことは難しいですね。目が行った先が明るい気分になれるようにと色づけしたので、そこだけはまあまあの出来だと思います。

 

と言うわけで、やっぱり2月もいろいろありました。

3月も楽しい毎日でありますように♪

(最後は雑なまとめになってしまったかも。(^_^;))

 


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