御家人からの人気も高くて、そして視聴者からの人気も高い和田殿の、和田合戦の序章。
政子が動き、そして実朝も動きました。
政子の「我が家の秘策」・・・(女装)でやって来た和田と実朝との会話は、ジワーッと来ました。
その手を取って、「ずっといてくれ。」「また獅子鍋を食べさせてくれ。」「鎌倉一の忠臣である。」。
鹿鍋じゃないのかとか、言ってみたりもする私ですが、このシーン、かなりジワーっとしましたよ。
実朝はどんどん本物の鎌倉殿になっていきますね。(逆にそれがなんか不安)
またその前に謹慎を言い渡されてしまった泰時も動きました。
みんなで助けて、ダーク義時も今回は引き下がったと言うのに・・・・・。
もちろん歴史の事実は変わらないにしても、
「ああ、これが水戸黄門のようなお気楽な時代劇だったら、いい感じこのまま終わるのになあ。」と、思わず思ってしまったのでした。
クライマックスは、「次週に続く」ですね。
いつもはBSで6時に見るのですが、今回は帰宅時間が遅くなって、8時の回に見ました。
先に見ていた夫殿が、「和田は可哀想だった。義時はますます悪人だった。」と言いました。
でも私は義時も可哀想だなと思ってしまったのでした。
せっかく、心が平穏でいられる流れになったのに、それを歴史は彼に赦してくれないのでした。
鎌倉の為、北条がてっぺんに居るため。
その為に彼は頼朝から学んだやり方で頑張っているのだと思います。
だけどお兄ちゃんだったら、北条のてっぺんをどうやって取り守ったと言うのでしょう。
きっとその答えは、泰時に生きざまに現れる様な気もするのです。
それから印象に残ったのは、実朝と千世のシーンです。
心を分かち合った二人は、良きパートナーになったと思います。だけどそれは、彼女の処女妻という点に蓋をした発言なのですよね。
だけどそれを歩き巫女が
「幸せ3割、寂しさが7割。」
「だけど10割寂しいよりかは良いだろう。」と。
(セリフは不正確ですが、)何やらホッとできるシーンでした。
だけど他の占いは恐ろしいものでした。
「みんな死ぬ。」とは、不穏ではありませんか。
他の髭面の遺体が累々と並ぶと。
髭面の・・・と言ったら、それは・・・・
というわけで、また次回に・・・。
(トップ画像は記事には関係のないものですが、和田殿の為に・・・。)