時には、秘密は封印された甕の中・・・・・という事も、ある得るかもしれない。
だけど、この「不都合な真実」は、犯罪だから。
暴かれるべき真実でしたよね。
それでも塩見の息子にとっては、あまりにも残酷な真実でした。
父も母も犯罪に手を染めたとなれば、警察官になりたいと言う彼の夢も潰えたわけでしょう。
何もここまで残酷な話にしなくても良かったのになと、私なんかは思ってしまったんですよね。
それでも「本当の事が分かって良かった。」と彼は思うかもしれませんが、簡単には泣いてスッキリなんて訳にはいかないと思うのです。
「けじめ」なんて言う綺麗ごとじゃなくて(それも気に入らない)、本当に死にたくなってしまうレベルの案件じゃないかと思うんですよね。
もちろん自分だったらと言う話ですよ。
だから、何か一つでも救いに繋がるエピソードが欲しかったです。
これは私の感想であって、「文句」と言うものではないですが、何か「こうであったら」という事を書いていると、文句を言っているような気持ちになってしまうのは、嫌な感じですね。でもついでながら言ってしまうと、引きちぎられたアクセサリーのパーツから犯人が・・・という流れは、個人的には好きにはなれないパターンです。
(答え合わせのように写真が飾ってあるしね。)
波岡一喜の羽柴刑事、癖があって、こう言う感じの役者さんが好きです。
好きだなと思ったもので、出来れば秘密を打ち明けられて、真実を知っているだけの人でいて欲しかったです。
もちろん、この羽柴は売人を紹介してしまって加担してしまったわけですから、彼もアウトですよね。
これ、すごい警察スキャンダルですよね。
世間も大騒ぎさ・・・・ってまったくならない雰囲気の「こでまり」でのラスト。
隠ぺいかな(笑)
イタミンは今週も良かったです。