果たして、父や母、または妹たちは、こういう旅行であると想像出来ていたのでしょうか。
さながら美術鑑賞旅行。
かく言う私さえ想像だにしていなかったのですから。
私が春ぐらいに思い描いていた、奈良旅行―
―鹿せんべいを持った私を鹿が囲み、早くよこせと脅迫されて、
「きゃあ、どうしたらいいの。」とはしゃいでるところを写真に撮って貰う。
―猿沢の池に映った五重塔を、ただ只管ぼんやりと眺める。
―大仏を見て「へえ~」と言う。
―そしてせいぜい斑鳩に行って、しゃれで柿を食う。もちろん夢殿は外せない。
そんな程度のノンビリ旅行。
ああ、こんなにノンビリなら父と母も誘うかな。こんな程度だから1泊2日。
ところが夏過ぎた頃知ったのですが、いつの間にか家族全員で行く事になっていました。
それに不満はないのですが、思い描いていたような旅行と言うわけには行かないのです。なぜなら妹などは友人と行く事になっていた奈良を取りやめて、家族の時間は大事と予定を組み入れてきたのです。
と言うことは、外せない、絶対に。あの例のせんと君ゾーン。
時間がなくて間近になってやりだしたことですが、日程を作るのに私と姉はかなり時間を費やしました。パズルを組み替えるように、見るもの行く順番に苦心し、そしてその過程で私たちは捨てられないそれぞれの欲を発見してしまったのでした。
のんびりぼんぼんだから誘ったはずなのに、自分たちの見たい知りたいと言う欲を捨てきれず、ぶんぶんと振り回してしまいました。
父や母、もしくは妹たちも今まで自分たちがしてきた旅行とはちょっと違った経験をしてしまったんじゃないかなとふと思いました。
夕食を、調べてあったところに行く事も既にイヤになっていた私たちは手軽に済ませ、ホテルにチェックインしました。自分の部屋に入った私は、ソソクサと着替えると、「もう後5秒で目を瞑らなかったら死ぬ。」と言うスピードでパタリと倒れこんだのでした。
だけど夜の仮眠はいつもの事で、その後目覚めて「龍馬伝」を見たり、掛かったお金の計算をしたり(何故だか私が会計)、ノンビリお風呂に入ったり、〆は「小田切響子の嘘」までちゃんと見て、「もうこんな時間なの!?」と言う姉の驚きの声と共に寝てしまいました。他の部屋にちゃらちゃら遊びにも行きたかったけれど、そんな元気だけは流石になかったですね。
ちなみに「龍馬伝」は良かったですね。蒼井優さんはちっとも美人とは思わないが(ごめんね)、その演技力に泣かされました。悲劇的展開でなかった事が嬉しかったのですが、弥太郎の「俺の前から消えてくれ」。もしこれが最後だったらと思うといろいろ考えさせられました。
と、なにげに感想を呟いたりして・・・^^
ちなみに10月31日は、私が始めて母になる事が出来た記念日でした。
翌日も、朝早くから動く事がポイント。6時起床、7時に朝食、8時に出発。テキパキテキパキ。
トップと上の画像は、ホテルから見た奈良駅前風景です。6時起床といいながら5時半ぐらいに起きてしまったんじゃないかな。夜明け前と、まだ街が動き出す前の風景。
朝食とお部屋。昨年の名古屋からホテルはビジネスに嵌っています。気軽さがたまりません。飲まないので割烹旅館などのリッチな食事が苦手と言う(量が)変わり者です。
そして奈良駅正面です。
11月1日、二日目。
ノンビリ奈良にでも行こうって、いったい誰が言った事やら・・・
さながら美術鑑賞旅行。
かく言う私さえ想像だにしていなかったのですから。
私が春ぐらいに思い描いていた、奈良旅行―
―鹿せんべいを持った私を鹿が囲み、早くよこせと脅迫されて、
「きゃあ、どうしたらいいの。」とはしゃいでるところを写真に撮って貰う。
―猿沢の池に映った五重塔を、ただ只管ぼんやりと眺める。
―大仏を見て「へえ~」と言う。
―そしてせいぜい斑鳩に行って、しゃれで柿を食う。もちろん夢殿は外せない。
そんな程度のノンビリ旅行。
ああ、こんなにノンビリなら父と母も誘うかな。こんな程度だから1泊2日。
ところが夏過ぎた頃知ったのですが、いつの間にか家族全員で行く事になっていました。
それに不満はないのですが、思い描いていたような旅行と言うわけには行かないのです。なぜなら妹などは友人と行く事になっていた奈良を取りやめて、家族の時間は大事と予定を組み入れてきたのです。
と言うことは、外せない、絶対に。あの例のせんと君ゾーン。
時間がなくて間近になってやりだしたことですが、日程を作るのに私と姉はかなり時間を費やしました。パズルを組み替えるように、見るもの行く順番に苦心し、そしてその過程で私たちは捨てられないそれぞれの欲を発見してしまったのでした。
のんびりぼんぼんだから誘ったはずなのに、自分たちの見たい知りたいと言う欲を捨てきれず、ぶんぶんと振り回してしまいました。
父や母、もしくは妹たちも今まで自分たちがしてきた旅行とはちょっと違った経験をしてしまったんじゃないかなとふと思いました。
夕食を、調べてあったところに行く事も既にイヤになっていた私たちは手軽に済ませ、ホテルにチェックインしました。自分の部屋に入った私は、ソソクサと着替えると、「もう後5秒で目を瞑らなかったら死ぬ。」と言うスピードでパタリと倒れこんだのでした。
だけど夜の仮眠はいつもの事で、その後目覚めて「龍馬伝」を見たり、掛かったお金の計算をしたり(何故だか私が会計)、ノンビリお風呂に入ったり、〆は「小田切響子の嘘」までちゃんと見て、「もうこんな時間なの!?」と言う姉の驚きの声と共に寝てしまいました。他の部屋にちゃらちゃら遊びにも行きたかったけれど、そんな元気だけは流石になかったですね。
ちなみに「龍馬伝」は良かったですね。蒼井優さんはちっとも美人とは思わないが(ごめんね)、その演技力に泣かされました。悲劇的展開でなかった事が嬉しかったのですが、弥太郎の「俺の前から消えてくれ」。もしこれが最後だったらと思うといろいろ考えさせられました。
と、なにげに感想を呟いたりして・・・^^
ちなみに10月31日は、私が始めて母になる事が出来た記念日でした。
翌日も、朝早くから動く事がポイント。6時起床、7時に朝食、8時に出発。テキパキテキパキ。
トップと上の画像は、ホテルから見た奈良駅前風景です。6時起床といいながら5時半ぐらいに起きてしまったんじゃないかな。夜明け前と、まだ街が動き出す前の風景。
朝食とお部屋。昨年の名古屋からホテルはビジネスに嵌っています。気軽さがたまりません。飲まないので割烹旅館などのリッチな食事が苦手と言う(量が)変わり者です。
そして奈良駅正面です。
11月1日、二日目。
ノンビリ奈良にでも行こうって、いったい誰が言った事やら・・・