「風のガーデン」の最終回に感動したので、昨日の夜に感想を書きたいと思っていましたが、日常の暮らしに追われて、書けませんでした。
それに夜は「流星の絆」の最終回だったでしょ。忙しかったのもあるけれど、疲れてしまったというのが本音です。おしゃべりよりも睡眠を選択。でも、寝たのは2時過ぎだったのですが・・・。
このシーズンはたくさんドラマを見ていたので、まとめて感想を書こうと思っていました。何も「SCANDAL」の最終回を待つこともないかなと思って私なりの纏めです。
今シーズン、たくさんドラマを見たのは夜になると襲ってくる腰痛のお陰です。主婦業放棄してソファで横になっていたからかもしれません。だから時々寝てしまうのですよね。でも最終回はかなり真剣に見ていましたよ。
感動した「風のガーデン」ですが、我が家では緒方拳さんの追悼の意味をこめて見始めたように思います。本当のこというと、倉本聰さんの世界が苦手です。世間では絶大な人気を誇る「北の国から」シリーズも、ほとんど見たことがありません。別に批判はありません。見ていないので感想がありません。単なる食わず嫌いと言った所です。だからなのか二、三回見たら飽きてしまいました(特に夫が)。私もそのテンポと美しい写真集をめくって行く様な映像が眠気を誘います。
ところがある日、そのウツラウツラから目覚めたら貞美の生前葬をやっていました。「こ、これは~」と衝撃を受けましたね。でもそれは久しぶりに帰ってきた貞美を歓迎するための友人たちが仕掛けたものだったのです。後でこのとき貞美が死に直面していたことを知って、彼らは落ち込んだと言っていましたが、最終回の時緒方さん演じる貞三は「喜んだことでしょう。」と伝えます。
私はこの物語を、真剣にのめり込んで見たわけではありませんでしたが、所々に宝石のようなきらめきが隠されていたように思いました。
このドラマに平原綾香の歌は必須だったと思います。街角から自然に聞こえてきた彼女の歌声。いつかそんな風に聞いてもらいたいと彼女が言った時、それが叶うのかわからない寂しさがありましたが、願いが叶って良かったとしみじみしました。
ほとんど臨終に近い頃、貞美が父と娘に心情を語ります。
「あちらの世界があったらサインを送る。」
「あちらの世界で本物の大天使ガブリエルに会ったら、まず一言言う。『あのよ(世)~!』」
このセリフには本当にまいりました。本当に笑ってしまいました。そして泣きました。
そしてこの時の会話ほど、緒方さんを見ていて凄いなと言う思いと不思議な気持ちがしました。貞美のセリフは緒方さんのセリフ。今はもういない彼が、死に逝く子供の手を取って励ましているのです。・・・・・・。
貞美のサインが知りたくて、ラストのシーンまで真剣に見てしまいました。
ガーデンに死んでしまった子犬が岳をいざないます。そこには一面の青い花が。でもくっきりと貞美が居たバスのあとを残して。そう言えば、夫が何か撒いていたと言いました。父は二人の子供の為に、布石を打っていたのですね。ありがちな奇跡的に描かれなかったことが、かえって素敵でした。でも、その時の子犬は、アの死んでしまった犬の化身でしょうか。送ってくれたサインは犬だったのかと思いました。
夫が言いました。
「『あのよ~!』って言えたんだな。」と。
昨日の「流星の絆」「篤姫」と「相棒」を抜かしたら、一番楽しみにしていました。なんたって面白い。私にとってはクドカンワールドに外れなし(今のところ)
でも、これをクドカンではなく主演を山田孝之君でやったらどういうドラマになったのだろうと、ふと思ってしまいました。ちょっと今は想像したくないかな。少なくともハンカチは必要になったかも。
シリアスな内容を軽妙に描いたこのドラマは、泣き虫kiriyにも涙は不要でした。
要潤のスキップ、アクセル~、おはぎさん・・
たくさんありすぎて、かえって忘れてしまった嵌りどころ。
とりあえず近いうちに作ってみようかな。市販のルゥを使って。
ハヤシ・ド・ライス。
「SCANDAL」は明日最終回。OPのあの女達の眩しさと話の内容のギャップの凄さが、違和感ありまくりでした。OPの彼女達のはしゃいだような笑顔と派手な眩しさは、映画の「セックス・アンド・ザ・シティ」を連想させるものがありましたが、そういう企画にしたのは流行り物に飛びついたという感が、拭い去れませんでした。そのギャップ以外は、物語はなかなか面白いものだったと思います。
波が起きるから見えてくるものがある。虚飾が剥ぎ取られる時もある。そんな物語だったと思います。
最終回で、そんな~という驚く事が起きてももう感想を書きませんが、OPの眩しい笑顔に彼女達の物語の終わりが結びつけばいいのになと思っています。
好きと言えば、実は「Room of king」のようなお話がお気に入りです。ちょっとシュール? あの時間帯だから面白かったのかもね。
「チームバチスタの栄光」はさらに引っ張りましたね。ところでこの時間帯の次の予告編が気になりますよ。なんかメンバーが凄くないですか?
でも今週印象深かったのは、やっぱり「相棒」でした。その視聴率は19.6でした。ファンなので20にいかなかったのが、ちょっと悔しいかしら。でも、世間様の興味はかなり高かったと思います。
Gooさんのランキングで742位にくい込みました。ランキングに入った事は報告したことはありませんが、初めてのことではありません。でも常連ではもちろんありませんので、久し振り。(今日見に行ってもないですよ。)
なんとなくご報告したくなってしまったのは、それが「相棒」の記事で入ったからです。読んでくださった方には、つたない文で申し訳ないと思いますが、「好き」の共有と言う感じがして、嬉しかったです。
という訳で、私のドラマブログウィークは終わりです。
それに夜は「流星の絆」の最終回だったでしょ。忙しかったのもあるけれど、疲れてしまったというのが本音です。おしゃべりよりも睡眠を選択。でも、寝たのは2時過ぎだったのですが・・・。
このシーズンはたくさんドラマを見ていたので、まとめて感想を書こうと思っていました。何も「SCANDAL」の最終回を待つこともないかなと思って私なりの纏めです。
今シーズン、たくさんドラマを見たのは夜になると襲ってくる腰痛のお陰です。主婦業放棄してソファで横になっていたからかもしれません。だから時々寝てしまうのですよね。でも最終回はかなり真剣に見ていましたよ。
感動した「風のガーデン」ですが、我が家では緒方拳さんの追悼の意味をこめて見始めたように思います。本当のこというと、倉本聰さんの世界が苦手です。世間では絶大な人気を誇る「北の国から」シリーズも、ほとんど見たことがありません。別に批判はありません。見ていないので感想がありません。単なる食わず嫌いと言った所です。だからなのか二、三回見たら飽きてしまいました(特に夫が)。私もそのテンポと美しい写真集をめくって行く様な映像が眠気を誘います。
ところがある日、そのウツラウツラから目覚めたら貞美の生前葬をやっていました。「こ、これは~」と衝撃を受けましたね。でもそれは久しぶりに帰ってきた貞美を歓迎するための友人たちが仕掛けたものだったのです。後でこのとき貞美が死に直面していたことを知って、彼らは落ち込んだと言っていましたが、最終回の時緒方さん演じる貞三は「喜んだことでしょう。」と伝えます。
私はこの物語を、真剣にのめり込んで見たわけではありませんでしたが、所々に宝石のようなきらめきが隠されていたように思いました。
このドラマに平原綾香の歌は必須だったと思います。街角から自然に聞こえてきた彼女の歌声。いつかそんな風に聞いてもらいたいと彼女が言った時、それが叶うのかわからない寂しさがありましたが、願いが叶って良かったとしみじみしました。
ほとんど臨終に近い頃、貞美が父と娘に心情を語ります。
「あちらの世界があったらサインを送る。」
「あちらの世界で本物の大天使ガブリエルに会ったら、まず一言言う。『あのよ(世)~!』」
このセリフには本当にまいりました。本当に笑ってしまいました。そして泣きました。
そしてこの時の会話ほど、緒方さんを見ていて凄いなと言う思いと不思議な気持ちがしました。貞美のセリフは緒方さんのセリフ。今はもういない彼が、死に逝く子供の手を取って励ましているのです。・・・・・・。
貞美のサインが知りたくて、ラストのシーンまで真剣に見てしまいました。
ガーデンに死んでしまった子犬が岳をいざないます。そこには一面の青い花が。でもくっきりと貞美が居たバスのあとを残して。そう言えば、夫が何か撒いていたと言いました。父は二人の子供の為に、布石を打っていたのですね。ありがちな奇跡的に描かれなかったことが、かえって素敵でした。でも、その時の子犬は、アの死んでしまった犬の化身でしょうか。送ってくれたサインは犬だったのかと思いました。
夫が言いました。
「『あのよ~!』って言えたんだな。」と。
昨日の「流星の絆」「篤姫」と「相棒」を抜かしたら、一番楽しみにしていました。なんたって面白い。私にとってはクドカンワールドに外れなし(今のところ)
でも、これをクドカンではなく主演を山田孝之君でやったらどういうドラマになったのだろうと、ふと思ってしまいました。ちょっと今は想像したくないかな。少なくともハンカチは必要になったかも。
シリアスな内容を軽妙に描いたこのドラマは、泣き虫kiriyにも涙は不要でした。
要潤のスキップ、アクセル~、おはぎさん・・
たくさんありすぎて、かえって忘れてしまった嵌りどころ。
とりあえず近いうちに作ってみようかな。市販のルゥを使って。
ハヤシ・ド・ライス。
「SCANDAL」は明日最終回。OPのあの女達の眩しさと話の内容のギャップの凄さが、違和感ありまくりでした。OPの彼女達のはしゃいだような笑顔と派手な眩しさは、映画の「セックス・アンド・ザ・シティ」を連想させるものがありましたが、そういう企画にしたのは流行り物に飛びついたという感が、拭い去れませんでした。そのギャップ以外は、物語はなかなか面白いものだったと思います。
波が起きるから見えてくるものがある。虚飾が剥ぎ取られる時もある。そんな物語だったと思います。
最終回で、そんな~という驚く事が起きてももう感想を書きませんが、OPの眩しい笑顔に彼女達の物語の終わりが結びつけばいいのになと思っています。
好きと言えば、実は「Room of king」のようなお話がお気に入りです。ちょっとシュール? あの時間帯だから面白かったのかもね。
「チームバチスタの栄光」はさらに引っ張りましたね。ところでこの時間帯の次の予告編が気になりますよ。なんかメンバーが凄くないですか?
でも今週印象深かったのは、やっぱり「相棒」でした。その視聴率は19.6でした。ファンなので20にいかなかったのが、ちょっと悔しいかしら。でも、世間様の興味はかなり高かったと思います。
Gooさんのランキングで742位にくい込みました。ランキングに入った事は報告したことはありませんが、初めてのことではありません。でも常連ではもちろんありませんので、久し振り。(今日見に行ってもないですよ。)
なんとなくご報告したくなってしまったのは、それが「相棒」の記事で入ったからです。読んでくださった方には、つたない文で申し訳ないと思いますが、「好き」の共有と言う感じがして、嬉しかったです。
という訳で、私のドラマブログウィークは終わりです。
今季は私もたくさんドラマを見てました。すごく共通していたので嬉しかったです。
『風のガーデン』最終回感想にもひどく迷走してしまいました。
>緒方拳さんの追悼の意味をこめて見始めた
>本当のこと言うと、倉本聰さんの世界が苦手です。
私もそうです。そして、「生前葬」のところで殴られたような衝撃を受けたのも一緒です。なんだかkiriyさんと感覚が似ているところが多かったので嬉しくなりました。
「あのよー」は良かったですね。序盤に1回出して親父ギャグだと思わせ、最終回に効果的に再登場。全編に散りばめられたユーモアのセンスが、良くある不治の病モノとは違う深さ感じさせてくれました。
悪い癖で、いろいろと疑問を持ってしまったりもしたのですが、それは自分のところで書いているのでよろしければ・・・。
素晴らしかった緒方さんの笑顔が今も心に残ります。
実は私、きのこさんの「風のガーデン」の生前葬の記事を読んでいました。なにぶん寝ていて起きたら「生前葬」だったので(笑)、私も友人たちが分かっていてやっているのかと勘違いしてしまいました。なので吃驚しました。いったいどういう経緯でそんなことになってしまったのかと思いました。後で違うのかと分かっても意外と納得しました。貞三が言うとおり、いずれにしても貞美はきっと喜んだでしょうね。
いつか人は必ず死ぬと言うお約束。
自分が死んだ後も、変わらずに世界は存在している。それってなんとなく分かるけれど、想像し辛い世界だと思うんです。
生前葬や擬似結婚式は、そんな世界を垣間見させると言う印象的なエピソードのように思いました。しかも淡々としていて、劇的ではないところが、このドラマの凄い所ですね。
だからなのか、貞美がいなくなってしまった後も、時が静かに普通に流れ、それでも彼の不在の存在感が伝わってきたと言う印象的なラストに感動しました。それはそのまま緒方さんに「=」のような気がして、彼の遺作に相応しい作品だったと思います。