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3月3日に「森の美術館」の所蔵展vol.11に行ってきました。
「森の美術館」は2016年8月に開館された新しい美術館で、そして流山市大字大畔という比較的近所にあります。
その美術館の存在を知ってから数か月がたってしまいましたが、一度は訪れてみたいリストに入れてありました。
一度行ってみて道などを覚えてしまうと、二度三度訪れたいと思う場所になりました。
ただ裏に竹林はあっても、森の中にあるわけではないなと思いました。
でもこの私設美術館の館長は森忠行さん。
ああ、なるほど。
確かに、「森の」「美術館」だったんだなと納得しました。
この「所蔵展」、とっても良かったです。
佐藤みちる「アテナのオリーブの木」
撮影がOKだったので、たくさん撮ってきました。
若い人の作品も多かったのも良く感じました。
一枚ずつも撮って来たのですが、ただ、見てお分かりだと思うのですが、ガラスに反射して写真でお見せするのは厳しいかなと思いました。
橋本大輔さんの絵を見ながら、ホキ美術館に訪れた事などを思い出していました。
ただあの時写実的絵画に感じた迷いのようなものはまったく感ぜず、その若さに未来の光を思う事が出来ました。
塗師祥一郎 「冬の石狩」
塩澤海斗 「幼い頃に見た風景」
次の絵は、あまりにも映り込みが酷いので何とかならないのかの一枚です。写真じゃなくて肉眼でも、この絵を素でまともに見られません。
でも文句ばかりを言う為に載せたのではありません。
作者が観に来たらちょっと嫌な気分になるだろうなと思いながら、うつり込んだ風景は光を放ち、ちょっと不思議なコラボが出来上がっていたのです。
後ろの背景の椅子に、髪の長い美しい人が座っていたら、違う作品が出来上がっていたかも知れませんね。
(だけどやっぱり要工夫・・・・かな)
良いよね。
好きだなぁ。
そして
塚越仁慈さんのスペインの絵を見ていたら、本当に何処かに行きたくなってしまいました。
写真は全作品撮ってきたわけではありませんが、思っていたより楽しくて堪能できました。
そして驚くことに、そこで昔の知人のお姉さんにバッタリ会い、次に繋がる何かを見つけたような気がしました。
その人は私の事は覚えていなかったけれど、私は覚えていました。
昔、知っていた頃のその人は40代で、ズバズバと言う物言いが、年の離れていた私にはガサツな感じがした人だったのです。ところがばったり出会ったその人は、とっても美しく感じました。きっと深くお話をしたら、ズバズバの物の言い方は同じかもしれません。
だけど物腰柔く、いい印象が残りました。
「良い感じに歳を取ったよね。」と友人が言いました。
素敵だなと、私は思いました。
その日の「花より団子タイム」。
おおたかの森に戻って来て、イタリアンのお店に入りました。
トリュフのカルボナーラ。
トリュフって食べた記憶がないから、「わーい」みたいな気持ちになって頼んでみたけれど・・・・
これって・・・
まぁいいか。これに感想など言わなくても(笑)
あっ、いや、パスタ自身は美味しかったです!!