この花、変わっているでしょ。ヒスイカズラっていうんですよ。このフィリピン原産の翡翠葛は、大船フラワーガーデンにて写されたそうですが、5月頃になると、温室のある植物園で結構見ることが出来るみたいです。
私は千葉県野田にある清水公園の花ファンタジアで見ました。普通なら、この花を見て、「へえ」とか「ふーん」で5分ぐらいの話題だと思うのだけれど、私たちだと、こんな花見ても盛り上がってしまいます。大体口火を切るのは私ですけれど。
「此花って、まさに南海の島に咲く花にふさわしいわね。」
そうそう、なんて言うみんなの同意なんかを得ると、私は黙ってはいられません。
「私の中ではね、『南海の・・』というのと『南の海の・・』というのでは全然違うイメージなんだ。」と言うと、それも分かるような気がする、なんて答えが返ってきます。
―わかってくれるんだなあ、だから友達、長い間やってるのかも知れない。多少いやなところには目を瞑って。。。おいおい、それはお互い様だろって。。
それで、「南海の」のイメージです。
そうそう、この「南海の」の「の」は切り捨ててはいけない助詞です。「南海」ではまた生活に密接イメージがありますね。南海ホークスとか、南海電鉄とかを思い出してしまいます。テレビをつければ、南海キャンディーズのしずちゃんがバンなんてね。
―南海の、そこにある島は何でもありの島だ。例えば花々も、見たことも無いような色鮮やかなものが咲いている。翡翠葛なんて地味なものだ。花に劣らず派手な鳥たちが、木々の梢でケケケケとかタァタァタァとか鳴いている。
うっそうとした密林を切り開いていくと、水溜りのような沼がある。でもその沼は、なぜか湯気がたっていたり、底なし沼だったりする。
何処の火山帯に入るのか判らないが、火山があったりする。又は、海底火山とか。その海に住むのは、何でそんなに育っちゃたのか解らないような大海老や大蛸だったりする。
出遭った原住民は一見恐ろしげだが、ワーワー言いながら酋長の所に御案内するだけの親切な人たちだ。また酋長は何でも知っているような含蓄のあるような顔をしている。それで、そこにはなぜか宝田明なんかがいる。・・・おや~
またその島には、驚くような人種が住んでいて島の守り神になっている。その見たこともないような人はテレパシーで話してくれるので、原住民とのコンタクトも問題ない。
しかも、原住民が頼りにしている御神体は、なんと巨大・・・蛾。
「モスラ~や、モスラ ♪」 ・・・ああ、やっぱり。 ―
「南海の」そのイメージは、私の中では南海の孤島インファント島そのものなのかも知れないですね。どこかにありそうでありえない夢の島です。でも、映画の「モスラ」シリーズでは「南海の」と言う言葉がタイトルに使われているのは「南海の大決闘」だけですが。エビラとモスラとゴジラまで出ます。インファント島のお隣の島はレッチ島。いかにもと言う名前で良いでしょう。
だけど、怪獣の話はまた次の「映画だい好き☆☆」のときに書きたいと思っています。
でも、おまけ。
「では、みなさん、さん。次はお茶でも飲みに行きましょうか、か。」
なぜか、一人ではもってみたりして。
「ええええ。行き行きましょう。」と友達も乗ってくれたりして。
良かったわ~♪友達も私同様のアホで。。。 ラッキー