薫が兼高の妻に会いに行くラスト、ジーンと来ました。
前回も、OPを含めて音楽の事が話題になっていましたが、やっぱり音楽って大事ですね。ラストのシーンにジーンときたのも、音楽による所が大きいような気がします。
しかし、ショックな内容でしたね。
前回の1話では、動機や背景がさっぱり分からなかったのに、その予告とサブタイトルを見たとき、嫌な予感がしました。サブタイトルの「悪意の不在」って、かなりのヒントになっていませんか。予告編でもアレって言う所がありました。でも、ふと感じた嫌な予感に、私は蓋をしてしまいましたよ。だって、そんなの嫌だー。
でも、「相棒」ファンの皆様は、かなり予想していましたね。同じように思った方がいっぱいいらして、やっぱりそうなのかなと、ある意味覚悟してみていました。
だから
「ああ、なんだ、そうだったのか~。」と言うショックさはありませんでしたが・・・
「ああ、やっぱりそうだったのか・・・。」と言う、ショックさはありました。
角田課長の大河内さんの呼び出しシーンは、やっぱり今回でしたね。味方ではなく、自称見張りだったんですって。しかも、それを自分で報告しているわけですから、大河内さんの呼び出しは、やっぱりほとんど意味を成していないわけです。しかも、
「俺の目は盗みやすくて良いだろう。」なんて、いいですね
「シンガポール 空」の「空」を「そら」ではなく「から」と読むことに気がついた、右京の盛り上がり方は面白かったですね。薫も角田課長も付いていけてないという感じでした。
だけど、その「シンガポール から」と言い、二着の背広と言い、繋がって良く面白さは見応えがありました。
ただ、やっぱりなぜ兼高は殺されなくてはならなかったんだろうと思ってしまいます。
正義のための悪は存在しない・・・
だけど、目の前の死んでいく飢えた子供たち、放置された子供たちを身近に見たり感じたりしている者の危機感と、満腹で机の前に座りながら思う正義とは、温度差が生じても不思議はないのかもしれません。
正義のための悪は存在しない・・・
でも、釈然としないものを、どうしても感じてしまいます。
それはきっと、病んでいる国の中にある根に巣食う「悪」が放置されているからかも知れませんね。「相棒」レベルではないですが。
東京の夜景は綺麗でしたね。
追記<11月1日>
やっと眠くない時間に、PC前に座れました。
それで、ちょっと追記です。
音楽情報がHPに出ていましたが、薫が兼高の奥さんに会うところの音楽は、姫神「神の祭り、風の歌」と言うアルバムの中の「赤道伝説」と言う曲だったのですね。
ここでサワリだけですが視聴できます。→ココ
いい歌ですね
場面にぴったりで 思わず調べてダウンロードしました シンガポールの現地の歌かと思ってましたが 日本の歌なんですね
意外でした
不思議な彼らの歌声には、思わず耳も心も澄ましてしまいます。
そしてこの音楽、薫ちゃんのシーンにあっていましたよね、本当に。
もうすぐ新シリーズが始まりますね。楽しみ♪