【「日本伝統工芸展」に行きました。】と言う記事に書きましたが、9月19日、そのイベントが行われている日本橋三越を離れて、皇居にある「三の丸尚蔵館」に行きました。
ちょっと失敗したと思ったのは、この「花鳥風月ー水の情景・月の風景」展もとっくに終わってしまったと思い込んでいたのですが、実際は20日まで開催されていたのです。もっと早くに記事を書けば良かったなと思いました。
だけど私的にはこの皇居にこんな場所があることを、つい最近まで知らなかったので、「こんなところがあるの知ってた?」と言う気持ちがメインだったので、ちゃんと把握してなかったのですね。
次回は ↓
これはこれで、なんか魅力的。
いや、いつもなら、こう言うのは良いやと思う方なのですが、ちょっと興味深くなることがこのイベントの中であったのです。
それはこのコーナにての出来事。
いつもなら、このような文書のコーナーは「ふーん」とか言って、早々立ち去るのですが、この時あるご婦人がそこに居た人たちに紙の説明をしていたのです。
あまりに詳しく面白いので、思わず聞き耳を立ててしまいました。
何かのツアーのガイドさんかしら。
それとも、ここの学芸員かしら。
なんとその方は、紙について詳しいマニアックな方だったのです。
思わず私は「ご一緒にお聞きしていても良いですか。」と聞いてしまいました。
その方は是非にとおっしゃってくださったので、その興味深い説明を聞いていたわけですが、平安の時代から色褪せない魅力を放っている紙に対して、急に興味が出てしみじみと見入ってしまいました。その方に出会わなければ、わざと染められた紙を古さゆえのシミなのだと勘違いをして立ち去ってしまったかもしれません。
その時に、その日にご一緒していた友人が、次回のイベントについて説明を聞いていて、「文書」と言うのも面白いものだなと感じたのでした。
では、
この先は順を追っての写真日記です。
この日もめちゃくちゃ暑くて、全身汗のシャワー状態でした。
でも美術館の中は涼しくてホッとしました。
やっぱり若冲は、見覚えがあるって感じですね。
「雪月花」、上村松園作なんですって。
美しいですよね。
あとは皇居の中をウロウロと散策して帰ってまいりました。
江戸城に天守が再建されたら・・・・
本音を言うと、今更要らないのではとか思ってしまうわけですが、もしも復元されたら、きっとワクワクして行くかもしれません(笑)
暑くてぐったり。
でも楽しい一日でした。